四十路の選択

タイトルは『鷹の選択』にならって『四十路の選択』としました。

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【複数の問題を解決したい人向け】インクルージョン思考が学べます。

 

今回のオススメ本は、インクルージョン思考』です。

本書は、複数の問題を解決したいあなたへオススメです。 

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インクルージョン思考」とは、「複数の問題を一気に解決する」アイデアをつくるための思考法のことです。

インクルージョン思考は以下の4つのステップを踏みます。

(1)高次の目的を決めて旅立つ

(2)目的に従って材料を集める

(3)異なる分野の材料をつなげる

(4)手放して「ひらめき」とともに帰ってくる

 

インクルージョン思考を磨く7つの習慣

(習慣1)好奇心を持ち続けてストックを増やす

(習慣2)必ず「日付の入った」メモを取ろう

(習慣3)インプットは雑食系を心がける

(習慣4)デスク周りは「綺麗に」散らかそう

(習慣5)ぼーっとする時間を「意識的に」つくる

(習慣6)毎日、誰かを笑顔にしよう!

(習慣7)自らを世界の一部だと考える

 

著者について 

複数の問題を一気に解決するインクルージョン思考

複数の問題を一気に解決するインクルージョン思考

 

著者は、構成作家の方です。

25年にわたり各キー局のバラエティ番組・情報番組・クイズ番組・報道番組など、あらゆるジャンルのテレビ番組の企画・構成を担当されています。

番組の企画・構成に関して高い評価を受けています。

 

インクルージョン思考

本書には、インクルージョン思考がまとめられています。

 【1】 アイデアとは、複数の問題を解決するもの

 【2】 インクルージョン思考への障害

 【3】 ひらめきを生み出す準備と4つの段階

 【4】 第1段階 高次の目的を決めて旅立つ

 【5】 第2段階 目的に従って材料を集める

 【6】 第3段階 異なる分野の材料をつなげる

 【7】 第4段階 手放して「ひらめき」とともに帰ってくる

 【8】 インクルージョン思考を磨く7つの習慣

 

ここからは、本書のオススメページを紹介していきます。

 

最後まで絶対に言い訳を考えない

◆57ページ~59ページ◆

「できると思っても、できないと思っても、どちらも正しい」これはアメリカの自動車王ヘンリー・フォードの名言ですが、まさにそのとおりです。できると思っている人だけに、アイデアの女神は微笑みます。できないと考えて「そもそも、こんなに複雑に絡み合った問題に、解決策なんてないよ」などと言い訳を考え始めた瞬間、アイデアの女神は寂しい顔をして去っていきます。アイデアの女神は間違いなく、あなたのそばにいます。ただ、いまは見えていないだけなのです。

 

できると思って考える

やはりアイデアの女神には微笑んでもいたいですネ。

問題に遭遇したら、これからはできると思って考えるようにします。

 

自らの判断はいったん「留保」して掘り下げる

◆104ページ~106ページ◆

判断をいったん留保する考え方は、「U理論」では「留保」と呼ばれ、フッサール現象学では「判断中止」と呼ばれているものです。ようするに「先入観を持って情報を判断してはいけない」ということです。この考え方は、人間関係の問題を解決するときや、自分と異なる他人の意見に出合ったときにも有効です。そういう場面において、「意見の合わないやつ」とか「よくわかっていないやつ」と決めつけるのではなく、いったん留保したうえで「この人は、なぜこういう考えに至ったのか?」を、一歩掘り下げて考えてみましょう。その経緯や背景を知れば、反発を感じるどころか、むしろ共感を覚えることもあるかもしれません。

 

いったん「留保」して掘り下げる

「決めつけ」やっていました。

これからは、「この人は、なぜこういう考えに至ったのか?」と考えるようにします。

そこから新しいアイデアの方向性が見つけられるのでしょう。

 

「なぞかけ」で思考プロセスを解く

◆132ページ~135ページ◆

「具体的→ざっくり一般化→具体化」の思考プロセスで、事実と事実の関連性を見出し、新しいアイデアをつくり出す思考プロセスは、演芸番組でお馴染みのあるものの考え方とよく似ています。そのあるものとは、「なぞかけ」です。半世紀にわたって続く長寿番組「笑点」でも時折、出題されていますのでご存じの人も多いと思います。念のため簡単に説明しておくと、たとえば「“お坊さん”とかけて、なんと解く」といった出題者の問いに、回答者が「“朝刊”と解く」と答える。出題者が「そのココロは?」と再び問いかけると「“今朝(袈裟)”きて、“きょう(経)”読むでしょう」などと答えるかけ合いの芸です。

 

事実と事実の関連性を見出す

「ざっくり一般化」のレベルを上げる訓練として「なぞかけ」に挑戦します。

「事実」と「事実」の本質を見つける目を養えるのでしょう。

 

おっさんの選択

本書から学んだインクルージョン思考のポイントは以下の3点です。

 1) できると思って考えること。

 2) いったん「留保」して掘り下げること。

 3) 事実と事実の関連性を見出すこと。

 

やっちゃえ!オッサン!おっさん は「まだまだ、やりますよ!」。

そしてあなたも「まだまだ、やれますよ!」。いっしょにがんばりましょう!!

                       

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。また遊びにきてください。

よろしくお願いいたします。