四十路の選択

タイトルは『鷹の選択』にならって『四十路の選択』としました。

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【目標達成できていない人向け】絶対達成マインドが学べます。

 

今回のオススメ本は、『絶対達成マインドのつくり方』です。

本書は、目標達成できていない方へオススメです。 

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本書のテーマである「絶対達成マインド」とは、期限内にやりたいことを達成してしまうマインドのことを指します。

「意気込み」「やる気」「気合」などの精神論、根性論とはまったく別のものです。

本書では、科学的に「自信」をつける方法を解説しています。

 

「あたりまえ化」の4ステップ

著者は、目標を絶対達成するための行動の状態を4ステップに分けています。

 (1)「わからない状態」(無意識的無能):知らないからできない

 (2)「わかっちゃいるけど状態」(意識的無能):知っているのにできない

 (3)「がんばる状態」(意識的有能):意識しているときはできる

 (4)「あたりまえ状態」(無意識的有能):無意識にできてしまう

そして、どうすれば行動をステップアップできるかが本書で説明されています。

 

著者について

絶対達成マインドのつくり方――科学的に自信をつける4つのステップ

絶対達成マインドのつくり方――科学的に自信をつける4つのステップ

 

 著者は、コンサルタントの方です。

24歳から青年海外協力隊に参加した後、大手メーカーに入社します。

その後35歳で退社し、コンサルティング会社に転籍します。

現在は独立され、コンサルタントとして活躍されています。

 

絶対達成マインド

本書には、絶対達成マインドがまとめられています。

 【Part1】自信をつけるのに、「モチベーション」は100%必要ない!

 【Part2】なかなかスタートできない「思考ノイズ」のとり方

 【Part3】続けられない、やりきれない「思考ノイズ」のとり方

 【Part4】どうやって科学的に自信をつけるか?

 【Part5】先送りの習慣を治療する自己マネジメント術「倍速管理」

 【Part6】「絶対達成」するコミュニケーション術・アイデア

 

ここからは、本書のオススメページを紹介していきます。

 

「わかっちゃいるけど状態」と「がんばる状態」の見分け方

◆67ページ~69ページ◆

いったん、自分の背中をドン!と押してみることです。ちょっとストレスがかかるな、と思っても、2回、3回と継続して押します。弱いインパクトでいいのです。懲りずに何度でも背中を押すのです。

「やろうよ」「やろう」「そろそろ動き出そう」「さーて、来週からは行動をロックしようか」自分自身に働きかけてみます。回数です。意識する回数を増やすのです。

  

目標を意識する回数を増やす

まずは最初に「何を達成したいのか」そのことを明確にして書き出すようにします。

そして、その目標を意識する回数を増やします。

 

“行動のロック化”で、小さな行動も「インパクト」急増

◆91ページ~94ページ◆

次の「がんばる状態」から「あたりまえ状態」へのステップアップは「行動」です。行動のインパクト×回数を重視します。1つひとつの行動には、それほどインパクトの強弱はありません。しかし行動を連続させることでインパクトを強めることはできます。そのために行動を「ロック」します。

 

行動を連続させる

やらないといけないことになかなか手をつけられないということはよくあります。

小さな行動でも、継続することを意識して取り組みます。

 

「行動→ラポール⇒結果」の方程式

◆121ページ~123ページ◆

結果を出す自己マネジメントのロジックはやはり「PDCAサイクル」。結果(Plan)→実行(Do)→評価・検証(Check)→改善(Action)、このサイクルをすばやく、確実に回すことができれば、安定的に結果を出すことができます。PDCAサイクルは「質」より「量」を重視します。行動を「ロック」し、いかに想定外の問題をクリアしながらサイクルを回していくかが重要になってきます。さて、PDCAサイクルを回すうえで重要なことは、なんと言っても「A」の改善です。目標を達成するためのプランが100%正しければ、PDCAサイクルなど回す必要はありません。計画して実行する。つまり「PD」で終わるのです。しかし、実際にはそのとおりにはなりません。行動と改善を繰り返しながら結果に近づかせる取り組みが不可欠です。

