四十路の選択

タイトルは『鷹の選択』にならって『四十路の選択』としました。

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【心の能力を高めたい人向け】 注意力や集中力を高める方法

 

今回のオススメ本は、『フォーカス』です。

本書は、心の能力を高めたい方へオススメです。 

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本書では、過小評価されている「心の能力」にスポットライトが当てられています。

最先端の心理学や脳神経科学の成果を縦横に駆使して現代社会の問題を論じています。

今日の社会が直面する多様な問題を鋭い視線で説明しています。

注意力や集中力を高める方法が学べます。

 

心の中のトップダウンボトムアップ

心の能力を高めるためには、ボトムアップだけで行動せず、トップダウンでも行動できるようになることがポイントのようです。

 

ボトムアップ(皮質下の回路)の特徴は以下になります。

・反応速度が速い

・無意識で自動的

・直観的で、連想ネットワークを通じて働く

・衝動的、情動に支配されている

・習慣的行為を実行させ、行動を導く

・世界観を決める

 

一方、トップダウン(新皮質の回路)の特徴は以下になります。

・反応速度が比較的遅い

・随意的

・努力的

・自制をつかさどり、ときには自動的な習慣行為を制止したり騒動を抑え込む

・新しいモデルを学習し、新しいプランを作り、自動的な行動をある程度まで管理することができる

 

著者について 

フォーカス

フォーカス

 

 著者は、作家、心理学者、ジャーナリストとマルチで活躍されている方です。

1995年に発表した『EQ こころの知能指数』は全世界500万部(日本でも80万部)の大ベストセラーを記録しています。

 

注意力と集中力

本書には、注意力と集中力を高める方法がまとめられています。

 【 I  】 「注意」を解剖する

 【 II 】 自己を知る

 【III 】 他者を読む

 【IV 】 もっと大きな文脈で見る

 【 V 】 理にかなった練習法

 【 VI】 良きリーダーの集中力

 【VII】 より大きな視野を

  

ここからは、本書のオススメページを紹介していきます。

 

楽しく働く人の共通点

◆31ページ~34ページ◆

とはいえ、べつに転職しなくても、フロー状態に達する道はいくつかある。一つは、能力の限界ぎりぎりの「なんとか達成できそうな」目標にチャレンジすること。もう一つは、情熱を燃やせる対象を選ぶこと。モチベーションがフローをもたらす場合も少なくない。ただ、どちらも注意を高める手段であって、いずれにせよ最終的には100パーセントの集中を通過しなくてはフローには至らない。どのようにしてフローを達成するにしても、強い集中が決め手となる。

課題を処理するために最適な状態にあるとき、脳のなかではいろいろな部分が密接にタイミングを合わせて協調的に働いている。理想的な状態に至ると、目の前の課題を達成するために必要な脳の回路が非常に活発に働き、一方、課題と無関係な回路は鎮静して、脳全体が目的に向かって調和した状態になる。脳がこのような状態にあるときは、目的のいかんにかかわらず、自己最高の結果をおさめられる可能性が高い。

 

 

「なんとか達成できそうな」目標にチャレンジする

確かに、あと少しで手が届きそうという時には、すごくがんばれる気がします。

目標は、なんとか達成できそうなレベルになるよう設定してみます。

目標達成の間隔を細かく刻むことで、目標達成の経験を積み上げていくことで自信にもつながり、それがさらにやる気にもなっていくと思います。

 

情動的共感

◆134ページ~138ページ◆

共感を支えるのは、注意の力だ。他者の気持ちに波長を合わせるには、他者の情動を示す表情や口調などに気づく必要がある。注意の回路の一部である前帯状皮質は、他者の苦痛を見ると自分の扁桃核に合図を送り、扁桃核が他者の苦痛と共鳴することによって、わたしたちは他者の苦痛を感じる。

情動的共感は、他社の肉体に起こっていることを生理的に感じる能力だ。他者が苦痛を伴うショックを受ける様子を見せながらボランティア被験者の脳の画像診断をおこなったところ、被験者自身の痛みの回路が活性化して、あたかも他者の苦痛を模倣しているかのような反応を示した。

  

他者の情動を示す表情や口調などに気づく

まずは、他者に興味を示し、よく観察するようにします。

そうすれば共感を支える注意力が高まるのでしょう。

 

