四十路の選択

タイトルは『鷹の選択』にならって『四十路の選択』としました。

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【起業を考えている人向け】食品製造会社の社長を疑似体験できます。

 

今回のオススメ本は、『成り上がり経営』です。

起業を考えているあなたへオススメです。

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本書には、食品製造界の革命児と言われる社長の物語がまとめられています。

改めてビジネスは、「人と人との信頼関係が大切であること」を認識できました。

 

著者について 

成り上がり経営 食品製造ビジネスの革命児・「壮関」関雅樹の経営発想

成り上がり経営 食品製造ビジネスの革命児・「壮関」関雅樹の経営発想

 

著者は、作家でありビジネスジャーナリストです。

徹底した取材を貫き、緻密な視点からビジネスの本質を浮かび上がらせ、人物を描く手法を得意としています。

ビジネス、技術開発、マネジメント、人材育成、環境、など幅広い取材活動をベースに経済誌や月刊総合誌などを中心に執筆、講演活動を展開されています。

 

食品製造界の革命児の物語

本書には、食品製造界の革命児の物語がまとめられています。

 【第1章】相手の立場に立てば自ずとわかるはず!

 【第2章】知らないことにぶつかったら素直に聞けばいい!

 【第3章】素材にこだわる食品メーカーと呼ばれたい!

 【第4章】永遠に売れ続ける商品なんて存在しない!

 【第5章】寝ても覚めても商品と人のことを考えている!

 

ここからは、本書のオススメページを紹介していきます。

 

誠意を持って相手の懐に飛び込む

◆46ページ~50ページ◆

「とくに信用される方法なんてないですが、自分はいつも話すことに嘘や隠し立てをしないと決めているんです。俺は何もないけど誠意だけはあると、若いころから自分自身に言い聞かせてきた。だから、正々堂々と相手の懐に飛び込める」

 

相手の懐に飛び込む

相手の懐に飛び込むためには、まずは自分から全てをさらけ出すことが必要です。

実践となると、なかなか難しいのですが……

 

生きた経営を、日々学び続けたい

◆139ページ~142ページ◆

「専務の素晴らしいところは、公私の別を厳格にして、絶対にその軸がぶれないことです。事業が軌道に乗って、経営も順調に成長したいまでも、その姿勢はまったく変わりませんね。金銭感覚って、人間の欲望の根本に関わることだから、少し余裕ができるとムダ遣いしたり、見栄でお金を使ったりするものですが、専務はまったくそうしたことがない。  会社で必要な事業資金であれば、億単位の投資決済をする立場にありながら、私生活ではムダな支出を自分に戒めている。それでいて、変にギスギスした人間にはならないから、社員やパートスタッフからは私よりもずっと慕われていますよ」

 

公私の別を厳格にする

「少し余裕ができるとムダ遣いしたり」「見栄でお金を使ったり」

これらのことは、立場が上になるほど気を付けないといけないと思います。 

 

危機察知能力はチャンス察知能力でもある

◆150ページ~155ページ◆

「私は、すごく強気な経営をしているつもりです。攻めは最大の武器であると思っています。でも、反面ものすごく心配性で、つねに怯えているのも事実です。酒の力を借りないと眠れない夜は、いくらでもある。前に取引先の社長さんと飲んだときそんな弱い自分の本音を吐いたら、こう言われました。”心配性じゃない社長なんて、ただのアホや”と。その言葉が、いつまでも深く脳裏に刻まれています。経営者は、心配性になって当たり前だし、つねに最悪の事態を見越して備えをとっておく。経営者としての責任をまっとうするためにも、つねに神経を研ぎ澄ませて経営の舵を取っていきたいと心に決めている」

 

つねに最悪の事態を見越して備える

つねに最悪の事態を見越して備えることが、経営者としての責任なのでしょう。

社長の立場は、孤独で、厳しいものなのだと改めて感じました。

社長になるには覚悟が必要です。

 

おっさんの選択

本書から学んだ食品製造ビジネスの革命児のポイントは以下の3点です。

 1) 相手の懐に飛び込むこと。

 2) 公私の別を厳格にすること。

 3) つねに最悪の事態を見越して備えること。

 

やっちゃえ!オッサン!おっさん は「まだまだ、やりますよ!」。

そしてあなたも「まだまだ、やれますよ!」。いっしょにがんばりましょう!!

                       

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。また遊びにきてください。

よろしくお願いいたします。