四十路の選択

タイトルは『鷹の選択』にならって『四十路の選択』としました。

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【もっと幸せになりたい人向け】幸せな選択のコツが紹介されています。

 

今回のオススメ本は、『幸せな選択、不幸な選択』です。

本書は、もっと幸せになりたい方へオススメです。

本書には、幸せの要素である「快楽」「やりがい」のどちらが自分の生活には多いかを見きわめ、足りない方を補って「バランスを取る」ための方法が紹介されています。

これを実践すれば、今よりもっとポジティブな感情を経験できるかもしれません。

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幸せって何だっけ何だっけ

著者は、「幸せは、快楽とやりがいが持続すること」と定義しています。

まずは、生活全般を「評価」するのではなく、いま「経験」していることに注意を向けるべきだと言います。

「快楽」「やりがい」が長期的に見て「バランスが取れている」状態が幸せなのです。

おっさんの幸せは、「周りの人が喜んでいる顔を見られること」です。

 人間の本能のままに生きつつも、合理的で賢い選択を行い、人生の満足度を高める方法を知りたいという方は本書を手にしてみてください。

 

著者について 

幸せな選択、不幸な選択――行動科学で最高の人生をデザインする

幸せな選択、不幸な選択――行動科学で最高の人生をデザインする

 

 著者は、行動学の教授です。

英国家統計局および米国科学アカデミーに対し、国民調査で幸福度を測定する手法について助言をされています。

 自分が幸せであるかどうかは、全体像を写した「スナップ写真」で捉えるのではなく、実際に経験していることを継続的に映し出した「映像」として捉えるとよいと著者は説明されています。

幸せは一瞬の出来事ではなく、経験の積み重ねということなのでしょうか?

分かるような、分からないような・・・

 

幸せな選択

本書には、幸せな選択の方法がまとめられています。

 第1章 幸福とは何か?

 第2章 幸福について知っていること

 第3章 幸福をもたらすものは何か?

 第4章 なぜもっと幸せでないのか?

 第5章 幸福を決断する

 第6章 幸福を設計する

 第7章 幸福を実行する

 第8章 なりたい自分になる

 

ここからは、本書のオススメページを紹介していきます。

 

注意を正しく配分しよう

◆164ページ~165ページ◆

私たちの多くが最大限幸せになれない根本的な理由は、できるだけ多くの快楽とやりがいを経験できるように注意を配分していないからだ。私たちに行動を起こす意欲を与えて幸せにしてくれるものを正しく見分けられず、間違ったものに注意を向けていれば、私たちが最大限幸せになれないのも当然のことだろう。自分の選択がもたらす結果ではなく、目の前のことに注意を向けてしまっていると、幸せをもたらさない選択をしてしまうのも無理はない。そして、私たちの信念と行動が矛盾していたり、あるいは自分自身に非常に高い期待をかけていたりすれば、そしてそもそも自分自身を受け入れることすらできなければ、簡単に不幸に陥ってしまうだろう。

 

快楽とやりがいを経験できるように注意する

最大限幸せになるために「快楽(自分が楽しいこと)」「やりがい(人の役に立つこと)」を最大化し、かつ「バランスが取れる」ように注意します。

 

時間を再現する

◆181ページ~187ページ◆

そろそろ「では、どうすればいいのか?」という至極まっとうな質問が出てきそうだ。必要なものをうまく際立たせるには、第2章で説明した方法に沿って一旦再構築法(DRM)を実践し、自分の幸福の日誌を記してみてはどうだろう。次の表の空白の枠を埋めてみてほしい。少々煩わしいかもしれないが、少なくとも一度やってみれば、あなたの時間の使用法に注意を向けるうえで役立つはずだ。

 

再構築法を実践する

再構築法とは、「やっていたこと」毎に、「開始時刻」「終了時刻」「誰とやっていたか?」および「快楽(0-10で評価)」「やりがい(0-10で評価)」を記録していくことです。

EXCELを利用すると、1日を簡単に振り返えられそうです。

 

マルチタスクは禁物

◆246ページ~249ページ◆

注意散漫がダメージとなる理由は、それによってスイッチング・コストが必要になるからだ。スイッチング・コストとは、あるタスクから別のタスクへ移行する際に必要となる注意エネルギー量のこと。注意を向ける対象を変えるたびに、脳は注意を向け直す必要があり、心的資源に負担をかける。それまでやっていたことを中断して携帯メールやツイート、Eメールを始めると、その際に注意エネルギーをタスクの切り替えに使うことになる。これを頻繁にやれば、注意エネルギーの蓄えはあっという間に枯渇し、本当にやりたいことに集中するのがよけいにむずかしくなる。仮に本当にやりたいことがとても楽しいもしくはやりがいのある行動であったら、そこにかぎられた注意しか向けられないとなると、幸福度は下がってしまう。

 

注意散漫にならない

これは気を付けないといけません。

おっさんは、何かに取り組みながら、他の事を考えたりすることがよくあります。

スイッチング・コストが発生しまくりでした。

今の経験に集中するようにします。

 

おっさんの選択            

本書から学んだ幸せな選択のポイントは以下の3点です。

 1) 快楽とやりがいを経験できるように注意すること。

 2) 再構築法を実践すること。

 3) 注意散漫にならないこと。

 

やっちゃえ!オッサン!おっさん は「まだまだ、やりますよ!」。

そしてあなたも「まだまだ、やれますよ!」。いっしょにがんばりましょう!!

                       

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。また遊びにきてください。

よろしくお願いいたします。