目標市場主義の弱点

◆296ページ~300ページ◆

このタイプのリーダーシップで問題なのは、目標を達成できないことではなく、人々と理解しあえないことだ。「とにかく言われたとおりにやれ」というスタイルのリーダーシップは、人の心を踏みにじる。

どの組織においても、重要な目標に鋭い集中力を注ぐ人間は必要な存在だ。それは、注意散漫をしりぞけてつねに向上をめざす人材であり、技術革新、生産性、成長はそうした優秀な人材にかかっている。

しかし、それも程度問題だ。野心的な収益目標や最長目標だけが組織の健全性を測る数値ではない。そうした目標を達成するために他の基本的要素を犠牲にすれば、長期的なマイナスのほうが大きくなてしまうだろう。

  

人々と理解しあう

おっさんも30歳代は、「とにかく言われたとおりにやれ!」というスタイルだったと思います。

人間、「やれ」と言われると、反対にやりたくなくなりますよネ。

今はそれが分るようになりました。

今は、自分にも他者にも「何のためにやるのか」「何をやるのか」を問いかけながら、理解しあうようにしています。

 

おっさんの選択

本書から学んだ注意力と集中力を高める方法のポイントは以下の3点です。

 1) 「なんとか達成できそうな」目標にチャレンジすること。

 2) 他者の情動を示す表情や口調などに気づくこと。

 3) 人々と理解しあうこと。

 

やっちゃえ!オッサン!おっさん は「まだまだ、やりますよ!」。

そしてあなたも「まだまだ、やれますよ!」。いっしょにがんばりましょう!!

                       

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。また遊びにきてください。

よろしくお願いいたします。

【続けることが苦手な人向け】 やり抜く力の鍛え方を学べます。

 

今回のオススメ本は、『やり抜く力GRIT』です。

本書は、続けることが苦手な方へオススメです。 

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人生のマラソンで何を成し遂げられるかは、長期的な目標に向けた「情熱」と「粘り強さ」にかかっており、それが「やり抜く力」となっていきます。

本書は、「やり抜く力」について著者が学んできたことの集大成です。

 

やり抜く力が強い人

やり抜く力が強い人は、

・一歩ずつでも前に進もうとします。

・興味のある重要な目標に、粘り強く取り組みます。

・厳しい練習を毎日、何年間も続けます。

・7回転んだら8回起き上がります。

 

著者について 

やり抜く力 GRIT(グリット)――人生のあらゆる成功を決める「究極の能力」を身につける

やり抜く力 GRIT(グリット)――人生のあらゆる成功を決める「究極の能力」を身につける

 

 著者は、学校の心理学の教授です。

近年、アメリカの教育界で重要視されている「グリット」(やり抜く力)研究の第一人者です。2013年、マッカーサー賞(別名「天才賞」)を受賞されています。

教育界、ビジネス界、スポーツ界のみならず、ホワイトハウス世界銀行経済協力開発機構(OECD)、米国陸軍士官学校など、幅広い分野のリーダーたちから「やり抜く力」を伸ばすためのアドバイスを求められ、助言や講演を行っています。

 

やり抜く力

本書には、やり抜く力についてまとめられています。

 【第 1章】 「やり抜く力」の秘密

 【第 2章】 「才能」では成功できない

 【第 3章】 努力と才能の「達成の方程式」

 【第 4章】 あなたには「やり抜く力」がどれだけあるか?

 【第 5章】 「やり抜く力」は伸ばせる

 【第 6章】 「興味」を結びつける

 【第 7章】 成功する「練習」の法則

 【第 8章】 「目的」を見出す

 【第 9章】 この「希望」が背中を押す

 【第10章】 「やり抜く力」を伸ばす効果的な方法

 【第11章】 「課外活動」を絶対にすべし

 【第12章】 まわりに「やり抜く力」を伸ばしてもらう

 【第13章】 最後に

 

ここからは、本書のオススメページを紹介していきます。

 

偉大な人とふつうの人の決定的なちがいは「動機の持続性」

◆112ページ~114ページ◆

偉人たちと一般の人びとの決定的な相違点は、つぎの4つにまとめられる。この4つの指標は、上位10名と下位10名、つまり「超一流の偉人」と「たんなる偉人」を分ける特徴としてもきわめて顕著だった。コックスは4つの指標を「動機の持続性」と名付けた。そのうちの2つは、グリッド・スケールの「情熱」の項目にほぼ当てはまる。