 

PDCAサイクルを止めない

「PD」で終始してしまい、いつのまにか取り組まなくなってしまうことって、よくあります。毎日、ちゃんと「CA」にも取り組み、PDCAサイクルを止めないよう、日々前へ進めるようにします。

 

おっさんの選択

本書から学んだ絶対達成マインドのポイントは以下の3点です。

 1) 目標を意識する回数を増やすこと。

 2) 行動を連続させること。

 3) PDCAサイクルを止めないこと。

 

やっちゃえ!オッサン!おっさん は「まだまだ、やりますよ!」。

そしてあなたも「まだまだ、やれますよ!」。いっしょにがんばりましょう!!

                       

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。また遊びにきてください。

よろしくお願いいたします。

【おっさん英語:89週目】30日間チャレンジ

 

今回のテーマは英語の勉強法です。

おっさんが英語の勉強を再開して89週間が経過しました。

5年間(260週間)でどこまで英語が出来るようになるか、こっそり挑戦しています。

2020年のオリンピックで、たくさんの外国の人と会話してみたいと思って、コツコツと勉強しています。

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30日間チャレンジ

今回の「TED Talks in 日本語」を使った勉強はこちらです。

digitalcast.jp

プレゼンターは、「ずっとするつもりでいたこと」「したいと思っているのに、なかなかやれないこと」を試しに30日間だけやってみることを提案しています。

 

そして、やってみて分かるのは、30日というのが、新しい習慣を身に付けたり、何かの習慣を絶つのにちょうど良い長さだということだといいます。

 

持続可能な変化を続けることができれば、それは身につくのです。

 

あなたが、好むと好まざるとにかかわらず、次の30日間は過ぎていきます。

ずっとやりたかったことを試しにやってみましょう!

 

さらに詳しい内容を知りたい方は、TEDTalkを聴いてみてください。

 

勉強法

2017年1月から以下の本で紹介されている勉強しています。 

 

具体的には「DUOセレクト」を使って勉強しています。 

DUOセレクト―厳選英単語・熟語1600

DUOセレクト―厳選英単語・熟語1600

 

  

英単語

英単語は、こちらで勉強しています。

www.globish.denken-dvd.com

89週目は、また最初に戻って1~200語までを勉強しました。

 

ヒアリング

DUO Select」のCDを帰宅時の車の中で聞いています。 

DUOセレクト CD

DUOセレクト CD

 

 

勉強時間

89週目の勉強時間は4.25時間でした。

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To the last I read, thank you. Please come to play also. Nice to meet you.

【仕事をすぐにとりかかれない人向け】 すぐやる技術が学べます。

  

今回のオススメ本は、『超一流のすぐやる技術』です。

本書は、仕事をすぐにとりかかれない方へオススメです。 

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超一流の人は、やるべきことは「すぐやる」し、やるべきでないことは「すぐやらない」のです。

本書では、「すぐやる技術」である台車理論を学べます。

 

台車理論とは

何事も軽々とやるためには、自分がポーターだとイメージし、やるべきことを台車の上に置いた「荷物」だと考えればよいそうです。

重そうな荷物を台車に載せ、砂利道の上を押すのは気が進みません。

荷物を軽くし、滑らかな路面を選び、少しの力をかけて押せば台車は動きます。

「軽い荷物を、軽い気持ちで、軽く押す」このようにやれば、何事も「今すぐやる」ことができます。

これを台車理論といいます。

 

著者について 

超一流のすぐやる技術

超一流のすぐやる技術

 

著者は、コンサルタントの方です。

24歳から青年海外協力隊に参加した後、大手メーカーに入社します。

その後35歳で退社し、コンサルティング会社に転籍します。

現在は独立され、コンサルタントとして活躍されています。

 

すぐやる技術

本書には、すぐやる技術がまとめられています。

 【第1章】あなたが「すぐやる」ことができない本当の理由

 【第2章】荷物を軽くする「スケールテクニック」

 【第3章】道を滑らかにする「ノイズキャンセリング

 【第4章】押す力を鍛える「レジリエンス

 【第5章】「軽く扱われない人」になる

 【第6章】やりたいことをまっすぐやる! 「台車管理」

 

