【知的生産性を向上したい人向け】 情報収集法や発想法が学べます。
今回のオススメ本は、『知的生産の技術』です。
本書は、知的生産性を向上したい方へオススメです。
本書には、著者のフィールドワークなどの経験に基づいた知的生産の技術がまとめられており、情報収集の仕方、そこからの発想の仕方などが学べます。
著者について
「情報産業」という言葉の名づけ親でもあるそうです。
知的生産の技術
本書には、知的生産の技術がまとめられています。
1 発見の手帳
2 ノートからカードへ
3 カードとそのつかいかた
4 きりぬきと規格化
5 整理と事務
6 読書
7 ペンからタイプライターへ
8 手紙
9 日記と記録
10 原稿
11 文章
ここからは、本書のオススメページを紹介していきます。
この本のねがい
◆19ページ~20ページ◆
知的生産の技術について、いちばん肝心な点はなにかといえば、おそらくは、それについて、いろいろと考えてみること、そして、それを実行してみることだろう。たえざる自己変革と自己訓練が必要なのである。
色々と考えてみる
まずは、物事を鵜呑みにせず、「何故だろう?」と問いかけることから始めます。
発見の手帳
◆24ページ~26ページ◆
わたしが「手帳」に書いたのは、「発見」である。毎日の経験のなかで、なにかの意味で、これはおもしろいとおもった現象を記述するのである。あるいは、自分の着想を記述するのである。それも、心覚えのために、短い単語やフレーズを書いておくというのではなく、ちゃんとした文章で書くのである。ある意味では、それはそのままで小さな論文-ないしは論文の草稿-となりうるような性質のものであった。
「発見の手帳」をつくる
前述の何故だろう?と問いかけ、考えた内容を「発見の手帳」へ書いていきます。
創造的読書
◆113ページ~115ページ◆
読書において大事なのは、著者の思想を正確に理解するとともに、それによって自分の思想を開発し、育成することなのだ。わたしは、読書というものは、電流の感応現象のようなものだと思っている。ひとつのコイルに電源を流すと、もうひとつのほうのコイルに、感応電流という、まったく別の電流が発生する。両者は、直接にはどこもつながっていないのである。大切なのは、はじめにながす電流ではなくて、あとの感応電流のほうなのだ。これをうまくとりだすことによって、モーターははじめて回転しはじめるのである。
創造的読書を行う
「コイルの巻=読書(著者の思想の理解)」、「感応電流=自分の思想」です。
読書を続けていけばコイルの巻が太くなり、発生する感応電流は大きくなります。
そして、この感応電流が大きなモーターを回転させ、大きな成果につながります。
おっさんの選択
本書から学んだ知的生産の技術のポイントは以下の3点です。
1) 色々と考えてみること。
2) 「発見の手帳」をつくること。
3) 創造的読書を行うこと。
やっちゃえ!オッサン!おっさん は「まだまだ、やりますよ!」。
そしてあなたも「まだまだ、やれますよ!」。いっしょにがんばりましょう!!
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。また遊びにきてください。
よろしくお願いいたします。