【雑談が苦手な人向け】雑談のコツが学べます。
今回のオススメ本は、『雑談の戦略』です。
本書は雑談が苦手なあなたへオススメです。
雑談は本当に意味がある会話をするための懸け橋、いわば「ゴールデンブリッジ」なのです。
本書では雑談のコツが学べます。
雑談でやってはいけない8つの禁則
戦略的に雑談をおこなうのであれば、相手から嫌われるような雑談はしてはいけないのです。如何に雑談での8つの禁則をまとめます。
(1)自分の話しばかりする
(2)他人の話を遮る
(3)相手の話を自分の話にすり替える
(4)否定する
(5)相手より自分が上であるとアピールする
(6)質問し、相手が答える前にさらに質問する
(7)質問の連打
(8)相槌や共感をしない
ぜひ、あなたの雑談を振り返ってみてください。
著者について
著者は、弁護士です。
企業法務、事業再生、交通事故、不動産問題などの案件・事件を、鍛え上げた雑談力・質問力・交渉力・議論力などを武器に解決に導いています。
現在は、法律事務所の代表パートナーであり、テレビ番組などの解説でも活躍されています。
雑談のコツ
本書には、雑談のコツがまとめられています。
【第1章】ビジネス雑談は「戦略的」でなければならない
【第2章】あなたはどのタイプ? 雑談が苦手な4タイプ
【第3章】雑談は「相手の話したいこと」を軸に組み立てる
【第4章】ビジネス雑談こそ「好かれるかどうか」で決まる
【第5章】どんな人にも通じる「すべらない話題」の選び方
【第6章】細部に罠が潜んでいる 言葉遣いに気をつけよう
【第7章】実践シミュレーションで雑談の目的を果たそう
ここからは、本書のオススメページを紹介していきます。
「QARTサイクル」で絶対に途切れない会話を!
◆39ページ~44ページ◆
もちろん、だからといって質問ばかり浴びせていては、相手に不快感を与えてしまいます。相手が答えたら、自分も共感したり肯定したりなどの反応を示し、時には自分の話をしたりして、その上で次の質問に移っていくのです。次ページのように会話を進めていくことになります。たとえば、以上のようなケースです。
(1)質問する「機能は何時に寝たのですか?」
(2)相手が答える「うーん……。0時ごろですね」
(3)反応する「へー!結構遅いですね」
(4)自分の話をする「私はだいたい22時には寝てしまいますよ」
(5)再度質問する「普段、何時間くらい睡眠をとるのですか?」
この(5)の質問を、相手は無視することができません。やはり自動的に「どれくらい寝てるのかな?だいたい6時間かな」などと答え、「6時間くらいですね。昔は4~5時間しか寝てなかったんですが」などと答えるでしょう。
QARTサイクルを回す
前述の(1)から(5)をQARTサイクルといいます。
Q:Question(質問)
A:Answer(相手が答える)
R:Reaction(肯定・共感など)
T:Talk(自分が話す)
これからは、QARTサイクルを回しながら、雑談を続けるようにします。
「質問ブーメラン」を忘れずに投げよう
◆92ページ~95ページ◆
このように、相手から何か質問を受けたときは「もしかしたらこの人は、この話題について話したいのかもしれない」とアンテナを立てて、自分のターンが終わったあとで相手に質問をしてみることです。この「質問ブーメラン」を使えは、相手が話したい内容を労せずして発見でき、雑談が大いに盛り上がる可能性が高いといえるでしょう。
「質問ブーメラン」を投げる
自分の話したいことばかりに集中していて、「質問ブーメラン」を投げかえせていませんでした。
これからは、相手の話したいことを引き出してあげられるよう、相手の質問に敏感になるようにします。
戦略の前のマインドセット
◆251ページ~254ページ◆
その人と雑談する前に、自分と雑談をしましょう。自分に次のように質問することです。
「この人が自分より優れているところは、どんなところだろう?」
「この人から学べることは、どんなことだろう?」
「この人のよいところは、どんなところだろう?」
「この人の好きになれるところは、どんなところだろう?」
そして、自分のほうから相手に対して好意をぶつけていくことです。そうすれば、雑談の戦略を阻害するような「悪意の返報性」が働かなくなり、スムーズに会話に入っていけることでしょう。
相手に対して好意をぶつける
一番大切なのは、雑談前の心構えなのですネ。
これからは、「善意の返報性」が働くよう、相手に対して「興味」と「好意」をぶつけるようにします。
おっさんの選択
本書から学んだ雑談のポイントは以下の3点です。
1) QARTサイクルを回すこと。
2) 「質問ブーメラン」を投げること。
3) 相手に対して好意をぶつけること。
やっちゃえ!オッサン!おっさん は「まだまだ、やりますよ!」。
そしてあなたも「まだまだ、やれますよ!」。いっしょにがんばりましょう!!
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。また遊びにきてください。
よろしくお願いいたします。