四十路の選択

タイトルは『鷹の選択』にならって『四十路の選択』としました。

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【◎NLPの実践手法がわかる本】望ましい変化を作り出す方法が学べます。

 

今回の読書メモはNLPの実践手法がわかる本』です。 

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本書を手にした理由はNLPについてもっと学びたいと考えたからです。

本書はNLPの中でも「望ましい変化を作り出す方法」をわかりやすくまとめたものです。

私たちはいつも「ありのままの出来事」や「ありのままの自分自身」に苦しむのではなく、「自分自身の中にあるイメージ」に反応して苦しんでいます。

プログラムは「インパクト(強い身体感覚的体験)」と「繰り返し(回数)」によってできています。

本書では、この2つの方法でプログラムを修正したり、好ましいプログラムをインストールする方法が学べます。

                             

著者 

NLPの実践手法がわかる本 (実務入門)

NLPの実践手法がわかる本 (実務入門)

 

著者は米国NLP協会認定トレーナーです。

経営コンサルタント会社を経て、2002年に能力開発トレーナーとして独立します。

その間、心理学、脳機能研究等の科学的分野をはじめ、ヨーガ、密教といった伝統的な能力開発体系にいたるまで独自に研究されています。

また、3,000人以上の経営者やビジネスパーソンのカウンセリングを担当し、独自のシンプルかつ実践的な能力開発法も開発しています。

NLPの資格認定コースとNLPを応用したコミュニケーション、自己実現、目標管理、リーダーシップなどのテーマのセミナーを自らの体験に基づく独自のプログラムとして提供しています。

 

目次

【第1章】なりたい自分を実現するNLPの根本スキル

【第2章】目標を達成するためのNLP戦略

【第3章】一瞬で最高のパフォーマンスを実現するNLPスキル

【第4章】問題解決のためのNLPスキル

 

ここからは、本書でフセンをつけた箇所をまとめておきます。

 

「コミュニケーション」と「能力開発」の共通の土台は観察力

◆78ページ~81ページ◆

多彩な相手に合わせることができる人は、たくさんの人に愛されています。そのような人はセールスパーソンとしても成功します。そして、そのような人の特徴は観察力が高い点にあります。相手をさまざまな観点で見ることができているから、合わせることができるのです。自分の理解のしやすさではなく、相手がどのように理解する人なのかを大切にしているのです。

 

相手をさまざまな観点で見る

相手と話しをしている時、自分は次に何を言うかばかり考えていました。

今までは相手の観察などできていませんでした。

これからは相手をさまざまな観点で観察し、相手のペースに合せるようにします。

 

変化における戦略と戦術

◆94ページ~97ページ◆

変化における「戦略」「戦術」にあたるものは何でしょうか?「空白」の原則の解説は、この質問から始まりました。このように、「質問」は「空白」を作ります。ですから、良質な質問を持つと良質な空白ができ、結果として「良質な情報」を集めることになります。この原理を上手に使うだけでも、創造性を発揮できるはずです。変化における「戦略」は、感覚を変化させることです。変化における「戦術」は、「五感の質を変えること」と「意味づけを変えること」です。そして、戦術を支えるのは、アソシエイトとディソシエイトです。NLPでは「五感の質を変えること」を「サブモダリティーチェンジ」、「意味づけを変えること」を「リフレーム」と呼びます。

 

アソシエイトとディソシエイトの能力を高める

ディソシエイトとは「自分の体験をまるで他人事のように眺めること」をいいます。

アソシエイトとは「身体全体で深く体験すること」をいいます。

このディソシエイトとアソシエイトの能力の高さが、NLPスキルの威力の高さを決定します。

これからしばらくはディソシエイトとアソシエイトの能力を高める訓練を続けます。

 

「できて当然」と思えることは実現しやすい

◆196ページ~199ページ◆

「目標を達成している人」と「なかなか達成できない人」の顕著な違いの1つに、集中力の違いがあげられます。「目標を達成している人」は、行動に集中することができているのです。これは雑念がない状態を指します。「なかなか達成できない人」は、「失敗したらどうしよう」と不安になったり、過剰に「なりたい状態」を願っている場合が多いのです。「不安になる」ことも、「過剰に願う」ことも、土台は同じです。どちらも、その目標の重要度が高すぎるのです。重要度が高すぎると過剰に願望に意識を向けることになるし、手に入らなかったときのことに意識を向けて不安になるのです。これは、頭の中のイメージに気を取られながら行動(仕事)しているようなものです。雑念だらけですので、エネルギーを行動に集中できないのです。

 

「できて当然」と思う

どうすれば目標の重要度を下げることができるのか?

それは「できて当然」と思うことです。

そのために有効なのは以下の2点です。

・繰り返し成功イメージになりきること

・成功した後のイメージを持つこと

不安になったらイメージトレーニングで自信を持つようにします。

 

取り入れたい習慣

今後取り入れたい習慣は以下の3点です。

1) 相手をさまざまな観点で見ること。

2) アソシエイトとディソシエイトの能力を高めること。

3) 「できて当然」と思うこと。

 

やっちゃえ!オッサン!おっさん は「まだまだ、やりますよ!」。

そしてあなたも「まだまだ、やれますよ!」。いっしょにがんばりましょう!!

                       

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。また遊びにきてください。

よろしくお願いいたします。