【なかなか変われない人向け】 変わることが学べます。
今回のオススメ本は、『「変わる!」思考術』です。
本書は、なかなか変われない方へオススメです。
「何のために行動するのか」、というしっかりとした目的をもって、一歩を踏み出し、振り返る、これを繰り返していけば、変わっていけるのでしょう。
本書には、「変わることの大切さ」、「どうすれば変わることができるのか」といったことがまとめられています。
著者について
著者は、失敗学の先生です。
2001年より、文部科学省「失敗知識活用研究会」の実行委員会統括も務めています。
2002年より特定非営利活動法人「失敗学会」を立ち上げ初代会長にも就任されています。
変わること
本書には、変わることがまとめられています。
序章 現象の見方、考え方を変えなければなにも変わらない
第1章 転換思考のすすめ
第2章 変わる必要性を理解する
第3章 社会の仕組みがわかると変わることは怖くない
第4章 変われない人は損をする
第5章 なにをどうすれば変わることができるのか
第6章 失敗に対する見方を変える
第7章 まわりを変えるにはどうすればいいのか
終章 幸せの基準はひとつではない
ここからは、本書のオススメページを紹介していきます。
なぜ「独立した個」にならなければいけないのか
◆38ページ~40ページ◆
いずれにしても、どんなときにもどんな状況にもうまく変わるためには、毎日の生活のなかでいろんなことを考えながら体験をして学び、質的にも異なる具体的な解決策となるものをたくさん集めておくしかありません。だからこそ変わるためには、自分の意志で行動し、考え、決断をする、独立した個になることが必要なのです。
自分の意志で行動し、考え、決断するサイクルを繰り返す
まずは行動(DO)してみて、その後考え(CHECK)、決断する(ACTION)、このDCAのサイクルを繰り返すことが「独立した個」になるための近道だと思います。
変わるために、とにかくやってみる(DO)、それから振り返って(CHECK)、改善(ACTION)してみます。
会社を出ても活躍できる人になる
◆137ページ~139ページ◆
理想をいえば、日頃から努力することで、自分でものを考え、行動しながら新しい価値をつくったり動かせる能力を身につけるのが一番です。このような能力を身につければどんな業種に行っても活躍が期待できるので、会社という枠から出ても高い評価を得られるからです。こうした努力は誰もが等しくできるものではありませんが、実際にそこまでなることはできないにしてもひとつの目標としてまず行動してみるくらいのことはすべきです。結局、行動しないことには始まらないのです。実際にやってみてそれが失敗に終わったとしても、それは失敗経験をもとにして別の可能性を考えられる状態だといえます。それだけでも、なにもしないときとは比べものにならないくらい進歩しているのです。
一歩を踏み出す勇気と、結果を振り返る素直さを育てる
ここでも「まず行動すること」が提案されています。
変化を起こすためには「まず行動すること」から始まるのでしょう。
一歩を踏み出す「勇気」と、結果を振り返る「冷静さ」を育てていきます。
失敗は失敗の元である
◆183ページ~185ページ◆
失敗によって心が傷ついてもあきらめることなく、なんとかしようとする強い意欲を持ち、いつも細心の注意を払いながら物事を観察しているからこそ、次のチャレンジのときに失敗経験を生かして自らを成功へと導くことができるのです。それができない人にとっては、失敗はいつまでも「失敗の元」でしかありません。「失敗は成功の母」にするには、自分自身で考えて自分の責任で行動する、独立した個に変わるしかないのです。
失敗してもあきらめない
「なんとかしようとする強い意欲、それが失敗を成功に導く原動力になる」そのためには、「何のために取り組むのか」という目的と「何としてもやりきる」という覚悟が大切なのでしょう。
さらに、行動していて起こる全てのことは「自分の責任」と受け止めながら、前へ進んでいけば、必ず道が開けてくるのでしょう。
おっさんの選択
本書から学んだ変わることのポイントは以下の3点です。
1) 自分の意志で行動し、考え、決断するサイクルを繰り返すこと。
2) 一歩を踏み出す勇気と、結果を振り返る素直さを育てること。
3) 失敗してもあきらめないこと。
やっちゃえ!オッサン!おっさん は「まだまだ、やりますよ!」。
そしてあなたも「まだまだ、やれますよ!」。いっしょにがんばりましょう!!
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。また遊びにきてください。
よろしくお願いいたします。