<遠くの目標を視野に入れて努力している(その日暮らしとは正反対の態度)。晩年への備えを怠らない。明確な目標に向かって努力している>

<いったん取り組んだことは気まぐれにやめない。気分転換に目新しさを求めて新しいものに飛びつかない>

残りの2つは、グリッド・スケールの「粘り強さ」の項目にほぼ当てはまる。

<意志力の強さ、粘り強さ。いったん目標を決めたら守り抜こうと心に誓っている>

<障害にぶつかっても、あきらめずに取り組む。粘り強さ、根気強さ、辛坊強さ>

総括として、コックスはつぎのように結論を述べている。

「知能のレベルは最高ではなくても、最大限の粘り強さを発揮して努力する人は、知能のレベルが最高に高くてもあまり粘り強く努力しない人より、はるかに偉大な功績を収める」 

  

情熱を持って粘り強く取り組む

情熱を持つために、遠くの目標を視野に努力を続けます。

粘り強さを鍛えるために、障害にぶつかっても、あきらめずに取り組みます。

 

メガ成功者たちは必ず「同じこと」を言う

◆137ページ~138ページ◆

「200名以上もの“メガ成功者”たちにインタビューを行って、どんなことを学びましたか?」と私はレイシーにたずねた。「何度も聞いたのは「この仕事が大好きだ」という言葉です。ふつうの人も言いますが、もっとあっさりしています。でもメガ成功者たちはちがうんです。「僕は本当にラッキーだよ。朝、目が覚めて、今日も仕事ができると思うとうれしいんだ。いつもスタジオに入るのが待ちきれない。つぎのプロジェクトに着手するのが待ち遠しい」。彼らは、やらざるを得ないからとか、金銭面で魅力的だからとか、そんな理由で仕事をしているわけじゃないんです」

 

仕事を楽しむ

「朝、目が覚めて、今日も仕事ができると思うとうれしい。」

そんな気持ちには、まだまだ程遠いです。

少しずつでも近づけるよう、まずは仕事を楽しむことから始めます。

 

「意図的な練習」をしなければ上達しない

◆169ページ~170ページ◆

ふつうの人びととちがって、エキスパートたちは、ただ何千時間もの練習を積み重ねているだけではなく、エリクソンのいう「意図的な練習」を行っている。

 

「意図的な練習」を行う

「意図的な練習」は、以下のステップで取り組みます。

1.ある一点に的を絞って、ストレッチ目標(高めの目標)を設定する

2.しっかりと集中して、努力を惜しまずに、ストレッチ目標の達成を目指す

3.改善すべき点がわかったあとは、うまくできるまで何度でも繰り返し練習する

 

おっさんの選択

本書から学んだやり抜く力のポイントは以下の3点です。

 1) 情熱を持って粘り強く取り組むこと。

 2) 仕事を楽しむこと。

 3) 「意図的な練習」を行うこと。

 

まずは「情熱」×「粘り強さ」で「意図的な練習」に取り組みます。

そうすれば、いずれ結果が出てくるようになり、仕事を楽しむことができるようになるのでしょう。

仕事の楽しさを実感できるようになれば、「朝、目が覚めて、今日も仕事ができると思うとうれしい。」という境地に立てるのでしょう。

 

やっちゃえ!オッサン!おっさん は「まだまだ、やりますよ!」。

そしてあなたも「まだまだ、やれますよ!」。いっしょにがんばりましょう!!

                       

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。また遊びにきてください。

よろしくお願いいたします。

【時間も予算もないPR担当者向け】 PRのノウハウが学べます。

 

今回のオススメ本は、『ブームをつくる』です。

本書は、時間も予算もないPR担当者の方へオススメです。 

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本書には、時間や予算などの条件が成約されたなかで、どうすればPRを成功できるか、そのノウハウがまとめられています。

 一般的な仕事でもPRのノウハウは活きてくると著者はいいます。

理由は、どんな職種でも、狙った相手に的確に情報を発信して、確実に受け取ってもらうことが必要だからです。

 

