【戦略が絵に描いた餅で終わってしまうという人向け】実行戦略の立て方が学べます。
今回のオススメ本は、『船井総研・即時業績向上シリーズ(2)戦略の極意』です。
本書は、いつも戦略が絵に描いた餅で終わってしまうと感じているあなたへオススメです。
本書は、戦略の策定から定着までの各プロセスに注目し、それを船井流の「現状分析」「基本戦略」「実行戦略」「展開」「定着」という5フェーズに分けて解説しています。
戦略を日常業務に落とし込むための実行戦略の立て方が学べます。
著者について
著者は、コンサルティング会社です。
戦略の極意
本書には、戦略の極意がまとめられています。
【第1部】経営戦略の実際と考え方
【第2部】現状分析
【第3部】基本戦略
【第4部】実行戦略
【第5部】展開と定着
ここからは、本書のオススメページを紹介していきます。
基本戦略の考え方
◆116ページ~119ページ◆
その企業にしかつくれない独自固有の長所をつくることこそが経営における原理原則だとしている。そのため、SWOT分析、改善項目の抽出などでできた今後取り組むべき項目を短期的な戦略とすると、強みをつくりその強みを磨きつづけること、その強みを発揮することができる市場を探すことこそが、中長期的な戦略だと言える。
「短期的な戦略」と「中期的な戦略」の両方を考える
短期的な戦略と中長期的な戦略の違いが理解できました。
プロセス管理のしくみ
◆152ページ~153ページ◆
これを解決するためには、社員が理解し、行動できる業務レベルにまで指針をブレイクダウンしていく必要がある。つまり、工場における生産ラインでの組み立てなどの業務では緻密に検討されている業務フローを業務領域でも作成するのである。
業務領域でも業務フローを作成する
業務フローを作成した上で実行すれば、手順を間違えることが少なくなります。
さらに、業務フローを定期的に見直せば、よりよい方法を追求できます。
それが自社の強みになっていくのでしょう。
やる気の法則と戦略
◆192ページ◆
これは、強制的に仕事をさせたときの効率を「1」とした場合、その仕事の意義や目的を理解して行うときには、同じ人でも仕事の効率が1.6倍になるというものである。さらに、その仕事を自ら企画し、考えて実行した際の効率は「1.6」、つまり2.56倍になる。
仕事の意義や目的を理解し、自ら考えて実行する
仕事の意義や目的を理解した上で、自ら考えて実行するようにします。
そうすれば仕事の効率が2.56倍になります。
おっさんの選択
本書から学んだ戦略の極意のポイントは以下の3点です。
1) 「短期的な戦略」と「中期的な戦略」の両方を考えること。
2) 業務領域でも業務フローを作成すること。
3) 仕事の意義や目的を理解し、自ら企画して実行すること。
やっちゃえ!オッサン!おっさん は「まだまだ、やりますよ!」。
そしてあなたも「まだまだ、やれますよ!」。いっしょにがんばりましょう!!
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。また遊びにきてください。
よろしくお願いいたします。