四十路の選択

タイトルは『鷹の選択』にならって『四十路の選択』としました。

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【強いチームをつくりたい人向け】 真のチームづくりの法則が学べます。

 

今回のオススメ本は、『今いるメンバーで「大金星」を挙げるチームの法則』です。

 

本書は、強いチームをつくりたい方へオススメです。

ジャイアントキリングというサッカー漫画の主人公である「監督・達海猛の流儀」を素材に、一見奇抜に思える彼の言動のウラにどういう思考プロセスがあるのかを探りつつ、チームづくりの視点を体系的にまとめられています。

真のチームづくりの法則が学べます。

ひとつでも多くのグループが真のチームに成長し、夢中で仕事をする人が増え、世の中がさらに元気になることを願って著者は本書をまとめられています。

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チームワーク7つの力

本書で紹介されているチームワークの7つの力は、以下になります。

(1)1.1力 モチベーションあふれるチームをつくる

(2)凸凹力 個の強みを活かすチームをつくる

(3)予測力 息の合ったチームをつくる

(4)アシスト力 信頼し合うチームをつくる

(5)気づき力 自ら考え、行動するチームをつくる

(6)面白化 夢中で遊ぶチームをつくる

(7)三方よし力 大きなチームをつくる

 それぞれの力について詳しく知りたい方は、ぜひ本書を手にとってみてください。

 

著者について 

今いるメンバーで「大金星」を挙げるチームの法則――『ジャイアントキリング』の流儀

今いるメンバーで「大金星」を挙げるチームの法則――『ジャイアントキリング』の流儀

 

 著者は、ECコンサルタントの方です。

Eコマースのみならず、チームづくりや理念づくりまで幅広く活動されています。

「自走型人材」の成長を支援されています。

2008年からは、Eコマースの実践コミュニティを主宰しています。

 

チームの法則

本書には、チームの法則がまとめられています。

 第1章 新チーム始動――ステージ1 フォーミング

 第2章 巻き起こる嵐――ステージ2 ストーミング

 第3章 チームワークの誕生――ステージ3 ノーミング

 第4章 生き物みたいなチーム――ステージ4 トランスフォーミング

 

ここからは、本書のオススメページを紹介していきます。

 

1.1力「モチベーションあふれるチーム」をつくる

◆97ページ~105ページ◆

チームの雰囲気が0.9または1.1になったとして、レギュラー11人で計算すると、

0.9の11乗=約0.31

1.1の11乗=約2.85

サブの選手やコーチングスタッフも含めて30人で計算すると、

0.9の30乗=約0.04239

1.1の30乗=約17.4

となります。

1.0と比べてそれぞれ0.1の差が、掛け合わせるとこんなに大きな違いを生みます。チームづくりを考えるときに、ここで大事なのは、「相手を1.1にするコミュニケーションをするか、0.9にするコミュニケーションをするか」ということです。

  

相手を1.1にするコミュニケーションをする

これはすごく納得しました。

チームは掛け算なのですネ。

プラス0.1になるような「言葉」や「行動」を心がけていきましょう。

もしかしたら、日々の人生も掛け算なのかもしれませんネ。

 

達海の流儀「1.1力」編

◆110ページ~118ページ◆

以上の4つ「声をかける」「受け入れる」「見ている」「意味を与える」が、ほめなくても相手の自己重要感をアップさせられるワザです。ストーミングに突入すると、どうしても0.9な雰囲気になります。だからこそ、これらの「1.1コミュニケーション」を全員が意識することによって、スムーズに乗り越えやすくなるものです。

 

「声をかける」「受け入れる」「見ている」「意味を与える」

職場で仲間に「声をかけ」、仲間の仕事ぶりを「受け入れ」、よく「見る」ようにします。

そして、仲間の仕事ぶりに対して「意味を与える」よう心掛けましょう。

 

達海の流儀「気づき力」編

◆192ページ~196ページ◆

問いを与えることによって、「自分なりの回答を待っている状態」という「理想」が設定されたことになります。それに対して、「まだ回答を持っていない状態」という「現実」もハッキリするので、「ギャップ」ができるわけです。正解を教えないのは、教えた時点でギャップが埋まってしまうからです。具体的なやり方を指示すればするほど、「ギャップがない状態」をつくり出していることになるので、自分で考えて動かなくなっていくのは当然の因果と言えます。気づき力をアップさせるには、「常に」「自分ごととして」「理想と現実のギャップを持ち続ける」ことが重要です。

 

理想と現実のギャップを持ち続ける

人は、ギャップがあれば、そのギャップを埋めるために考えます。

そして「考えること」が気づき力にアップにつながります。

自分自身に問いを投げかけ、ギャップがある状態を楽しみましょう。

 

おっさんの選択            

本書から学んだチームの法則のポイントは以下の3点です。

 1) 相手を1.1にするコミュニケーションをすること。

 2) 「声をかける」「受け入れる」「見ている」「意味を与える」こと。

 3) 理想と現実のギャップを持ち続けること。

 

やっちゃえ!オッサン!おっさん は「まだまだ、やりますよ!」。

そしてあなたも「まだまだ、やれますよ!」。いっしょにがんばりましょう!!

                       

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。また遊びにきてください。

よろしくお願いいたします。