四十路の選択

タイトルは『鷹の選択』にならって『四十路の選択』としました。

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【人蕩し術】人蕩しの技術が学べます。

 

今回の読書メモは『人蕩し術』です。

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本書を手にした理由は成功するための秘訣を学びたいと考えたからです。

人蕩術(じんとうじゅつ)の「蕩」とは、「とろけさす」あるいは「たらしこむ」の意味で、よく知られた言葉に「女蕩(おんなたら)し」があります。

「人蕩(ひとたらし)し」とは、まさに、このように大勢の人々をして、自分のことを好きにならせてしまう技術です。

本書では、この「人蕩(ひとたらし)し」の技術について解明し、その用い方についてまとめています。

 

人間にある二つの才能

一つの才能とは、普通にいわれている「才覚能力」のこと、つまり才能です。

これは知識や技術から、気働きといったようなものを含んでいます。

もう一つの才能とは、「誠実」であることです。そして、「他人のために尽くす」こと。

第一の才能のあると思った人間は、初めはいいんですが、結局は、第二の才能の人間の方に負けてしまっています。

つまり、誠実である方の人間が人生において、勝を収めている方がずっと多いのです。 

人蕩し術 (ひとたらしじゅつ)

人蕩し術 (ひとたらしじゅつ)

 

 

目次

【第一章】真の魅力とは何か

【第二章】魅力の正体とその秘密

【第三章】飢えへの恐怖

【第四章】人々は自己重要感に飢えている

【第五章】自己重要感の高め方

【第六章】恐るべきアラヤ識の力

【第七章】性的魅力の根源

【第八章】陽気さこそ成功の源泉

【第九章】遊戯三昧の心境

【第十章】人蕩し術奥儀

 

ここからは、本書でフセンをつけた箇所をまとめておきます。

 

遊行の勧め

◆32ページ~35ページ◆

この「余裕」こそ、最も大切であります。なぜなら、本書で得、この人蕩し術を身につけるには、この余裕という心的態度なくしては不可能だからなのです。では、このような余裕を得るには、どうしたらよいか、というと、それには、人生を楽しもう、と決心することです。また、自分の人生を一つのゲームである、と思うことです言い替えれば、あまり真剣に「何が正しいことか?」などということを追求するのをやめて、「明るく、楽しく暮らす」よう考えることです。

 

自分の人生を一つのゲームと思う

自分をゲームの主人公と捉え、良いことも、悪いことも、楽しもうと思います。

これからは、明るく、楽しく、元気よく生きていきます。

 

与えればよい

◆43ページ~46ページ◆

答えは、恐ろしく単純です。すなわち、あなたが他人に何か与えれば、あなたに「魅きつける力」は生じ、あなたが他人から何かを取ろうとすれば、その力は即座に消えてしまうのであります。これは、答えというより、むしろ「原理」といった方がよいでしょう。多くの場合、真理とか原理といったものはこのように至極単純なものなのです。

 

他人に何かを与え続ける

自分に「魅きつける力」は積み上げていくために、他人に何かを与えることを続けていきます。

他人から何かを取るような見返りは、もう求めないようにします。

 

最高の人間的魅力とは?

◆111ページ~114ページ◆

「人生における成功の要諦は、魅力にあり、そして、その魅力を得る最大の秘訣は、自分にとって有用なる人物の自己重要感を充足させてやり、もって、彼の自分に対する群居衝動をより強く喚起せしめるところにこそある」という原理を教えてやまないものです。

 

相手の自己重要感を充足させる

今までは、自分の自己重要感を充足させるために行動していました。

これでは成功は遠のくばかり、全く正反対だったのです。

これからは、相手の自己重要感を充足させるようにします。

 

第三の方法

◆145ページ~148ページ◆

その第三の方法とは、「自己暗示」という方法です。まず呼吸を整え、肩の力を抜き、軽いトランスつまり、ボンヤリした感じになります。そして、心の中で、例えば、「私は優れた人間である」という言葉を、ゆっくりと呪文のように、三回以上唱えるのです。これは、いつどこで用いてもよろしいのですが、例えば、あなたの眼前にいるだれかが、自慢かけなしをもって、あなたの自己重要感を傷つけたならば、ただちにこの方法を行うのです。

 

自己重要感を傷つられたら自己充足させる

・まず呼吸を整え、肩の力を抜き、ボンヤリした感じになります。

・心の中で、「私は優れた人間である」という言葉を、ゆっくりと呪文のように、三回以上唱えます。

自分の自己重要感を傷つられたら、ただちに「自己暗示」を行います。

 

現在の思念こそ鍵

◆174ページ~177ページ◆

では、そのテクニックはどのようにして用いられるのかというと、それは、「現在における思念をよく整える」という一語に尽きます。さらに詳しくいうならば、現在の思念をよく整えるとは、次の二つの思考の仕方によって、そのほとんどの要求が満たされるのです。すなわち、

(1)過去の失敗体験を忘れ、成功体験を思い返しては喜ぶ

(2)未来に対しても失敗を想像せず、成功を想像して喜ぶ

というように、過去においても、未来においても、よろこばしいことの方を思い起こして、もって現在の思念を「肯定の類」の中に置こうとするのです。

 

現在の思念をよく整える

過去においても、未来においても、よろこばしいことの方を思い起こすようにします。

 

陽気さこそすべての源泉

◆263ページ~267ページ◆

私たちは、他人に対し、「形あるもの(お金など)を支払って、形あるもの(物)を入手する」し、「形ないもの(笑顔、愛など)を支払って形あるもの(お金、物)を入手する」こともできるのであります。そして、この支払が、たっぷりとなされればなされるほど、それに比例して、あなたの魅力度は上がり、そして欲するものの入手可能性は高まるのであります。

 

形ないもの(笑顔、愛など)を支払う

形あるもの(物)を入手するためには、形あるもの(お金など)を支払う必要があると理解していました。

しかし、それは誤りでした。

形ないもの(笑顔、愛など)を支払っても、形あるもの(物)は入手できるのです。

これからは形ないもの(笑顔、愛など)をたくさん支払うようにします。

 

取り入れたい習慣

今後取り入れたい習慣は以下の6点です。

1) 自分の人生を一つのゲームと思うこと。

2) 他人に何かを与え続けること。

3) 相手の自己重要感を充足させること。

4) 自己重要感を傷つられたら自己充足させること。

5) 現在の思念をよく整えること。

6) 形ないもの(笑顔、愛など)を支払うこと。

 

やっちゃえ!オッサン!おっさん は「まだまだ、やりますよ!」。

そしてあなたも「まだまだ、やれますよ!」。いっしょにがんばりましょう!!

                       

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。また遊びにきてください。

よろしくお願いいたします。