【マーケティングを学ばれている人向け】 生きたマーケティングの知識を学べます。
今回のオススメ本は、『売れる仕掛けはこうしてつくる』です。
本書は、マーケティングを学ばれている方へオススメです。
本書は、大学院および大学の先生たちによってまとめられています。
また、14の企業のマーケティング成功事例をもとに生きたマーケティングの知識が紹介されています。
著者について
著者は以下3人の方々です。
2003年より現職、専攻はマーケティング論です。
2002年より現職、専攻はマーケティング戦略、B2Bマーケティング です。
2004年より現職、専攻はマーケティング論です。
売れる仕掛け
本書には、売れる仕掛けがまとめられています。
第1部 これまでにない市場をつくる―マーケティング・マネジメント
第2部 市場づくりの後ろ盾―事業組織のマネジメント
第3部 市場との関係を強みに変える―市場の論理
第4部 絶えず変わり続ける市場への対応―市場と事業のダイナミクス
第5部 他の追随を許さない強みを築く―市場資源構築のマネジメント
ここからは、本書のオススメページを紹介していきます。
弱点を武器にする
◆35ページ~36ページ◆
「マーケティング・マネジメント」とは、この市場創造に向けた企業活動の組み立てを計画し、実行し、管理することである。マーケティング・マネジメントの基本枠組みは、次の2つの問いに答えることによって与えることができる。
1.どのような市場をつくり出そうとしているのか?
2.その市場をつくり出すには、どのように企業活動を組み立てていけばいか?
コンセプト、ターゲット、ポジショニングといった諸概念は、第一の問いに応じて、めざすべき市場像を描き出そうとする際に有用である。4Pというアイデアは、第二の問いに応じて、マーケティングの諸活動の組み立てを考える際に有用である。
マーケティング・マネジメントの基本枠組み考える
「どのような市場をつくり出そうとしているのか?」
「その市場をつくり出すには、どのように企業活動を組み立てていけばいか?」
企業の事例を分析する際、この2つの質問を使用してみましょう。
コンセプトづくりの方向性を見失わないために
◆70ページ~74ページ◆
・コンセプトは「夢」を「現実」に結びつけるものでなければならない
(中略)
・コンセプトは、ターゲットとポジショニングを踏まえて定めなければならない
(中略)
・コンセプトは、顧客・競争・取引との関係を最適化するものでなければならない
(中略)
・コンセプトは、「成長の道筋」を指し示すものでなければならない
(中略)
商品・サービスのコンセプトを考える
コンセプトとは、「顧客にどのような便益を提供するかをまとめたモノ」です。
便益=価値です。
自社の商品・サービスは、「顧客にどのような価値を提供するのか?」を考えましょう。
企業と顧客との対話
◆152ページ~153ページ◆
マーケティング・コンセプト(顧客志向の経営)とは、ワン・ショット(1回かぎりのやりとり)で完了する手法ではない。企業と顧客との関係は、対話を繰り返すことによって深められていく。そして、対話を前へ進めていくために企業は、状況に応じて、投入する人材やノウハウを組み替えていかなければならない。
企業と顧客が対話するための仕掛けを考える
対話を繰り返すには、対話するための仕掛けがないと始まりませんネ。
まずは、企業と顧客が対話するための仕掛けを考えましょう。
おっさんの選択
本書から学んだ売れる仕掛けのポイントは以下の3点です。
1) マーケティング・マネジメントの基本枠組み考えること。
2) 商品・サービスのコンセプトを考えること。
3) 企業と顧客が対話するための仕掛けを考えること。
やっちゃえ!オッサン!おっさん は「まだまだ、やりますよ!」。
そしてあなたも「まだまだ、やれますよ!」。いっしょにがんばりましょう!!
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。また遊びにきてください。
よろしくお願いいたします。