【松下幸之助思想を学びたい人向け】松下哲学の核心が学べます。
今回のオススメ本は、『松翁論語』です。
本書は、松下幸之助思想を学びたいあなたへオススメです。
著者が松下幸之助翁の下で仕事をされた22年間で「直接聞いた話の中から心にとまった言葉」「松下幸之助翁の著作を読みながら感銘した言葉」「松下幸之助翁と接した多くの方々から聞いた話」などから印象に残った言葉を記したメモから、さらに「目につく言葉」「好きな言葉」の一部を選びだし、まとめたのが本書です。
本書で紹介されている言葉の数は938個。きっと、あなたの心に残る言葉も見つかるでしょう。
著者について
松下幸之助翁の直弟子とも、側近とも言われている方です。
23年間、ほとんど毎日、松下幸之助翁と語り合い、直接指導を受けた、松下幸之助思想の伝承者であり継承者です。
松下幸之助翁の言葉を伝えるだけでなく、その心を伝える講演・著作には定評があり、現在も講演に執筆に精力的に活動されています。
松下幸之助思想
本書には、松下幸之助思想がまとめられています。
一つの思考軸
【巻1】事にあたって
【巻2】成功は運
【巻3】自然の理法
【巻4】真の経営
【巻5】自分を見つめよ
【巻6】何ごとも衆知
【巻7】事業は人にある
【巻8】一日一日が勉強
【巻9】素直な心になれば
【巻10】世の中というものは
言葉と理念
ここからは、本書のオススメページを紹介していきます。
◆26ページ◆
商いの原点は、どうしたら売れるか儲かるかではなく、どうしたら人びとに心から喜んでもらえるかである。
どうしたら人びとに心から喜んでもらえるかを考える
仕事は、お客様の喜ぶ顔をイメージしながら行いたいものです。
◆30ページ◆
すべての人を自分より偉いと思って仕事をすれば必ずうまくいくし、とてつもなく大きな仕事ができるものだ。
すべての人を自分より偉いと思う
この言葉には、ハッ!とさせられました。
謙虚になれるよう努めます。
◆56ページ◆
人の話、人の数えを喜んで聞くようにしなさい。そういう努力を重ねることからでも素直な心になることができるものだ。
人の話を喜んで聞く
聞くのは8割、話すのは2割くらいの意識で、聞くことに集中します。
もちろん笑顔で聞きます。
◆245ページ◆
私のような、何も知らない、しかも半病人に等しかった人間が、それなりに仕事ができたということは、われわれの仕事は貧乏を克服して、人びとを富ましめ、国を富ましめるものであり、それがわれわれの使命であるという思いがあったからだと思う。
これが自分たちの使命であるという思いを持つ
”思い”のパワーは強いのです。
周りの仲間と“思い”を共有できるよう努めます。
◆283ページ◆
知恵には、天知、叡知、衆知、個人知がある。個人知とは、個々人の個々の知恵であり、 衆知とは、個人知が集まった知恵であり、叡知とは、衆知を素直な心で融合した知恵であり、天知とは、恒久不変の真理をいう。
4つの知恵を意識する
叡知とか、天知という言葉を初めて聞きました。
それぞれの知恵を意識することによって問題解決の幅が広がるのでしょう。
おっさんの選択
本書から学んだ松下幸之助思想のポイントは以下の5点です。
1) どうしたら人びとに心から喜んでもらえるかを考えること。
2) すべての人を自分より偉いと思うこと。
3) 人の話を喜んで聞くこと。
4) これが自分たちの使命であるという思いを持つこと。
5) 4つの知恵を意識すること。
やっちゃえ!オッサン!おっさん は「まだまだ、やりますよ!」。
そしてあなたも「まだまだ、やれますよ!」。いっしょにがんばりましょう!!
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。また遊びにきてください。
よろしくお願いいたします。