【文章を書くのが苦手な人向け】「伝わる」「揺さぶる」文章の書き方が学べます!
今回のオススメ本は、『伝わる・揺さぶる!文章を書く』です。
本書は、文章を書くのが苦手な方へオススメです。
著者が提案する「文章の7つの要件」について分かりやすく説明されています。
「伝わる」「揺さぶる」文章の書き方が学べます。
伝わる文章書けていますか?
おっさんは、書けていません。
それは、「文章の7つの要件」をきちんと考えていなかったからです。
これからは、この要件を考えてから文章を書くようにします。
著者が言う「文章の7つの要件」とは以下になります。
1)意見-あなたが一番言いたいことは?
2)望む結果―だれがどうなることを目指すのか?
3)論点―あなたの問題意識はどこに向かっているか?
4)読み手―読み手はどんな人か?
5)自分の立場―相手から見たとき、自分はどんな立場にいるか?
6)論拠―相手が納得する根拠があるか?
7)根本思想―あなたの根本になる想いは何か?
著者について
著者は、教育出版会社で小論文通信教育の企画・編集・プロデュースに携われた方です。2000年に独立され、講演・執筆活動などを手がけられています。
伝わる文章の書き方が学べる
本書には、「伝わる文章」「揺さぶる文章」の書き方がまとめられています。
第1章 機能する文章を目指す
第2章 7つの要件の思考法
第3章 伝わる・揺さぶる!文章の書き方―実践編
第4章 より効果を出す!テクニックー上級編
第5章 その先の結果へ
ここからは、本書のオススメページを紹介していきます。
望む結果を意識して各方法
◆57ページ~63ページ◆
何のために書いているのか、わからなくなってしまったら、次の順序で、自分に問いかけてみよう。1.自分は今何を書いているのか?書こうとしているのか?2.だから、何なのか?それは読み手にとってどんな意味があるのか?3.読み手にどうなってもらいたいのか?そのためにどう書けばよいのか。
「WHAT」「SO WHAT」「HOPE」を問いかける
文章を書く前、書いている途中、書いた後に、この「WHAT」「SO WHAT」「HOPE」の3つを繰り返し、問いかけながら、自分が書く文章のレベルアップを図るようにします。
テーマと論点は違う
◆68ページ~70ページ◆
そう、読み手は、まだあなたの意見を読んでいなくても、問いの立て方だけで、あなた独自の見方・センスを感じ取るのだ。独自性の発見に、論点はよく機能する。
「読み手の関心」と「自分の伝えたいこと」の重なるキーワードを考える
本書には、事例として雑誌「BRUTUS」のタイトルが紹介されています。
・男性ファッション「なぜ、日本男子はカジュアルが下手なのか?」
・グルメ「人はなぜ、焼肉屋を教えたがるのか?」
・住まい「東京23区に家を建てられますか?」
確かに、このタイトルの文章は、読んでみたいと思いますネ。
読み手の興味を惹きそうなキーワードが上手く盛り込まれています。
思考停止ポイントを発見する
◆207ページ~211ページ◆
編集の新米のころの自分は、いただいた原稿への感想に、「素晴らしい」を連発していた。若い私には、本当に「素晴らしい」のひと言に尽きたのだ。しかししばらくして、自分にボキャブラリーがないために「素晴らしい」に逃げていることに気がついた。そこで私は、自分に「素晴らしい」使用禁止令を出した。「素晴らしい」という形容詞が使えないのは、ものすごく苦しいことだった。それにより、いつも以上に時間をかけて原稿をよく読むことが必要になった。どこに魅力があるか?なぜ魅力があるか?それをどういう言葉で表現するか?そういったことを、普段いかに考えてこなかったかがわかった。「素晴らしい」が私の思考停止ポイントだったのだ。
いつも使っている形容詞を使用禁止にして伝えてみる
いつも使っている形容詞を使用禁止にすると、その内容を具体的に伝える必要が生じるので、伝える力がアップしそうです。試してみましょう。
おっさんの選択
本書から学んだ伝わる文章の書き方のポイントは以下の3点です。
1) 「WHAT」「SO WHAT」「HOPE」を問いかけること。
2) 「読み手の関心」と「自分の伝えたいこと」の重なるキーワードを考えること。
3) いつも使っている形容詞を使用禁止にして伝えてみること。
やっちゃえ!オッサン!おっさん は「まだまだ、やりますよ!」。
そしてあなたも「まだまだ、やれますよ!」。いっしょにがんばりましょう!!
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。また遊びにきてください。
よろしくお願いいたします。