ここからは、本書のオススメページを紹介していきます。

 

荷物のすべてを「見える化」する

◆43ページ~45ページ◆

タグにつけるのは、その荷物の「重量」と運搬先の「住所」です。誰かに贈り届けるものであるなら、その方の「名前」も。たとえると、「この資料を“50分”で作成し、”3月2日(水)”までに“岩崎さん”へ提出する」ときのタグをつける、というイメージです。私は「ロディアNo.11」というてのひらサイズのメモ帳を使っています。ロディアブロックメモ一枚に、タグひとつのイメージで書き出し、それを「荷物」と認識する。これが荷物の見える化です。

 

仕事を「見える化」する

「仕事内容」「工数」「提出先」のタグを作って仕事を「見える化」します。

おっさんは、まずは形から入るタイプです。

まずは「ロディアNo.11」を手に入れたいと思います。 

スリップオン RHODIAメモカバー#11 Rio 革 ブラック IOL-2807

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「悩む」と「考える」の違い

◆70ページ~76ページ◆

「あなたの上司の下の名前は?」と質問されたらいかがでしょうか?「上司の下の名前?えーっと、苗字は鈴木だったが、名前は……和久、だったかな、いや、直久だった気がする。あれ?智久だったっけ……?」となるかもしれません。「えーっと……」と、脳の長期記憶にアクセスしても出てこない場合は、外部記憶に頼ることになります。組織図だったり、上司の名刺を見るのです。「あ!鈴木泰久だ。そうだそうだ。忘れてた」と、思い出すことでしょう。つまり「考える」というのは、脳の「短期記憶」になければ、「長期記憶」「外部記憶」にもアクセスすることなのです。

それでは「悩む」というのは、どう定義すればよいのでしょうか?おそらく悩んでいるだけの人は、データを処理しようとするのですが、アクセスするのは「短期記憶」だけで、「長期記憶」「外部記憶」にはアクセスしないのです。そのため「堂々巡り」を繰り返すことになります。

  

「長期記憶」や「外部記憶」にもアクセスする

最近は物忘れが多いので、「長期記憶」よりも「外部記憶」を優先できるよう、情報を整理して、書き残しておくようにします。

 

ゾーンに入る

◆106ページ~109ページ◆

自分に強烈なプレッシャーをかけることで脳のブースターが働き、極限まで集中することができるのです。

「あと1時間で5枚の見積もり資料を作成しなければならない」

「あと8分で駅に着かないと、電車に間に合わない」

「あと2日で24件、新規のお客様を回らないといけない」

……などなど、スポーツの世界だけでなく、ビジネスの現場においても、追い込まれることで「ゾーンに入る」ことができます。

  

自分にプレッシャーをかける

ちょっと遅れそうな時、時間を意識することで、ギリギリ間に合ったという経験は何度かあります。

プレッシャーをかけることで、ゾーンに入り、よい結果が出せるのでしょう。

何事もタイムリミットを意識して取り組むようにします。

 

おっさんの選択

本書から学んだすぐやる技術のポイントは以下の3点です。

 1) 仕事を「見える化」すること。

 2) 「長期記憶」や「外部記憶」にもアクセスすること。

 3) 自分にプレッシャーをかけること。

 

やっちゃえ!オッサン!おっさん は「まだまだ、やりますよ!」。

そしてあなたも「まだまだ、やれますよ!」。いっしょにがんばりましょう!!

