四十路の選択

タイトルは『鷹の選択』にならって『四十路の選択』としました。

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【マーケティング初心者の人向け】 マーケティングの理論を学べます。

 

今回のオススメ本は、『ドリルを売るには穴を売れ』です。

マーケティング初心者の方にオススメです。

本書には、「売ること」に関して、最低限の理論を、最小限のキーワードを使って体系的に、かつわかりやすく紹介されています。

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著者について 

ドリルを売るには穴を売れ

ドリルを売るには穴を売れ

 

 著者は、「戦略と戦術を結ぶ」ことを理念とする経営コンサルティング会社の代表の方です。

中小企業診断士の資格やディベートの経験も生かし、マーケティングコンサルタントとして活躍されています。

企業の規模や業種を問わずさまざまな会社のマーケティング戦略を企画・立案されています。

 

マーケティング理論

本書には、マーケティング理論がまとめられています。

 序章 “マーケティング脳”を鍛える

 第1章 あなたは何を売っているのか?―ベネフィット

 第2章 誰があなたの商品を買ってくれるのか?―セグメンテーションとターゲット

 第3章 あなたの商品でなければならない理由をつくる―差別化

 第4章 どのように価値を届けるか?―4P

 第5章 強い戦略は美しい

 

ここからは、本書のオススメページを紹介していきます。

 

マーケティング脳とは何か?

◆14ページ~17ページ◆

マーケティング脳を鍛えるには、自分の身の回りから学べばよい。何かを買ったとき、買わなかったときに「なぜこの商品を買ったのか?」「なぜこの店で買ったのか?」と考えていけばよいのだ。その裏には、売りたい人のマーケティングがあったはずだ。さらに、家族の誰かが何かを買ってきたら、なぜそれを買ったのか聞いてネタにすればいい。家族間のコミュニケーション促進にもなるだろう。

 

「買う=売る」の関係を見つめてみる

日常の買い物で「なぜこの商品を買ったのか?」「なぜこの店で買ったのか?」を考えることから「買う=売る」の関係を見つめてみましょう。

 

製品・サービスがどんな価値を実現するか考える

◆149ページ~150ページ◆

つまり、「何を売っているのか?」。「あなたは何屋か?」という問いは、あなたが「どんな顧客の、どのような価値を実現しようとしているのか?」という問いと同じなのだ。製品・サービスはそれによって決まる。実は、これこそが「事業領域」を決める根本的な質問だ。「これを売ることによって、お客さまにどのような価値をもたらそうとしているのか?」という問いは、ビジネスの根幹にかかわることだ。

 

顧客のどんな価値を実現するかを考える

身の回りの色々なビジネスに対して、「これを売ることによって、お客さまにどのような価値をもたらそうとしているのか?」と質問してみましょう。

そうすればマーケティングの仕組みのヒントが見つかるかもしれません。

 

どのように対価を受け取っているのか?

◆200ページ~204ページ◆

このように、TDRには「対価を受け取る仕組み」が多数存在する。事実、アトラクションやショー、物販店、飲食店の数は、それぞれほぼ30強ずつだ。つまり、アトラクションは全施設の1/3で、残りの2/3は物販店と飲食店なのだ。こうなると、TDRは「テーマパーク」というより、巨大なショッピングセンターだといえるだろう。その結果として、顧客単価9,220円という素晴らしい数字をあげている。家族4人で行けば4万円近い出費だが、それでも年間約2,500万人が入場するということは、それだけの素晴らしい価値を提供している何よりの証拠だ。

 

対価を受け取る仕組みを複数用意する

アトラクション、物販店、飲食店の数が、それぞれ30ずつあるという事実に、今まで気づいていませんでした。

さすがTDRは、よく考えられているんですネ。

 

おっさんの選択            

本書から学んだマーケティング理論のポイントは以下の3点です。

 1) 「買う=売る」の関係を見つめてみること。

 2) 顧客のどんな価値を実現するかを考えること。

 3) 対価を受け取る仕組みを複数用意すること。

  

やっちゃえ!オッサン!おっさん は「まだまだ、やりますよ!」。

そしてあなたも「まだまだ、やれますよ!」。いっしょにがんばりましょう!!

                       

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。また遊びにきてください。

よろしくお願いいたします。