PRとは

PRとは、Public Relationsの略語です。

PRには、「多くの人々に知らせて、社会的に好ましい信頼を得る」という意味があります。

PRとは、「商品についての情報を拡めて、人々に認知してもらう活動」をいいます。

そして、著者が理想としているPRとは、「ターゲットとした個人が主体的に動き続けてくれるようにすること」だそうです。

 

著者について

 著者は、PRプロデューサーです。

今や大ブームとなっているご当地グルメの先駆け「佐世保バーガー」、ゆるキャラひこにゃん」のヒット、香川県の「うどん県改名」など、すべて「ズラす」手法で成功させてきた方で、これまでに地方PRを2,500件以上手掛けられています。

2010年にはPRアワードグランプリでソーシャル・コミュニケーション部門最優秀賞を「畳新市場開拓プロジェクト」で受賞されています。

 

PRのノウハウ

本書には、PRのノウハウがまとめられています。

 【第1章】人が自ら動く―PRにおける「ムーブメント思考」とは何か
 【第2章】個人の単位から社会的な動きへ
 【第3章】クライアントを納得させるプレゼン術
 【第4章】メディアを動かす
 【第5章】狙いどおりに永続的に動かす

 

ここからは、本書のオススメページを紹介していきます。

 

200万人という臨界点

◆52ページ~55ページ◆

私の考える“臨界点”は、約2パーセント。現在の日本社会が一億人のスケールだとすれば、200万人に伝えることができれば、そこから先は拡散されることで生命をもったかのように、情報そのものがPRを新たな次元に導いてくれます。そして、約2パーセントという“臨界点”の先にある新たな次元こそが、私が理想と考える「永続性を生むPR」です。

 

まずは2パーセントに伝えることを考える

おっさんも臨界点という捉え方をしてみます。

何事も、まずは臨界点である2%に伝えることに取り組みます。

 

どのようにターゲットを絞り込むか

◆75ページ~78ページ◆

では、どのようにして絞り込むのか。これを考えるときに「その商品を世に出すことの意義」が明確であれば、ターゲット設定を間違うことはありません。つまり「誰のために」「何のために」、そして「なぜ、いまなのか」という商品の存在意義をしっかりと把握することが、PRを誰に向けて発信するかというターゲット設定をする上で非常に重要だということです。

 

商品の存在意義を把握し、ターゲット設定を行う

「誰のために」「何のために」「なぜ、いまなのか」、この問いに対する答えを考えた上でターゲット設定するようにします。

 

相手をリスペクトする心のクセ

◆122ページ~126ページ◆

この「相手との距離を詰める」という点で、「ほめる」というのは実に有効です。もちろん、上辺だけのオベンチャラを言っても相手は心を開いてくれません。そうではなく、心の底から相手をリスペクトして、依頼されている案件に対して全力で取り組む姿勢が求められるのです。そのために必要なことは、普段から「相手をリスペクトする心のクセ」を身につけておくことです。このクセが身についていて、依頼に対して全力で取り組む姿勢があれば、自然と相手のことを詳細に調べるようになるでしょう。人間は誰でも、初対面であったり素性を詳しく知らなかったりする相手に対しては警戒して身構えるものです。しかし、事前に先方のことを調べて、そのことをまじえながら話を始めれば、相手が心を開く速度は確実に早まります。

 

相手をリスペクトする心のクセを身につける

相手をリスペクトしていれば、その人のことをもっと知りたいという気持ちが湧いてきて、詳細な情報を調べる行動につながります。

そして、調べた内容を話題にしていければ、相手との心の距離はドンドン縮まっていき、結果的によい仕事ができるのでしょう。

 

おっさんの選択

本書から学んだPRのノウハウのポイントは以下の3点です。

 1) まずは2パーセントに伝えることを考えること。

 2) 商品の存在意義を把握し、ターゲット設定を行うこと。

 3) 相手をリスペクトする心のクセを身につけこと。

 

まずは、商品の存在意義を把握した上でターゲットを設定しましょう。

そして、そのターゲットの2パーセント(臨界点)に伝えるよう全力で取り組みます。

 

PRには、商品をリスペクトする心のクセが大切です。商品およびその周辺の情報を詳細に調べて発信していきましょう。

そうすれば、ブームがつくれるかもしれません。

 

やっちゃえ!オッサン!おっさん は「まだまだ、やりますよ!」。

そしてあなたも「まだまだ、やれますよ!」。いっしょにがんばりましょう!!