                       

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。また遊びにきてください。

よろしくお願いいたします。

【小さな会社の社長へ向け】 経営で困った時のヒントが学べます。

 

今回のオススメ本は、『小さな会社の社長のための問題解決マニュアル』です。

本書は、本のタイトル通り、小さな会社の社長へオススメです。 

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本書には資金、売上、新規事業など、本当に困ったときに使える「考え方」と「姿勢」がまとめられています。

「そう考えればいいんだ!」「そうか、この手があるのか!」など、とても参考になるヒントにあふれています。

 

著者について 

著者は経営コンサルタントの方です。

大学卒業後、さまざまな事業に挑戦し、1988年に独立されます。

自立型人材の育成、組織活性化や新規事業立ち上げ、地域活性化支援の専門家として、20年以上にわたり、大手企業、全国の地方自治体などで、約5,000回、延べにして20万人以上に研修・講演を行っています。

 

社長のための問題解決

本書には、社長のための問題解決がまとめられています。

 【第1部】 不可能と思うことはあっても、不可能はない

 【第2部】 どんなときでも手法は100万通りある―具体的質問事例集

 

ここからは、本書のオススメページを紹介していきます。

 

公庫、保証協会、銀行、サラ金にすら否決されたときには?

◆46ページ~47ページ◆

まず、思いつきでもかまいませんから、1枚の事業の将来構想(事業計画書)を書いて、最も支援してくださる可能性の高い人にみていただきます。もちろん、たくさんの問題点を指摘されるでしょう。しかし一方で、的確なるアドバイスもいただけるはずです。そしてそれを基にして、いろいろ考えながら事業計画書にまとめます。すると今度は、3枚くらいの事業計画書になるはずです。それをまた次に支援してくださる可能性のある人にみせます。もちろんそのときも、たくさんの問題点の指摘とアドバイスをいただくことができるでしょう。そしてまたそれらを基にして、再度調べたり、考えたりして、5枚ぐらいの事業計画書にまとめます。それをまた3人目の人にみせます。このようにして、30人に対して事業計画書をつくり変えながらみていただきます。

 

30人に対して事業計画書をつくり変えながらみていただく

最初から完璧な事業計画書を作ろうとせず、少しずつレベルアップしていくこのやり方は参考になります。

夢をあきらめず、多くの方を巻き込んでいく度に、実現の可能性がドンドン高まっていくのでしょう。

 

1人での事業、効率化はどうすればよいか?

◆92ページ~93ページ◆

価値を生み出す時間とは、考える時間であり、それによって収益性を高める時間です。どんなに作業の仕事が忙しくても、この価値を生み出す時間を、最も大切にする必要があります。たとえば、朝の1時間は、価値を生み出すことに当てるというのはどうでしょうか。そこでは、仕事のレベルを上げたり、他社にはない付加価値をいかにしてつくるかを徹底して考えます。それによって、お客様に提供できる価値が高まり、多少価格が高くても仕事をいただけるようになるかもしれません。そうなれば、忙しさに惑わされることはなくなっていくはずです。

 

朝の1時間は価値を生み出すことに当てる

朝の1時間は、価値を生み出すことに当てるという著者の提案、取り入れてみます。

 

名刺の数は多いだけで人脈ができないときは?

◆110ページ~111ページ◆

本当の人脈とは、自分のために動いてくれる人のことです。すでに夢を持っていれば、それに共感していただくことで人脈をつくることも可能です。一方、まだやりたい夢が決まっていない場合には、そのような共感者を集めることはできません。しかし、心配無用です。それでも人脈はつくることはできます。夢がなくても、誰でも日常の生活の中で、本当の人脈をつくることができる方法があるのです。その方法とは「人脈をつくるためには、まず相手の人脈になる」ということです。

 

まず相手の人脈になる

まず相手の人脈になることから心がけます。

「○○さんの役に立つ」という気持ちで取り組みます。

 

おっさんの選択

本書から学んだ社長のための問題解決のポイントは以下の3点です。

 1) 30人に対して事業計画書をつくり変えながらみていただくこと。

 2) 朝の1時間は価値を生み出すことに当てること。

 3) まず相手の人脈になること。

 

やっちゃえ!オッサン!おっさん は「まだまだ、やりますよ!」。

そしてあなたも「まだまだ、やれますよ!」。いっしょにがんばりましょう!!

