【なかなか働く気になれない人向け】 脳が目覚める習慣が学べます。
今回のオススメ本は、『脳が目覚めるたった1つの習慣』です。
本書は、なかなか働く気になれない方へオススメです。
脳には、シンプルで本能的な欲求が備わっています。
それは、「幸せになりたい!」という欲求です。
しかし、忙しい現代人は、脳に備わっている生物として当たり前の欲求を無視しがちです。
だから、脳の活動が停滞した状態になってしまい、働く気になれないのだそうです。
脳の特性を知って、それに逆らわない方法を身に付ければ…
・仕事で成果を上げること
・時間を効率的に使うこと
・人間関係を豊かにすること
・ストレスに強い心身をつくること などができるようになると著者はいいます。
「脳が目覚めるたった1つの習慣」とは、「自分にとって心地いいことや楽しいことを積極的にやる」ことです。
本書では、その脳が目覚める習慣が学べます。
著者について
著者は大学教授の方です。
大学病院の加齢核医学科長として画像診断に取り組むかたわら、大学の研究所などで脳のMRI画像を用いたデータベースを作成し、脳の発達や加齢のメカニズムを明らかにする研究者としても活躍されています。
脳が目覚める習慣
本書には、脳が目覚める習慣がまとめられています。
【はじめに】 脳の特性を知れば、すべてがうまくいく!
【prologue】 脳を目覚めさせるたった1つの習慣とは?
【chapter1】 STEP1 好奇心を掻き立てる
【chapter2】 STEP2 コミュニケーションを楽しむ
【chapter3】 STEP3 有酸素運動で海馬を大きくする
【chapter4】 脳力を損なうストレスを管理する
【chapter5】 不安から自由になり、今を生きる
【epilogue】 人生を楽しむ勇気を持つ
ここからは、本書のオススメページを紹介していきます。
好奇心の正体は「自分を幸せにしてくれるもの」
◆46ページ~48ページ◆
この幸せを味わいたくて、「もっと自分を幸せにしてくれるものを探しに行きたい!」と、脳は常々思っています。これが「好奇心」の正体のようです。つまり、好奇心をもって生きることこそ脳を喜ばせて、脳力を目覚めさせる鍵なのです。「見たい」「聞きたい」「知りたい」「やりたい」とあなたが感じるとき、脳は自分が今よりよく生き延びられる可能性を感じてワクワクしています。
好奇心をもって生きる
最近、「ワクワク」することが減ってきている感じがします。
今よりよく生きるために「ワクワク」することを見つけられるよう好奇心をもって生きていきます。
Give and Giveが最高のリターンをもたらす
◆86ページ~88ページ◆
つまり、先に相手を信頼して尽くす態度を見せることが、自分の脳を活性化させ、将来的に相手から多くの信頼と投資を得ることにつながるというわけです。世の中には損をしたくないばかりに、「Give and Take」をモットーとしている方が少なくないかもしれません。ですが、コミュニケーションにおいては「Give and Give」のほうが、結局は自分に返ってくるものが多いようです。
先に相手を信頼して尽くす
おっさんの場合、営業の仕事においては「Give and Give」を心がけています。
お客様から「ありがとう」と感謝されるだけで十分な気持ちになります。
「見た目」と「脳の健康度」は一致する
◆110ページ~112ページ◆
聞き上手だったり、褒めるのがうまかったり、コミュニケーションが得意な人の脳にはある特徴があります。「前頭葉」が発達しているのです。コミュニケーションを行う際は、脳のあらゆる領域をまんべんなく使いますが、なかでもよく使うのが「前頭葉」です。脳の画像を見ると、コミュニケーションが得意な人は、この部分が非常に発達しているのがわかります。
「前頭葉」を発達させる
「前頭葉」を発達させるためには、コミュニケーションの腕前を上げていけばいいようです。まずは聞き上手になり、相手を喜ばすことに集中してみます。
おっさんの選択
本書から学んだ脳が目覚める習慣のポイントは以下の3点です。
1) 好奇心をもって生きること。
2) 先に相手を信頼して尽くすこと。
3) 「前頭葉」を発達させること。
やっちゃえ!オッサン!おっさん は「まだまだ、やりますよ!」。
そしてあなたも「まだまだ、やれますよ!」。いっしょにがんばりましょう!!
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。また遊びにきてください。
よろしくお願いいたします。