四十路の選択

タイトルは『鷹の選択』にならって『四十路の選択』としました。

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【呼吸ひとつで「怒り」「イライラ」がすっと消える本】マイナス感情をコントロールする方法が学べます。

 

今回の読書メモは『呼吸ひとつで「怒り」「イライラ」がすっと消える本』です。 

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本書を手にした理由は「怒り」や「イライラ」などのマイナス感情をコントロールする方法を学びたいと考えたからです。

 本書では「怒り」「イライラ」「嫉妬」というマイナス感情がいかに私たちの心と身体を傷めつけるか、それにもかかわらずそのマイナス感情にとらわれ、簡単に抜き出せないのかを考えています。

そして、マイナス感情をコントロールできる唯一の手段は、「呼吸法」であり、具体的なやり方について詳しく説明しています。

 

著者 

呼吸ひとつで「怒り」「イライラ」がすっと消える本

呼吸ひとつで「怒り」「イライラ」がすっと消える本

 

著者は呼吸アドバイザーです。

著者自身の長年にわたる心身の不調を江戸時代の禅の呼吸法で克服し、「ZEN呼吸法」をメソッド化されています。

企業・団体からの講演、講座も手がけ、著名人へも指導を行う他、ラジオパーソナリティとして活動してきた経験を活かし、韓流イベントのMCなども務められています。

東京の自由が丘、京都の禅寺を中心に一般向けレッスンも開催されています。

 

目次

【第1章】怒り・イライラ・ストレスはこんなに悪影響

【第2章】心は心を制することができない

【第3章】心と身体、そして呼吸の深い関係

【第4章】マスターするのは、たったひとつの呼吸だけ

【第5章】始めた人から幸せになれる! 魔法の呼吸法

【第6章】呼吸法ひとつで人生が変わった!

【第7章】呼吸法のさらなる魔法の効果

 

ここからは、本書でフセンをつけた箇所をまとめておきます。

 

呼吸で体の状態は一瞬で変わる

◆90ページ~92ページ◆

私たちは毎日、無意識に呼吸していますが、怒り、緊張、不安などのストレスがかかった状態では、呼吸がとても浅くなっています。逆に深いゆったりした呼吸は、気分を落ち着かせてくれます。息を吸うとき「交感神経が優位」になり、息を吐くとき「副交感神経が優位」になります。長く息を吐ければ吐けるほど、「副交感神経」を優位にできるのです。

 

長く息を吐ければ「副交感神経」を優位にできる

これからは深くゆったりした呼吸を意識します。

また、息を吐く時には長くすることも意識します。

 

魔法の呼吸法、「ふんわり呼吸法」をマスター

◆102ページ~104ページ◆

正しい呼吸をするためには、まずは正しい姿勢から。

(1)まず腰幅に立ち、足裏全体に均等に体重をのせひざを緩めます。

(2)背骨の土台、仙骨(尾骨の少し上にある平べったいところ、ほとんど肉がついていない部分)に指先を合わせて手で覆います。

(3)息を吐きながら仙骨の下方をグッと前方に押し出します、体内に押し込むイメージで。

(4)これだけで、お腹の前側がソフトに締まったのが分かるはずです。その締まりをキープ。

(5)頭のてっぺんで空、天井を押し上げ、足の裏全体で大地を押し下げ、上半身と下半身を引っ張り合う。

(6)肩を下げ、(4)の腹部以外、全身の余計な力を抜きます。

 

 

正しい呼吸をするために正しい姿勢をマスターする

ZEN呼吸法を行う際には(1)~(6)の内容を確認し、正しい姿勢をマスターします。

 

ZEN呼吸法のやり方

◆110ページ~113ページ◆

(1)正しい姿勢をキープして、体全体の余計な力を抜く。特に顔や歯、肩周りの緊張をほぐす。

(2)頭の上に軟らかくなった温かな、えも言われぬ香りのお薬バターをたっぷり乗せるイメージングをする。

(3)そのお薬バターが体温で溶けて、少しずつ吐く息と共に「体内」に流れ落ちるイメージングをする。

(4)お薬バターは「鼻で息を吐きながら」流し落とす。大脳から順に下へ~一つ一つの内臓をなぞって浸しコーティングしていくイメージを。息が足りなくなったら短く鼻でスッと息を吸い、再び吐く息でバターを流していく。

  

ZEN呼吸法をマスターする

頭の上からお薬バターが「体内」に流れ落ちるところをイメージしながら呼吸をします。

 

取り入れたい習慣

今後取り入れたい習慣は以下の3点です。

1) 長く息を吐ければ「副交感神経」を優位にできること。

2) 正しい呼吸をするために正しい姿勢をマスターすること。

3) ZEN呼吸法をマスターすること。

 

やっちゃえ!オッサン!おっさん は「まだまだ、やりますよ!」。

そしてあなたも「まだまだ、やれますよ!」。いっしょにがんばりましょう!!

                       

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。また遊びにきてください。

よろしくお願いいたします。