                       

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。また遊びにきてください。

よろしくお願いいたします。

【営業利益率を高めたい人向け】 収益性を高めるヒントが学べます。

 

今回のオススメ本は、『営業利益率20%のビジネスモデル』です。

本書は、営業利益率を高めたい方へオススメです。 

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ニッチは、これからの日本の製造業の指針であると筆者はいいます。

どの企業も常識と違う発想をするようになれば、同質競争から解放され、皆が幸せになれるともいいます。

 

新しいニッチを創り出すヒント

(1)「モノをつくる」から「チエをつくる」へ

(2)「モノをつくる」から「モノをつくるモトをつくる」へ

(3)「モノをつくる」から「モノをつくるモノをつくる」へ

本書の結論は「〇〇の××社」の一言に集約できます。

「〇〇」に入るのは、「〇〇であれば、世界中で誰にも負けない!」という「何か」です。

顧客がその会社の社名を聞いて思いつく「何か」です。

例えば、「宅配便のヤマト」「機能的で妥当価格のユニクロ」「光技術の浜松ホトニクス」「返品自由のザッポス」などです。

同質競争を回避し、ニッチを創出した企業だけが高い利益率を上げ続けることができるのです。

 

著者について 

電子部品 営業利益率20%のビジネスモデル

電子部品 営業利益率20%のビジネスモデル

 

 著者は、企業提携のコンサルタントです。

大学卒業後、大手証券会社へ入社、その後外資系証券会社で20年間のアナリストを経験されます。

現在は、経営支援・M&Aアドバイザリー企業で企業提携のコンサルティングを担当されています。

 

収益性を高めるヒント

本書には、収益性を高めるヒントがまとめられています。

 【Ⅰ】ハイテク産業の構造変化―3つの「びっくり」

 【Ⅱ】日本のハイテク産業の概況

 【Ⅲ】優れた経営者は、「競争しない経営」を考えている

 【Ⅳ】ニッチ企業だけが生き残る―未来は誰にも予想できない

 【Ⅴ】時代はニッチを求めている

 【Ⅵ】ニッチの作り方

 【Ⅶ】ニッチは変わる―ウサイン・ボルトとハイテク産業

 【Ⅷ】日本企業の新しいニッチ

 【Ⅸ】日本企業の華麗な事例

 

ここからは、本書のオススメページを紹介していきます。

 

ニッチ方程式

◆114ページ~116ページ◆

筆者は、以下をニッチ方程式と呼んでいます。

※ある分野に特化する

※顧客が「〇〇なら××社」だよねと認識するようになる

※顧客がまず電話する企業になる

※さらにその分野での競争力が強化される

「私は、弊社は〇〇では絶対に負けません!」と宣言することで「自己強化プロセス」に入るのです。「私はAもBもCもDもEもできます」も悪くはないのですが、それでは真剣に悩んでいる顧客から電話がくることはなく、自社の能力を高めてくれることもないでしょう。

  

「弊社は〇〇では絶対に負けません!」と宣言する

宣言したら、その宣言に向けて、全てが動き出すのでしょう。

毎日宣言し、毎日その宣言を実現するために何をするかを考え、行動することが大切です。

そうすれば、色々な人が協力してくれるようになるのです。

 

日本企業のあたらしいニッチとは?

◆155ページ~156ページ◆

これを企業経営に当てはめたらどうなるでしょうか?

(1)新興国に知的財産を供給する―「チエをつくる企業」

(2)新興国に商材を供給する―「モノをつくるモトをつくる企業」

(3)新興国に機械を供給する―「モノをつくるモノをつくる企業」

(4)新興国に投資する―スポンサーになる

  

あたらしいニッチを狙う

(1)の企業は「インテル」や「ARM」だそうです。

(2)の企業は「日本のメッキ薬液企業」だそうです。

(3)の企業は「三菱電機」だそうです。

あなたの会社はどのニッチを狙っていますか?

