四十路の選択

タイトルは『鷹の選択』にならって『四十路の選択』としました。

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【時間を味方につけたい人向け】自律神経のバランスを整える方法が学べます。

 

今回のオススメ本は、『時間コントロール術』です。

本書は、時間を味方につけたいあなたへオススメです。

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本書には「時間を味方につける働き方」「時間を味方につける暮らし方」に切り替えて、自律神経のバランスを整える簡単な方法がまとめられています。

「時間を制するものが、自律神経を制する。」「自律神経を制するものが、時間を制する。」と著者はいいます。

自律神経のバランスを整えることは、体の調子をよくするだけでなく、人生という時間を豊かに、そして幸せにしてくれるのです。

 

自律神経について

自律神経には「交感神経」と「副交感神経」の2つがあります。

「交感神経」は、興奮や促進の働きをすることからアクセル、「副交感神経」は、リラックスや安定の働きをすることからブレーキといったイメージになります。

理想的なのは、「交感神経」も「副交感神経」も高いレベルで維持された状態です。

「好感神経」と「副交感神経」は1日のうちで交互に優位になります。

朝になると「副交換神経」が優位になりはじめ、一定以上になると目が覚めます。

午前中も上がりつづけ、昼にピークを迎えます。

一方、「副交感神経」は午前中下がりつづけますが、午後になると上がりはじめます。

そして真夜中にピークを迎え、朝に向かって今度は下がっていきます。

 

    交感神経   副交感神経

血圧:  上昇     下降

心拍:  速い     ゆっくり

 : ぜん動抑制  ぜん動促進

発汗:  促進     抑制

 

著者について 

自律神経が整う時間コントロール術 (実用単行本)

自律神経が整う時間コントロール術 (実用単行本)

 

著者は、医師です。

大学卒業後、ロンドン大学付属英国王立小児病院外科、トリニティ大学付属医学研究センター、アイルランド国立小児病院外科での勤務を経て、順天堂大学小児外科講師・助教授を歴任されます。

自律神経研究の第一人者として、プロスポーツ選手、アーティスト、文化人へのコンディショニング、パフォーマンス向上指導にかかわられています。

 

時間コントロール

本書には、時間コントロール術がまとめられています。

 【第1章】時間との付き合い方を変える

 【第2章】自律神経を考えた1日の計画

 【第3章】ゆっくりを意識した時間

 【第4章】1週間~1年間の予定の立て方

 【第5章】ゴールデンタイムを活かす手帳術

 

ここからは、本書のオススメページを紹介していきます。

 

朝のイライラで1日が台無しに

◆20ページ~22ページ◆

では朝に、自律神経のバランスを最高の状態にするにはどうすればよいのでしょう。まずはコップ1杯の水を飲むことです。主な理由は2つです。1つは、睡眠中に失われた水分を補うため。人間の身体の60%は水でできています。そのうち75%は細胞に、残りの25%は血液やリンパ液などにあります。水は生命維持のために行うさまざまな化学反応を起こす際に重要な働きをするのですが、人間は常に脱水傾向にあるほか、加齢とともに体内の水分量が少なくたっていきます。年をとってくると顔にシワが出てくるのも、その一例といえます。そして睡眠中は発汗などによって水分が奪われるので、その分を補う必要があるのです。2つめは、腸の働きを促すためです。コップ1杯の水を飲むと、腸に重さが加わり、その下にある大腸の上部を刺激します。これを「胃結腸反射」と呼び、これによって腸が伸縮運動、いわゆる蠕動運動を始め、副交感神経の働きも高まります。

 

朝起きて、コップ1杯の水を飲む

これは簡単なので、即実践します。

 

睡眠のゴールデンタイム

◆102ページ~107ページ◆

では、寝不足の場合、どうすれば効果的な代用睡眠が取れるでしょう。コツは簡単です。まず、ミルクティーやカフェオレなどのカフェインとトリプトファンが入った飲料を飲みます。そして、できるだけ静かで、暗い環境でゆっくり目を閉じる。眠れなかったとしても15~30分間目を閉じて静かにしていると、仮眠の効果を得られます。30分くらい経つとカフェインが効いてくるため、目覚めることができます。これは私も出張の移動中の新幹線などで実践している方法なので、試してみてください。

 

代用睡眠を取る

今までも、疲れた時にはミルクティーやカフェオレなどの甘い飲み物を口にしていました。

これからは、15~30分間目を閉じて静かにすることを加えます。

これも簡単な方法なので即実践します。

 

ゆっくりの大切さ

◆133ページ~137ページ◆

そしてイギリス留学時代に知った、ゆっくりとした動きこそが、自律神経によい影響を与え、安定した高いパフォーマンスを生み出す源であることもわかりました。ちょっと様子がおかしいな、調子が悪そうだ、と思ったら、動作をゆっくりしてみてください。ゆっくり歩く、ゆっくり話す、ゆっくり食べるなど、何でも構いません。そして、日頃の生活のなかで、ゆっくり行動ができるように余裕を持つようにしましょう。これが自律神経のバランスを整える極意といえるでしょう。

 

ゆっくりと行動する

おっさんはせっかちなので、いつもバタバタしています。

これは簡単そうで、なかなか難しいかもしれません。

まずは「ゆっくり歩く」ことから取り組みます。

 

おっさんの選択

本書から学んだ時間コントロール術のポイントは以下の3点です。

 1) 朝起きて、コップ1杯の水を飲むこと。

 2) 代用睡眠を取ること。

 3) ゆっくりと行動すること。

 

やっちゃえ!オッサン!おっさん は「まだまだ、やりますよ!」。

そしてあなたも「まだまだ、やれますよ!」。いっしょにがんばりましょう!!

                       

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。また遊びにきてください。

よろしくお願いいたします。