                       

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。また遊びにきてください。

よろしくお願いいたします。

【売れなくなった商品を扱っている人向け】 ズラすことで売る方法が学べます。

 

今回のオススメ本は、『売れないものを売る ズラしの手法』です。

本書は、売れなくなった商品を扱っている方へオススメです。 

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本書には、商品そのものを変えることなく「人」「場所」「時」をズラすことで売る方法が紹介されています。

この方法は、売れなくなった商品を「使う人」「使う場所」「使う時」をズラすことで売れる仕組みを整え、商品を復活させるものです。

今の状況と照らし合わせながら、時代が求めるているところへズラしていく方法が学べます。

「商品そのものを変えない」「お金を使わない」状況の中で「人」「場所」「時」をズラすだけで、これまで想像もしなかった新しい販路を開いてくことが可能です。

 

最適な「人」「場所」「時」を見つけるための質問

【買ってくれる「人」を見つけるための、3つの質問】

 1.お客様は、いま、何のためにお金を使っていますか?

 2.過去の常識を引きずっていませんか?

 3.お客様は、いま、何から情報を得ていますか?

 

【売るべき「場所」を見つけるための、3つの質問】

 1.お客様のライフスタイルは変わっていませんか?

 2.あなたの商品にストーリーはありますか?

 3.その商品、何と一緒に使いますか?

 

【売るべき「時」を見つけるための、3つの質問】

 1.現在の流行を把握していますか?

 2.家が買いたくなる機会を意識していますか?

 3.昔の固定観念をひきずっていませんか?

 

著者について 

売れないものを売る ズラしの手法

売れないものを売る ズラしの手法

 

 著者は、PRプロデューサーです。

今や大ブームとなっているご当地グルメの先駆け「佐世保バーガー」、ゆるキャラひこにゃん」のヒット、香川県の「うどん県改名」など、すべて「ズラす」手法で成功させてきた方です。

2010年にはPRアワードグランプリでソーシャル・コミュニケーション部門最優秀賞を「畳新市場開拓プロジェクト」で受賞されています。

 

ズラしの手法

本書には、ズラしの手法がまとめられています。

 【プロローグ】 どんな商品も、ズラせば売れるんです!

 【第1章】   「ズラし」の手法で、あのブームは起きました

 【第2章】   「人」をズラせば、思いがけないニーズが生まれます

 【第3章】   「場所」をズラせば、新しいお客様に出会えます

 【第4章】   「時」をズラせば、商品が生まれ変わります

 【第5章】   ズラせば時代の必需品になれる! 世界も変えられる!

 【エピローグ】 私自身もどん底人生から、ズラして逆転したんです

 

ここからは、本書のオススメページを紹介していきます。

 

あなたの技術は、かならず売れる商品になる

◆92ページ~93ページ◆

ポイントは、知人の悩みを聞いて、「自分でもできるなら助けてあげよう」と思ってトイレをつくったこと。そうです。最初からビジネスにしようなどと思わず、常日頃から人の役に立ちたいと思って、機会があるごとに自慢の技術で“役に立つもの”をつくることが自社商品を開発する近道なのです。需要のあるところにビジネスが生まれる。言い尽くされた言葉ですが、町工場も中小企業も、この言葉を思い出して、身近なニーズから新しい道を見つけてほしいものです。

 

機会があるごとに自慢の技術で“役に立つもの”をつくる

新商品を開発すると構えずに、常日頃からお客様の役に立ちたいと考え、自身のスキルやノウハウで役立つサービスを提供していきます。

そして、お客様の反応を伺うことで新商品のタネを見つけることができるのでしょう。

 

敷居が高い商売と、百貨店とのコラボ

◆140ページ~142ページ◆

最近、百貨店の売り上げ低迷が呼ばれていますが、それは昭和の“モノを売る”考え方がいまだに踏襲されているからであって、これからは“ソフトを売る”考え方で売り場を地域全体に拡大することで、再び百貨店の時代をつくることができるのではないかと思います。百「貨」店は、百「可」店になる時代が来たのではないでしょうか。

 

これからは“ソフトを売る”

本書では、ちょっと敷居の高いサービスとして「お母さんになるためのレッスン」を例に説明されています。

ちょっと敷居の高い「習い事」などを百貨店で提供するのはおもしろいと思います。

 