 

社会の変化が示唆すること―演出の時代

◆229ページ~232ページ◆

それぞれの営業マンが、本当に、顧客の問題に「気づく」感性を持っているか。気づいたとして、それを開発に伝える仕組みがあるか。営業からあがってきた気づきから、開発者が新製品に結びつける気づきがあるか……おそらく、この一連の肯定を組織として成立させていることが、キーエンスの最大の強みであると思われます。

 

「企画力」と「演出力」を充実させる

現代のように需要が飢餓的ではない時代においては「企画力」「演出力」の充実が不可欠なのだそうです。

伝統的な製造業よりも、キーエンスが高い収益性を実現しているということは、その証です。

では、どうすれば「企画力」と「演出力」を鍛えることができるのでしょうか?

「良い企画」や「良い演出」にたくさん触れ、自らもたくさん「企画」「演出」を経験することでしょう。

 

おっさんの選択

本書から学んだ収益性を高めるポイントは以下の3点です。

 1) 「弊社は〇〇では絶対に負けません!」と宣言すること。

 2) あたらしいニッチを狙うこと。

 3) 「企画力」と「演出力」を充実させること。

 

やっちゃえ!オッサン!おっさん は「まだまだ、やりますよ!」。

そしてあなたも「まだまだ、やれますよ!」。いっしょにがんばりましょう!!

                       

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。また遊びにきてください。

よろしくお願いいたします。

【失敗を恐れている人向け】 成功の秘訣が学べます。

 

今回のオススメ本は、『クリエイターズ・コード』です。

本書は、失敗を恐れている方へオススメです。 

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著者は、何でもないアイデアを驚異的なビジネスに変える「クリエイターズ・コード」の解読に成功し、本書で紹介しています。

本書では、近年の代表的な起業家の成功の秘訣が紹介されています。

本書には、世界を変えようとしている人たちの刺激的なストーリーで溢れています。

本書を読めば、クリエイターのちょっとした勇気と鍛錬によって、誰でも起業家になれることが分かります。

 

成功のための6つのスキル

 (1)ギャップを見つける

 (2)光に向かって進む

 (3)OODAループを飛行する

 (4)賢く失敗する

 (5)知恵のネットワークを築く

 (6)小さなギフトを贈る

この6つのスキルを結集すれば、何かを引き寄せます。

味方になる従業員、顧客、投資家、さまざまな協力者が集まり、顧客は熱心なファンになり、従業員もサポーターになります。

さらに投資家も金銭的見返り以上に支援してくれるのです。

 

著者について 

 著者はスタンフォード大学経営大学院講師です。

JPモルガンマッキンゼー&カンパニー勤務を経て、ホワイトハウスのアドバイザー、ハーバード・ケネディスクールのフェローも経験しています。

起業家のリーダーシップに関する講演活動を積極的に行い、ベンチャー企業や大企業のイノベーション、事業戦略もサポートされています。

 

成功の秘訣

本書には、成功の秘訣がまとめられています。

 【はじめに】コードを解読する

 【第1章】 ギャップを見つける

 【第2章】 光に向かって進む

 【第3章】 OODAループを飛行する

 【第4章】 賢く失敗する

 【第5章】 知恵のネットワークを築く

 【第6章】 小さなギフトを贈る

 【おわりに】6つのパワー

 

ここからは、本書のオススメページを紹介していきます。

 

ゼロから1を生み出す人に共通する「抑えられない好奇心」

◆65ページ~66ページ◆

クリエイターの最強ツールは「好奇心」である。大胆で鋭い疑問によって頭や感性を磨き、想定外の発見、新たなチャンス、「あっ!なるほど」という瞬間につなげている。サンバード型も、アーキテクト型も、インテグレーター型も、次々と疑問が浮かぶ。生まれながらの好奇心を失っていない。幼児は1日100回近く質問する。ところが成長すると探究心が低下するので、努力して質問することによって、チャンスに対して敏感になれる。ポリオワクチンを開発したジョナス・ソークの言葉のとおり、「正解はつくりだすものではない。正しい問いかけから見えてくるものである」。

 

正解は正しい問いかけから見えてくる

好奇心を持って、幼児のように1日に100回近くの質問をし、正解を見つけるようにします。

ちなみに、文中に記載のある各型は以下の通りです。

・サンバード型:1つの領域から別の領域へ応用する型

・アーキテクト型:新たなモデルをつくる型

・インテグレーター型:コンセプトを融合させる型

 

