【メモの魔力】人生を変えるメモの方法が学べます。
今回の読書メモは『メモの魔力』です。
本書を手にした理由は人生を変えるためのヒントを学びたいと考えたからです。
「メモとは、生き方そのもの」だと著者は言います。
本書には、誰でもできるけど、誰もまだ、その魔力に気付いていない「本当のメモの世界」がまとめられています。
著者
メモの魔力 The Magic of Memos (NewsPicks Book)
- 作者: 前田裕二
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2018/12/24
- メディア: 単行本
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著者は社長です。
大学卒業後、外資系投資銀行に入行。11年からニューヨークに移り、北米の機関投資家を対象とするエクイティセールス業務に従事されます。
2013年、DeNAに入社し、仮想ライブ空間「SHOWROOM」を立ち上げます。
その後2015年に当該事業をスピンオフしてSHOWROOM株式会社を設立、同年8月末にはソニー・ミュージックエンタテインメントからの出資を受けて合併会社化します。
目次
【序 章】「メモの魔力」を持てば世界に敵はいない
【第1章】メモで日常をアイデアに変える
【第2章】メモで思考を深める
【第3章】メモで自分を知る
【第4章】メモで夢をかなえる
【第5章】メモは生き方である
【終 章】ペンをとれ。メモをしろ。そして人生を、世界を変えよう
ここからは、本書でフセンをつけた箇所をまとめておきます。
アイデアを生み出すメモの書き方
◆38ページ~39ページ◆
ここで、最初に強調しておきたい大切な価値観があります。それは、「メモは姿勢である」、ということです。僕は、この本を通じて「ノウハウ」を伝えたいわけでは断じてありません。もちろん、ここで伝えるフォーマットをそのままコピーすれば、皆さんの言語化能力や説明能力は、想像を絶するほど飛躍的に伸びるでしょう。しかし、それ以上に本質的で重要なことは、もっと根底にある姿勢の部分です。何らかの目的を持って、日々、あらゆる情報に対して、毛穴をむき出し状態でいられるかどうか。身の周りのあらゆる情報にアンテナを張り、そこから何らかの知的生産を行う意識を持てているかどうか。この、弛まぬ知的好奇心と、知的創造に対する貪欲なスタンスこそが、メモ魔として最も大切にすべき基本姿勢であり、この本に出会ってくださった皆さんにフォーマット以上に身につけてほしい素養です。
メモ魔を目指す
2019年はメモ魔を目指します。
まずは身の周りのあらゆる情報にアンテナを張り、そこから何らかの知的生産を行う意識を持つよう取り組みます。
日常すべてをアイデアに変える
◆47ページ~50ページ◆
「ファクト」を書いた左ページから、今度は右ページに目を移します。そして、こう考えるのです。「ここで書いた具体的な情報を受けて、何か言えることはないか。そこに気づきはないか。他に応用可能な法則はないか」。こうした思考作業を僕は、「抽象化」と呼んでいますが、自分が見開きしてインプットしたファクトを、右ページでより一般的な概念に抽象化することが、ファクトを書いたあとのステップです。慣れないうちは、まずはファクトを書き切るところから始めてみてください。次第に慣れてきたら、ファクトを書きながら、同時に右ページに移って、リアルタイムで抽象化もできるようになってくると思います。ここまで来ると、かなり脳が活性化した状態でメモがとれるようになっています。
「ファクト」→「抽象化」→「転用」の流れでメモをとる
知的生産メモを習得するために(1)~(3)を取り組みます。
(1)「ファクト」は、見聞きした客観的な事実を書きます。
(2)「抽象化」は、「ファクト」を受けて、「何か言えることはないか?」「そこに気づきはないか?」「他に応用可能な法則はないか?」を書きます。
(3)「転用」は、「抽象化」した気づきを別の何かに適用して行動を変えるための実際のアクションにつながる粒度まで落として書きます。
特に価値が高いのは「どんな?」「なぜ?」による抽象化
◆83ページ~85ページ◆
具体的に僕らが見たり聞いたりしてこの現実世界から受け取る情報から、
・「ここから何か(他にも当てはまることが)言えないかな」
・「これはなぜかな、背景は何かな」
・「あらゆるこの種類のものって、〇〇ということが当てはまるよな」
・「これの特徴はこうだな」
といったことを考えて、より抽象度の高い(=より多くの具体的な何かにも当てはめることができる)概念を導き出すのです。需要なので繰り返し述べますが、抽象化の際は、「他の具体にも当てはめて転用すると、同等以上の効果を得られる」ということが大前提となっています。ゆえに、「これらの事象をまとめて〇〇と呼ぼう」と、What型で言語化能力を身につけていくことも当然重要なのですが、できれば、他の事象への転用可能性の高い(=転用した際の価値が相対的に大きい)How型とWhy型の抽象化を意識してみてください。それには、あらゆる具体事象に対して、「どんな(特徴)?」「なぜ(理由)?」と問うことを癖にしていくことが重要です。そこからの気づきを他に転用する生産性の高い抽象化こそが、知的生産メモの本質です。
「ファクト」に対して「How」と「Why」を問う
他の事象への転用可能性の高めるために「抽象化」の際、「ファクト」に対して、「どんな(特徴)?」「なぜ(理由)?」を問うことを癖にしていきます。
取り入れたい習慣
今後取り入れたい習慣は以下の3点です。
1) メモ魔を目指すこと。
2) 「ファクト」→「抽象化」→「転用」の流れでメモをとること。
3) 「ファクト」に対して「How」と「Why」を問うこと。
やっちゃえ!オッサン!おっさん は「まだまだ、やりますよ!」。
そしてあなたも「まだまだ、やれますよ!」。いっしょにがんばりましょう!!
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。また遊びにきてください。
よろしくお願いいたします。