商品の発売日、どうやって決めていますか

◆172ページ~174ページ◆

社運をかけた新商品。想いを込めた商品ほど、どうしてもヒットさせたいものです。特に商品の発売日はヒットするか否かを決める重要な分岐点。なぜなら、何事も社会へデビューするときが最も注目されるからです。そこでチェックしたいのが“世の中のムード”です。言い換えれば、世の中の状況が新商品を受け入れる状態になっているか否か、つまり“機が熟しているか否か”を見極めなければならないのです。

 

新商品の発売日は“世の中のムード”で見極める

新商品の発売日、売る側からの観点で決めてしまいがちですが、買う側からの観点で決めないとダメなのですネ。

当たり前のことですが、忘れがちなことであり、心にとめておきます。

 

おっさんの選択

本書から学んだズラしの手法のポイントは以下の3点です。

 1) 機会があるごとに自慢の技術で“役に立つもの”をつくること。

 2) これからは“ソフトを売る”こと。

 3) 新商品の発売日は“世の中のムード”で見極めること。

 

ズラしの手法とは、今の時代に合わなくなったポイントを今の時代に合うように「人」「場所」「時」を切り口にチューニングしていく作業のように感じました。

今の時代にあった一番感度のいいポイントを見つけるための手法だと理解しました。

 

やっちゃえ!オッサン!おっさん は「まだまだ、やりますよ!」。

そしてあなたも「まだまだ、やれますよ!」。いっしょにがんばりましょう!!

                       

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。また遊びにきてください。

よろしくお願いいたします。

【おっさん英語:83週目】 あなたの200ヵ年計画は何ですか

 

今回のテーマは英語の勉強法です。

おっさんが英語の勉強を再開して83週間が経過しました。

5年間(260週間)でどこまで英語が出来るようになるか、こっそり挑戦しています。

2020年のオリンピックで、たくさんの外国の人と会話してみたいと思って、コツコツと勉強しています。

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あなたの200ヵ年計画は何ですか

今回の「TED Talks in 日本語」を使った勉強はこちらです。

digitalcast.jp

プレゼンターは画家の方です。

本プレゼンでは、デジタル時代の遺産として200年後にプレゼンターが何を残そうとしているのかを語っています。

そして、我々にも同様に200ヵ年計画を残すよう説いています。

プレゼンターは奥さんと何年かごとに膝をつき合わせ、自分たちの200ヵ年計画を立てるのだそうです。

2人はITを200ヵ年計画でデジタル遺産を収集する道具だと捉えているそうです。

そして200ヵ年計画で自分の過去と未来までも収集しています。

そうすると将来が近づいてくるように思い描くことができるのだそうです。

創造性は、教育が教えてくれる以上に自分に可能性があることを教えてくれるといいます。

200ヵ年計画を立てることで、自分らしくなり、将来起きることを変えていけるのです。

 

ブログはデジタル遺産になりうると思いました。

たまには、未来の記事を書いてみるのもよいと思いました。

 

さらに詳しい内容を知りたい方は、TEDTalkを聴いてみてください。

 

勉強法 

 2017年はこの本↑で紹介されている「DUO Select」↓を使って勉強します。 

DUOセレクト―厳選英単語・熟語1600

DUOセレクト―厳選英単語・熟語1600

 

 

英単語

英単語は、こちらで勉強しています。

www.globish.denken-dvd.com

83週目は、また最初に戻って401~600語までを勉強しました。

 

ヒアリング

DUO SelectのCDを帰宅時の車の中で聞いています。 

DUOセレクト CD

DUOセレクト CD

 

  

勉強時間

83週目の勉強時間は4.17時間でした。

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To the last I read, thank you. Please come to play also. Nice to meet you.