失敗確率を設定する

◆145ページ~149ページ◆

「失敗をゼロにしようとしているなら、おそらく成功のチャンスもゼロになる」というのは、リンクトインの共同創業者リード・ホフマンの心情である。失敗を機に立ち止まる選択肢の重要性を強調する。クリエイターは、時間と資金の上限を設定し、方向変換の判断をする。企業が成長すると、次第にリスクを避けるようになる。イーベイのような大企業は、失敗する確率をかなり低く設定するのである。創業者のオミダイアは、「成功すれば、誰もが成功した方法を繰り返してほしいと思う。顧客も、従業員も、幹部も、経営陣もそうだ。しかし変化の激しい社会では、過去の成功体験へのこだわりと戦わなければならない」と考えている。限界に挑み、新たなアイデアを試して失敗してみるのが本当は賢明だという意識は、広がりはじめている。

 

新たなアイデアを試して失敗してみる

年齢を重ねる程に、失敗するのが怖くなります。

「失敗をゼロにしようとしているなら、おそらく成功のチャンスもゼロになる」という言葉を忘れず、新たなことに、新たなアイデアで挑戦し続けます。

おっさんは、まだまだ成功の途中だから…。

 

思考は変化する

◆165ページ~167ページ◆

ドウェック教授によると、課題に直面したとき、固定思考の人は「すぐにうまく対処できるだろうか?」と思うのに対して、成長思考の人は「やれやれ、何か学べるだろうか?」と考える。固定思考の場合、点数や肩書、立場や評価などの指標を気にしすぎるので、評価の下がる失敗を恐れるようになり、既存の能力を生かせる行動をしがちである。逆に成長志向なら、失敗のチャンスととらえ、快適なところにとどまっているのではなくスキルを高められる行動を探し、思い切った行動をする。新たな挑戦が潜在能力を引き出すと信じているのである。

 

新たな挑戦が潜在能力を引き出す

今までのおっさんは、固定思考でした。

評価の下がる失敗を恐れていました。

これからは成長思考を心がけ、スキルを高められる行動に挑戦します。

 

おっさんの選択

本書から学んだ成功の秘訣は以下の3点です。

 1) 正解は正しい問いかけから見えてくること。

 2) 新たなアイデアを試して失敗してみること。

 3) 新たな挑戦が潜在能力を引き出すこと。

 

やっちゃえ!オッサン!おっさん は「まだまだ、やりますよ!」。

そしてあなたも「まだまだ、やれますよ!」。いっしょにがんばりましょう!!

                       

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。また遊びにきてください。

よろしくお願いいたします。

【自分は普通だと思っている人向け】 オリジナルを生み出すヒントが学べます。

 

今回のオススメ本は、『ORIGINALS誰もが人と違うことができる時代』です。

本書は、自分は普通だと思っている方へオススメです。 

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本書には、ふつうの人びとが、流れに逆らう案や恐怖をはねのけて、オリジナルな何かを実現させるためのさまざまなヒントがまとめられています。

本書は、オリジナリティには、徹底的にリスクを侵すことが必要だという通説をくつがえしてくれます。

オリジナルな人たちは、私たちが思うよりもずっとふつうの人たちなのです。

 

著者について 

ORIGINALS 誰もが「人と違うこと」ができる時代 (単行本)

ORIGINALS 誰もが「人と違うこと」ができる時代 (単行本)

 

 著者は、ペンシルベニア大学ウォートン校教授で組織心理学者です。

同大学史上最年少の終身教授です。

「世界でもっとも優秀な40歳以下の教授40人」「世界でもっとも重要なビジネス思想家50人」に選ばれるなど、受賞歴も多数な方です。

 

