【人間関係を好転させたい人向け】人間を磨く「こころの技法」が学べます。
今回のオススメ本は、『人間を磨く』です。
本書は、人間関係を好転させたいあなたへオススメです。
本書には、人間を磨く7つの「こころの技法」が紹介されています。
人間を磨く3つの視点
第1の視点
一つの理想的な「統一的人格」を持つ人間をめざすのではなく、自分の中に「様々な人格」を育て、それらの人格を場面や状況に応じて適切に使い分けることのできる人間を目指します。
第2の視点
自分の心の中の「小さなエゴ」を捨て去ろうとするのではなく、その「小さなエゴ」の動きを、静かに見つめることのできる「もう一人の自分」を育てていきます。
第3の視点
tらだ「理想的人間像」を論じるのではなく、そうした人間像に向かって一歩一歩成長していくための「具体的修行法」を身につけます。
自分の心の中の「小さなエゴ」を、静かに見つめ、その「小さなエゴ」によって、常に曇ってしまう「心の鏡」を磨いていきます。
これが、「人間を磨く」という言葉の、真の意味です。
著者について
著者は、シンクタンクの代表の方です。
大学卒業後、米国シンクタンクの客員研究員を務めます。
1990年、日本のシンクタンクの設立に参画され、取締役等を歴任されます。
その後2000年多摩大学大学院の教授に就任、さらに同年にはシンクタンクを設立し、代表に就任されます。
人間を磨く「こころの技法」
本書には、人間を磨く「こころの技法」がまとめられています。
人間関係が好転する「こころの技法」
第一の「こころの技法」― 心の中で自分の非を認める
第二の「こころの技法」― 自分から声をかけ、目を合わせる
第三の「こころの技法」―心の中の「小さなエゴ」を見つめる
第四の「こころの技法」―その相手を好きになろうと思う
第五の「こころの技法」―言葉の怖さを知り、言葉の力を活かす
第六の「こころの技法」―別れても心の関係を絶たない
第七の「こころの技法」―その出会いの意味を深く考える
「人間を磨く」ことの真の意味
ここからは、本書のオススメページを紹介していきます。
「非を認める」ことに優る、「感謝をする」こと
◆60ページ~62ページ◆
もし、我々が、相手や周りの人々に対して「自分の非や欠点を認める」ことができるならば、それだけでも人間関係は好転していく。しかし、さらにそれを超え、「自分の非や欠点を受け容れてくれる相手や周りの人々に感謝する」ことができるならば、そこには、素晴らしい人間関係が生まれてくる。昔から、「感謝は、すべてを癒す」という言葉が語られるが、この言葉は、人間関係においても、究極の真実であろう。
自分の非や欠点を受け容れてくれる相手に感謝する
今までは、自分の非や欠点を指摘された時、その人に反論をしていました。
これからは、「自分の非や欠点を認める」ことに加え、指摘してくれた相手に感謝するようにします。
これで人間関係が好転するのであれば積極的に試してみようと思います。
どうすれば、本当の自信と強さが身につくのか?
◆108ページ~110ページ◆
人間、「謙虚さ」の修行を続けていると、自然に「本当の自信」が身についてくる。人間、「感謝」の修行を続けていると、自然に「本当の強さ」が身についてくる。例えば、日々の仕事や生活において、「謙虚さ」の一つの表れである「自分の非を認める」という修行を続けていると、自然に「静かな自信」と呼ぶべきものが身についていく。また、先ほど紹介した小さな企業の経営者のように、経営が苦しいときも、職場の雰囲気が悪いときも、朝起きた後、心の中で、社員一人ひとりに「感謝する」という修行を続けていくと、自然に「静かな強さ」が身についていく。
「感謝する」という修行を続けていく
これからは「感謝する」ことは修行であると捉え、どんな場合でも、相手やその状況を客観的に見つめた上で「感謝する」ようにします。
この修行を継続することで「静かな強さ」が身に付くのでしょう。
「嫌悪の言葉」が「嫌悪の感情」を引き出してしまう怖さ
◆140ページ~145ページ◆
人は、相手を嫌いになるから、嫌悪の言葉を語るのではない。嫌悪の言葉を語るから、相手を嫌いになるのだ。人は、相手を好きになるから、好感の言葉を語るのではない。好感の言葉を語るから、相手を好きになるのだ。
好感の言葉を語り、相手を好きになる
やはり、始めに言葉があるのですネ。
良い言葉、プラスの言葉を語り、良いこと、プラスのことを引き寄せるようにします。
おっさんの選択
本書から学んだ人間を磨く「こころの技法」のポイントは以下の3点です。
1) 自分の非や欠点を受け容れてくれる相手に感謝すること。
2) 「感謝する」という修行を続けていくこと。
3) 好感の言葉を語り、相手を好きになること。
やっちゃえ!オッサン!おっさん は「まだまだ、やりますよ!」。
そしてあなたも「まだまだ、やれますよ!」。いっしょにがんばりましょう!!
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。また遊びにきてください。
よろしくお願いいたします。