四十路の選択

タイトルは『鷹の選択』にならって『四十路の選択』としました。

【スポンサーリンク】



【文章力を高めたい人向け】 文章力をつける方法が学べます。

 

今回のオススメ本は、『新しい文章力の教室』です。

本書は、文章力を高めたい方へオススメです。

f:id:WEST81:20170113235208p:plain

著者は、文章を書き始める前のポイントとして主眼と骨子を立てることの大切さを説かれています。

本書を読めば、文章力をつける方法が学べます。

 

主眼と骨子

主眼とは、テーマのことです。

その文章で何を言うのか、何を言うための文章なのかという目的のことをいいます。

 

骨子とは、主眼を達成するための骨組みのことです。

文章における骨子は、「要素」「順番」「軽重」の3つから構成されます。

「何を(要素)」「どれから(順番)」「どれくらい(軽重)」話すかを決めます。

 

著者について 

新しい文章力の教室 苦手を得意に変えるナタリー式トレーニング (できるビジネス)
 

 著者は、コンテンツ編集プロダクションの取締役の方です。

大学在学中よりライターとして働き始め、大学卒業後は事務所を開き、雑誌を中心に執筆・編集の現場に従事されます。

2004年より編集者として、3つの出版社に勤務されます。

2008年より音楽とエンタテインメントの分野で企画・執筆・制作を行うコンテンツ編集プロダクションに参加されます。

 

新しい文章力

本書には、新しい文章力がまとめられています。

 【第1章】 書く前に準備する

 【第2章】 読み返して直す

 【第3章】 もっと明快に

 【第4章】 もっとスムーズに

 【第5章】 読んでもらう工夫

  

ここからは、本書のオススメページを紹介していきます。

 

悩まず書くために「プラモデル」を用意する

◆22ページ~23ページ◆

具体的には書き始める前に、「どんなことを伝える文章なのか」を定めておく(箱絵)、「何を言うか」をトピック化して並べておく(パーツ)、「どれから」「どこを重点に」組み立てるかを決めておく(取説)。これで作文という行為が、あとは組み上げるだけの状態にまでプラモ化できました。ここまで話すと、プラモの3つの中身をどこかで見た気がしてきませんか?前項で説明した「主眼と骨子」に、ほぼ対応していると言っていいでしょう。つまり「箱絵=主眼」「パーツ=要素」「取説=順番・軽重」という具合です。

 

作文をプラモ化する

箱絵とは、「どんなことを伝える文章なのか」を定めることです。

パーツとは、「何を言うか」をトピック化して並べることです。

取説とは、「どれから」「どこを重点に」組み立てるかを決めることです。

このブログでは「パーツ」と「取説」は用意しています。

しかし、「箱絵」が弱いように感じています。

「どんなことを伝える文章なのか」をもっと問いかけるようにします。

 

スピード感をコントロールする

◆134ページ~136ページ◆

ではよく耳にする「文章のスピード感」とは?同じことを言うのに1,000文字かかっている文章と500文字かかっている文章では、どちらがスピード感があると思いますか?当然後者です。すなわち、文章におけるスピード感とは文字数÷情報量で割り出すことができるのです。

クルマの速度=時間÷距離

文章のスピード感=文字数÷情報量

  

スピード感を意識する

 文章のスピード感とは、1つの情報をどれだけの文字数で伝えられるかということです。

「文章のスピード感=文字数÷情報量」で割り出せます。

文字数が少ないほどスピード感があるということです。

これからはスピード感を意識します。

 

感想文やレビューを書くには

◆190ページ~191ページ◆

文章においては「ここでしか読めない」独自性がひとつの武器となってくれます。したがって感想文やレビューのような文章では、客観的事実より前面に主観的意見を配置し、それを事実で補強していくような順番が望ましいでしょう。

 

独自性を武器にする

独自性を出したければ「箱絵」部分に主観的意見を盛り込むようにします。

そして、主観的意見を自分が経験した事実で補足していくようにします。

そうすれば、独自性が武器になるのでしょう。

 

おっさんの選択            

本書から学んだ新しい文章力のポイントは以下の3点です。

 1) 作文をプラモ化すること。

 2) スピード感を意識すること。

 3) 独自性を武器にすること。

 

やっちゃえ!オッサン!おっさん は「まだまだ、やりますよ!」。

そしてあなたも「まだまだ、やれますよ!」。いっしょにがんばりましょう!!

                       

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。また遊びにきてください。

よろしくお願いいたします。