オリジナルな人

本書には、オリジナルを生み出すヒントがまとめられています。

 【PART1】変化を生み出す「創造的破壊」―「最初の一歩」をどう考えるか

 【PART2】大胆に発想し、緻密に進める―キラリと光るアイデアとは

 【PART3】“無関心”を“情熱”へ変える法―まわりを巻き込むタフな説得力

 【PART4】賢者は時を待ち、愚者は先を急ぐ―チャンスを最大化するタイミング

 【PART5】「誰と組むか」が勝敗を決める―パワフルな結束をつくる人の見分け方

 【PART6】「はみ出す人」こそ時代をつくる―どこに可能性が隠されているか

 【PART7】ダメになる組織、飛躍する組織―風通しよく、進化を遂げるしくみづくり

 【PART8】どんな「荒波」も、しなやかに乗りこなせ―あらゆるものをエネルギーにする方法

 

ここからは、本書のオススメページを紹介していきます。

 

イノベータかフォロワーか―ビジネスの優位性

◆171ページ~179ページ◆

しかしほとんどの場合、最初に行動を起こしたからといって成功の確率が高くなるわけではないということを覚えておこう、そして、市場が不安定な場合や不明な場合、あるいはまだ開拓されていない場合は、パイオニアになることには明らかに不利な面がある。ここで注意しておきたいのは、オリジナルなアイデアがある場合、競合他社よりも先にゴールへたどり着くことだけを目的に、行動を急ぐのは誤りだということだ。

 

行動を急ぐのは誤り

「最初に行動を起こしたからといって成功の確率が高くなるわけではない」ということを覚えておきたい。

今までの認識は、「最初に行動を起こしたモノが成功を手にする」でした。

これからは行動を急ぐことなく、周りの状況を見ながら進むようにします。

 

「ソフトな過激派」がうまくいく

◆199ページ~209ページ◆

戦略コンサルタントのサイモン・シネックは、こう主張する。「人に影響を与えて動かしたいなら、まずは“なぜ”を自身に問うべきだ。アイデアの背景にあるビジョンや製品を紹介する目的を伝えられれば、人が群がってくる」これは素晴らしいアドバイスだ。だが、現状打破にチャレンジするような独創的なことをしている場合は別だ。根本的な道徳に変化をもたらそうとしている人たちが「なぜ」を説明すれば、深く根づいた既存の信念とぶつかり合う危険性がある。研究者デブラ・メイヤーソンとモーリーン・スキャリーの発見によると、オリジナルな人が成功するには、「節度のある過激派」になることが必要だという。成功を収めるようなオリジナルな人は、伝統とはかけ離れた価値観や、反抗的な考えをもっているが、自分たちの信じることや考えを、より主流にいる聴衆の心に響くように紹介する術を心得ている。

 

イデアの背景にあるビジョンや製品を紹介する目的を伝える

「なぜ、この商品・サービスを開発したのか?」

「なぜ、この商品をお客様に紹介するのか?」

この質問を自分に問いかけ、導き出された答えを伝えるようにします。

 

部下に解決策を求めるな

◆305ページ~311ページ◆

ホフマンは、「解決策に焦点をあてすぎる文化は、“弁護の文化”に偏ってしまい、探究心を削いでしまう」ということを見いだした。いつも答えを用意してくるよう求められていると、人の話をする前に結論を出しているため、広い視点から学ぶ機会を失ってしまうのだ。

 

解決策を模索する前に、問題をクリアにする

確かに、解決策に焦点をあてすぎると、自分の意見が如何にすばらしいかを主張しすぎることになると思います。

これでは議論はかみ合わず、いつまでたっても並行線のままです。

まずは問題を確実に提起するために、自分とは異なる意見の人の考えをよく聞くようにします。

 

おっさんの選択

本書から学んだオリジナルを生み出すポイントは以下の3点です。

 1) 行動を急ぐのは誤りということ。

 2) アイデアの背景にあるビジョンや製品を紹介する目的を伝えること。

 3) 解決策を模索する前に、問題をクリアにすること。

 

やっちゃえ!オッサン!おっさん は「まだまだ、やりますよ!」。

そしてあなたも「まだまだ、やれますよ!」。いっしょにがんばりましょう!!

                       

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。また遊びにきてください。

よろしくお願いいたします。