四十路の選択

タイトルは『鷹の選択』にならって『四十路の選択』としました。

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【文章を書くのが苦手な人向け】「伝わる」「揺さぶる」文章の書き方が学べます!

 

今回のオススメ本は、『伝わる・揺さぶる!文章を書く』です。

本書は、文章を書くのが苦手な方へオススメです。

著者が提案する「文章の7つの要件」について分かりやすく説明されています。

「伝わる」「揺さぶる」文章の書き方が学べます。

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伝わる文章書けていますか?

おっさんは、書けていません。

それは、「文章の7つの要件」をきちんと考えていなかったからです。

これからは、この要件を考えてから文章を書くようにします。

 

著者が言う「文章の7つの要件」とは以下になります。

 1)意見-あなたが一番言いたいことは?

 2)望む結果―だれがどうなることを目指すのか?

 3)論点―あなたの問題意識はどこに向かっているか?

 4)読み手―読み手はどんな人か?

 5)自分の立場―相手から見たとき、自分はどんな立場にいるか?

 6)論拠―相手が納得する根拠があるか?

 7)根本思想―あなたの根本になる想いは何か?

 

著者について 

伝わる・揺さぶる!文章を書く (PHP新書)

伝わる・揺さぶる!文章を書く (PHP新書)

 

 著者は、教育出版会社で小論文通信教育の企画・編集・プロデュースに携われた方です。2000年に独立され、講演・執筆活動などを手がけられています。

 

伝わる文章の書き方が学べる

本書には、「伝わる文章」「揺さぶる文章」の書き方がまとめられています。

 第1章 機能する文章を目指す

 第2章 7つの要件の思考法

 第3章 伝わる・揺さぶる!文章の書き方―実践編

 第4章 より効果を出す!テクニックー上級編

 第5章 その先の結果へ

 

ここからは、本書のオススメページを紹介していきます。

 

望む結果を意識して各方法

◆57ページ~63ページ◆

何のために書いているのか、わからなくなってしまったら、次の順序で、自分に問いかけてみよう。1.自分は今何を書いているのか?書こうとしているのか?2.だから、何なのか?それは読み手にとってどんな意味があるのか?3.読み手にどうなってもらいたいのか?そのためにどう書けばよいのか。

 

「WHAT」「SO WHAT」「HOPE」を問いかける

文章を書く前、書いている途中、書いた後に、この「WHAT」「SO WHAT」「HOPE」の3つを繰り返し、問いかけながら、自分が書く文章のレベルアップを図るようにします。

 

テーマと論点は違う

◆68ページ~70ページ◆

そう、読み手は、まだあなたの意見を読んでいなくても、問いの立て方だけで、あなた独自の見方・センスを感じ取るのだ。独自性の発見に、論点はよく機能する。

 

「読み手の関心」と「自分の伝えたいこと」の重なるキーワードを考える

本書には、事例として雑誌「BRUTUS」のタイトルが紹介されています。

・男性ファッション「なぜ、日本男子はカジュアルが下手なのか?」

・グルメ「人はなぜ、焼肉屋を教えたがるのか?」

・住まい「東京23区に家を建てられますか?」

確かに、このタイトルの文章は、読んでみたいと思いますネ。

読み手の興味を惹きそうなキーワードが上手く盛り込まれています。

 

思考停止ポイントを発見する

◆207ページ~211ページ◆

編集の新米のころの自分は、いただいた原稿への感想に、「素晴らしい」を連発していた。若い私には、本当に「素晴らしい」のひと言に尽きたのだ。しかししばらくして、自分にボキャブラリーがないために「素晴らしい」に逃げていることに気がついた。そこで私は、自分に「素晴らしい」使用禁止令を出した。「素晴らしい」という形容詞が使えないのは、ものすごく苦しいことだった。それにより、いつも以上に時間をかけて原稿をよく読むことが必要になった。どこに魅力があるか?なぜ魅力があるか?それをどういう言葉で表現するか?そういったことを、普段いかに考えてこなかったかがわかった。「素晴らしい」が私の思考停止ポイントだったのだ。

 

いつも使っている形容詞を使用禁止にして伝えてみる

いつも使っている形容詞を使用禁止にすると、その内容を具体的に伝える必要が生じるので、伝える力がアップしそうです。試してみましょう。

 

おっさんの選択            

本書から学んだ伝わる文章の書き方のポイントは以下の3点です。

 1) 「WHAT」「SO WHAT」「HOPE」を問いかけること。

 2) 「読み手の関心」と「自分の伝えたいこと」の重なるキーワードを考えること。

 3) いつも使っている形容詞を使用禁止にして伝えてみること。

 

やっちゃえ!オッサン!おっさん は「まだまだ、やりますよ!」。

そしてあなたも「まだまだ、やれますよ!」。いっしょにがんばりましょう!!

                       

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。また遊びにきてください。

よろしくお願いいたします。