【文章力を高めたい人向け】 文章力をつける方法が学べます。

 

今回のオススメ本は、『新しい文章力の教室』です。

本書は、文章力を高めたい方へオススメです。

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著者は、文章を書き始める前のポイントとして主眼と骨子を立てることの大切さを説かれています。

本書を読めば、文章力をつける方法が学べます。

 

主眼と骨子

主眼とは、テーマのことです。

その文章で何を言うのか、何を言うための文章なのかという目的のことをいいます。

 

骨子とは、主眼を達成するための骨組みのことです。

文章における骨子は、「要素」「順番」「軽重」の3つから構成されます。

「何を(要素)」「どれから(順番)」「どれくらい(軽重)」話すかを決めます。

 

著者について 

新しい文章力の教室 苦手を得意に変えるナタリー式トレーニング (できるビジネス)
 

 著者は、コンテンツ編集プロダクションの取締役の方です。

大学在学中よりライターとして働き始め、大学卒業後は事務所を開き、雑誌を中心に執筆・編集の現場に従事されます。

2004年より編集者として、3つの出版社に勤務されます。

2008年より音楽とエンタテインメントの分野で企画・執筆・制作を行うコンテンツ編集プロダクションに参加されます。

 

新しい文章力

本書には、新しい文章力がまとめられています。

 【第1章】 書く前に準備する

 【第2章】 読み返して直す

 【第3章】 もっと明快に

 【第4章】 もっとスムーズに

 【第5章】 読んでもらう工夫

  

ここからは、本書のオススメページを紹介していきます。

 

悩まず書くために「プラモデル」を用意する

◆22ページ~23ページ◆

具体的には書き始める前に、「どんなことを伝える文章なのか」を定めておく(箱絵)、「何を言うか」をトピック化して並べておく(パーツ)、「どれから」「どこを重点に」組み立てるかを決めておく(取説)。これで作文という行為が、あとは組み上げるだけの状態にまでプラモ化できました。ここまで話すと、プラモの3つの中身をどこかで見た気がしてきませんか?前項で説明した「主眼と骨子」に、ほぼ対応していると言っていいでしょう。つまり「箱絵=主眼」「パーツ=要素」「取説=順番・軽重」という具合です。

 

作文をプラモ化する

箱絵とは、「どんなことを伝える文章なのか」を定めることです。

パーツとは、「何を言うか」をトピック化して並べることです。

取説とは、「どれから」「どこを重点に」組み立てるかを決めることです。

このブログでは「パーツ」と「取説」は用意しています。

しかし、「箱絵」が弱いように感じています。

「どんなことを伝える文章なのか」をもっと問いかけるようにします。

 

スピード感をコントロールする

◆134ページ~136ページ◆

ではよく耳にする「文章のスピード感」とは?同じことを言うのに1,000文字かかっている文章と500文字かかっている文章では、どちらがスピード感があると思いますか?当然後者です。すなわち、文章におけるスピード感とは文字数÷情報量で割り出すことができるのです。

クルマの速度=時間÷距離

文章のスピード感=文字数÷情報量

  

スピード感を意識する

 文章のスピード感とは、1つの情報をどれだけの文字数で伝えられるかということです。

「文章のスピード感=文字数÷情報量」で割り出せます。

文字数が少ないほどスピード感があるということです。

これからはスピード感を意識します。

 

感想文やレビューを書くには

◆190ページ~191ページ◆

文章においては「ここでしか読めない」独自性がひとつの武器となってくれます。したがって感想文やレビューのような文章では、客観的事実より前面に主観的意見を配置し、それを事実で補強していくような順番が望ましいでしょう。

 

独自性を武器にする

独自性を出したければ「箱絵」部分に主観的意見を盛り込むようにします。

そして、主観的意見を自分が経験した事実で補足していくようにします。

そうすれば、独自性が武器になるのでしょう。

 

おっさんの選択            

本書から学んだ新しい文章力のポイントは以下の3点です。

 1) 作文をプラモ化すること。

 2) スピード感を意識すること。

 3) 独自性を武器にすること。

 

やっちゃえ!オッサン!おっさん は「まだまだ、やりますよ!」。

そしてあなたも「まだまだ、やれますよ!」。いっしょにがんばりましょう!!

