四十路の選択

タイトルは『鷹の選択』にならって『四十路の選択』としました。

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【マーケティング担当者向け】 売れる商品に変える手法が学べます。

 

今回のオススメ本は、『あっ、買っちゃった。』です。

マーケティング担当者へオススメです。

本書には、著書が提案されるCHに基づき、あなたの会社の商品を売れる商品に変える手法がまとめられています。

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CHとは

「CH=カスタマー・ハピネス」です。

そして、このカスタマー・ハピネスは、購入時における「期待による幸福」と使用時における「浸る幸福」の2種類の幸福感によって構成されています。

脳内ホルモンが分泌している状態で、その幸福感は、忘れられない記憶となります。

 

著者について 

あっ、買っちゃった。 一瞬でお客に反応させる快感マーケティング

あっ、買っちゃった。 一瞬でお客に反応させる快感マーケティング

 

著者は、経営者の方です。

2002年に市場調査、商品企画、販促企画、デザインディレクションなど、コンシューマー・マーケティング全般を扱う会社を設立されます。

その後、2006年に「マーケティングが人を幸福にできる」としたCH(カスタマー・ハピネス)という独自の理論のもとにコンシューマー・インサイトに力を入れて活動する会社を設立されます。

 

カスタマー・ハピネス

本書には、カスタマー・ハピネスの理論がまとめられています。

 第1章 売れない理由がわからない男たち

 第2章 なぜあの人は買ってしまうのか?

 第3章 「レシート」は女の衝動を知っていた!

 第4章 「レシート」に隠された買い物の心理

 第5章 「期待感」を創り出して衝動買いを起こさせろ!

 第6章 あなたにもできる「期待による幸福」の創り方

  

ここからは、本書のオススメページを紹介していきます。

 

「買ってしまう」は無意識の”快”が呼び起こす

◆47ページ~49ページ◆

買い物の話にもどると、何らかのキーワードやイメージから、過去の”快”の記憶にアクセスが起こったとき、”買ってしまう”という行動が起こるんです。まったくわからないものには反応できません。だからこそ、日本女性の多くが意識の奥に持っている”快”の記憶を掘り起こすことが大切なのです。さらに言うと、花やリボンなどは日本に限らずフラ  ンスでもアメリカでも中国でも、女性が反応するモチーフと言えます。無意識にまで注目して女性の本音の欲張りを知り、女性の本音の欲望を知り、女性が買ってしまうものを考えることで、あなたはきっと価格競争に巻き込まれない優位なビジネスが展開できるはずです!

 

過去の"快"の話を聞く

マーケティングを考える際は、お客様の過去の”快”の話を聞くことからはじめるといいのでしょう。

 

(「レシート」は女の衝動を知っていた!)まとめ

◆103ページ◆

(1)買い物は、大きく分けると「期待消費」と「納得消費」に分かれる。「期待消費」とはCHの「期待による幸福」が瞬時に起こり、反応しているもの。女性の買い物は、そそられて買う「消費期待」が非常に多い。

(2)「納得消費」で多いのは、「簡単」「便利」と「安い」「お得」である。簡便性を求める流れは今後も勢いを増すと思われる。ただし似たものを買う場合も多く、この商品でなくてはと思ってもらうためには、もうひと工夫必要。

(3)売る側は断然「期待消費」されるものを目指すべき!「納得消費」したものには何の愛着もなく、別の商品に取って代わられる可能性が高い。

  

「期待消費」されるものを目指す

「期待消費」には、購入に至るまで、そして購入後にも、お客様一人ひとりの“快”を伴う物語があると思います。その物語が「期待消費」を促すヒントになるのでしょう。

 

(「レシート」に隠された買い物の心理)まとめ

◆129ページ◆

(1)買い物は、大きく分けると「関係消費」と「私消費」に分けられる。「関係消費」は、自分がそそられて買っているのではない。女性の買い物は、この「関係消費」が非常に多い。そして「関係消費」でも幸福になるのが女性である。

(2)「関係消費」には、ストレス解放型のものもある。深い痛みに届くキーワードやシンボルの開発が重要である。

(3)「関係消費」には、「一諸に○○する」「みんなと一緒に○○する」というパターンが多く見られる。この場合は、幸福なイメージ創りが欠かせない。

  

「関係消費」を理解する

おっさんも、「コレを買って帰ると、家族が喜ぶだろうなぁ」と考えながらお土産を買って帰ることがあります。

これも「関係消費」ですネ。

 

おっさんの選択            

本書から学んだカスタマー・ハピネスのポイントは以下の3点です。

 1) 過去の快の話を聞くこと。

 2) 「期待消費」されるものを目指すこと。

 3) 「関係消費」を理解すること。

  

やっちゃえ!オッサン!おっさん は「まだまだ、やりますよ!」。

そしてあなたも「まだまだ、やれますよ!」。いっしょにがんばりましょう!!

                       

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。また遊びにきてください。

よろしくお願いいたします。