【売れる営業を目指している人向け】 売れる営業になるための工夫が学べます。
今回のオススメ本は、『「売れる営業」に変わる40のちょっとした工夫』です。
本書は、売れる営業を目指している方へオススメです。
本書には、「売れる営業」「売れ続ける営業」になるための工夫がまとめられています。
著者が営業で心がけていたのは、「人とちょっとだけ違うことをやってみる」ということだったそうです。
そして、感覚ではなく、自分なりに「工夫」をすることで、見込み客のランクを見極める方法を生み出したそうです。
本書には、その方法が具体的にまとめられています。
著者について
8年連続№1 宮地式「売れる営業」に変わる40の“ちょっとした工夫"
- 作者: 宮地幸夫
- 出版社/メーカー: 大和出版
- 発売日: 2016/06/16
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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著者は、リクルートOBの方です。
1980年、リクルート入社し、30歳でリクルートグループ取締役に就任されます。
リクルートグループMVP受賞など、在籍期間中は常に桁ちがいの実績を残されています。
その後、1996年に一部上場企業に転職し、執行役員に就任されます。
自ら大型取引を新規で開拓し、売上げとブランド力の向上に大きく貢献されています。
売れる営業になる工夫
本書には、売れる営業になる工夫がまとめられています。
第1章 最大の難関も驚くほどスムーズにクリアできる!
―アプローチの“ちょっとした工夫”
第2章 100の出会いが100のチャンスにつながる!
―初回訪問の“ちょっとした工夫”
第3章 自然とお客さまとの距離がグッと近づく!
―商談の“ちょっとした工夫”
第4章 お願いしなくても、思わずお客さまがうなずく!
―クロージングの“ちょっとした工夫”
第5章 お客さまとの関係が深まり、リピートになる!
―アフターフォローの“ちょっとした工夫”
第6章 心から実感、営業ほど楽しい仕事はない!
―自分磨きの“ちょっとした工夫”
ここからは、本書のオススメページを紹介していきます。
いま、ニーズがあるかどうかは無視していい
◆56ページ~59ページ◆
どのお客さまに、どれくらいの力を入れてフォローするか?この見極めが「売れる営業」になれるかどうかの分岐点です。そこで、私の見極め方をお伝えすることにしましょう。私は、以下の視点でお客さまを見極めるようにしていました。
(1)直近「1ヵ月以内」に結論が出る可能性がある
(2)直近のニーズはないが、お客さまの課題に対して自社の商品(サービス)で対応できる
(3)ニーズもないし、お客さまの課題も自社の商品(サービス)では対応できそうにない
当然ですが、(1)はだれでも即フォローすることでしょう。ここで大事なことは、(2)のお客さまをどのようにフォローするかです。私の場合は、フォローの頻度を3つに分けていました。
A毎週、電話を入れる
B 1ヵ月に2回、電話を入れる
C 1ヵ月に1回、電話を入れる
見込み度(感覚でかまいません)に応じて、ざっくりA~Cのお客さま群に分けるわけです。そのうえで、「だれに、いつ連絡を入れるか」を手帳の日付欄に全部記入し、電話できたかどうかを、チェック(レ)していきます。これを続けていくと、お客さまをフォローする習慣が自然と身につきますし、フォロー忘れもなくなります。
フォローの頻度を3つに分け予実管理する
これは早速取り入れます。
おっさんの場合は、以下の観点で分けるようにします。
A:毎週、メールする
B:月1回、メールする
C:隔週で、ハガキを出す
資料を読まないお客さまに資料を読ませる方法
◆64ページ~67ページ◆
私自身、お客さまに渡す資料の大事なポイントには必ず付箋を貼り、必ず読んでもらいたい部分には、マーカーを引くようにしていました。なぜか?まず、付箋は「このページを見て」ということをお客さまに目に見える形で示してくれます。そして、マーカーは「ここを読んで」ということをお客さまに伝えてくれます。もちろん、商談後に付箋を貼ったり、マーカーを引いたりしてはいけません。お客さまに渡す資料は事前に準備しておくのです。
資料へ付箋を貼りマーカーを引く
今までは、付箋しかしていませんでした。
これからはマーカーも引くようにします。
「ちょっとした違い」でも、積み重ねることで、「大きな違い」になるのでしょう。
売上目標を確実に達成する究極の秘訣
◆184ページ~187ページ◆
それは、売上目標を3ヵ月ではなく、2ヵ月で達成するものとしてとらえる……。具体的には、2ヵ月で達成することを基準に、お客さまの見込み数、見込み度、行動数を期初に試算するようにしたのです。そして、その目標数字に徹底してこだわりました。しかも、この目標数字というのは、売上目標の数字ではありません。2ヵ月で達成するための「行動目標数字」です。
行動目標数字にこだわる
月末に当月の行動実績を振り返り、次月の行動目標を立てるようにします。
「行動はウソをつかない」、行動していれば、後から売上がついてくると思います。
おっさんの選択
本書から学んだ売れる営業になるポイントは以下の3点です。
1) フォローの頻度を3つに分け予実管理すること。
2) 資料へ付箋を貼りマーカーを引くこと。
3) 行動目標数字にこだわること。
やっちゃえ!オッサン!おっさん は「まだまだ、やりますよ!」。
そしてあなたも「まだまだ、やれますよ!」。いっしょにがんばりましょう!!
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。また遊びにきてください。
よろしくお願いいたします。