                       

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。また遊びにきてください。

よろしくお願いいたします。

【終身現役で在りたい人向け】 50歳からの勉強法が学べます。

 

今回のオススメ本は、『50歳からの勉強法』です。

本書は、終身現役で在りたい方へオススメです。

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学びほど人生を深くするものはない。

また、人を成長させ、若く保つものもないのです。

学ぶことを忘れたとき、人は本当の意味で老い始めるのです。

「終身現役、一生勉強」、本書では、人生からの学び方が学べます。

 

起承転結

社会へ出る二十代を「起」とするなら、力を伸ばしていく三十代が「承」。

変化の起こる四十代が「転」、人生を堅固にし、また収束させていく五十代が「結」。

しかし、「もはや人間の一生に結などない、あるのは転だけだ」。

 

著者について 

50歳からの勉強法

50歳からの勉強法

 

 著者は、作家の方です。

戦後、都庁に勤務されます。

19 60年に第43回芥川賞候補となります。

1979年に都庁を去り、50歳を過ぎて作家活動に専念されます。

著者は、未熟を自覚しているからこそ、絶えず勉強を怠ってはいけないという気持ちが人一倍強いのだそうです。

著者は50歳からの学びの心構えは以下の3点だと言っています。

 1.学びの姿勢は自由でいい

 2.教科書は世間にある

 3.孤独を覚悟せよ

 

50歳からの勉強法

本書には、50歳からの勉強法がまとめられています。

 プロローグ 「死して朽ちない」ために何を学ぶか

 第1章 柔軟で、型にはまらない勉強法

 第2章 頭をやわらかく、心をゆたかにする思考法

 第3章 人生の余白を広げる学び方

 第4章 「終身現役、一生勉強」の生き方を貫く

 

ここからは、本書のオススメページを紹介していきます。

 

どんな人の話にも分けへだてなく耳を傾ける

◆135ページ~138ページ◆

人間関係がうまくいかない人を見ていると、自分と他人の「ちがい」にこだわっているケースが多いようです。おれとあいつはここがちがう、この点でこっちとあっちの意見が異なり、一致点が見出せない。そんなふうに相違点ばかり拡大して、あるはずの類似点に目を向けない。それが強調されると、やがて人種差別や宗教戦争までに発展してしまいます。逆に、類似点を探すことから入れば、人間関係は意外なくらいうまくいくものです。このことは異見を受け入れる技術としても役立つはずです。あるいは、よくいわれるように「人の欠点よりも長所に目を向けよ」。人と交わる、人を育てる技術において、これもまた重要な方法です。

 

類似点を探すことから入いる

今までは、他人との「ちがい」に目が向いていました。

これでは人間関係もうまくいかないのですネ。

これからは相手との類似点に目を向け、それを話題にします。

 

怒りは身の毒、腹が立ったら一日置け

◆138ページ~143ページ◆

怒りの感情が通りすぎたあとに残るのは、ざらざらした苦い悔いと憎悪の念。人間関係に入った亀裂。その亀裂に傷ついた互いの心です。怒って傷つくのは相手もそうだが、自分の心もまた浅からぬ痛手を負うのです。そこにいいことはひとつもなく、損ばかりがあります。だから、怒りは爆発させるよりも自制したほうがずっと精神衛生にいい。といって、一度も腹を立てることなく、この理不尽に満ちた世を渡っていける仏心の持ち主もいないでしょう。そこで、ひとつ知恵を授けると、「腹が立ったら十数えよ」というのはどうでしょう。十数えてもおさまらない場合は「百数えよ」。それでもダメなら、「一日置け」。

 

腹が立ったら十数える

本当に腹を立ててもいいことは何ひとつないですネ。

これからは、腹が立ったら十数えるようにします。

そういえば以前、イライラして集中が欠けた人が、数を数えたらイライラが解消され集中力が上がるといった実験をしているテレビを見ました。

 

「短文をたたみかける」文章技術を使え

◆169ページ~173ページ◆

短い文章については、丹羽文雄が「小説作法」という著書の中で、とても実用的で有益なことを書いています。いわく、一文のセンテンスは最長でも四十字までを限度とせよ。一行二十字として二行まで、しかも、そのあいだに一回か二回、読点を打てというのです。わかりやすい、読みやすい文章術のノウハウとしてぼくは肝に銘じています。

 

一文のセンテンスは最長でも四十字までとする

この文章術はブログを書く際の参考にします。

 

おっさんの選択            

本書から学んだ50歳からの勉強法のポイントは以下の3点です。

 1) 類似点を探すことから入いること。

 2) 腹が立ったら十数えること。

 3) 一文のセンテンスは最長でも四十字までとすること。

 

やっちゃえ!オッサン!おっさん は「まだまだ、やりますよ!」。

そしてあなたも「まだまだ、やれますよ!」。いっしょにがんばりましょう!!

                       

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。また遊びにきてください。

よろしくお願いいたします。