四十路の選択

タイトルは『鷹の選択』にならって『四十路の選択』としました。

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【偉業を成し遂げたい人向け】正しい質問をする方法

 

今回のオススメ本は、『Q思考』です。

本書は、偉業を成し遂げたいあなたへオススメです。

「正しい質問をする方法」が学べます。 

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世の中のルールを変えられるほどの偉業を成し遂げた人たちの共通点を探っているうちに、彼らの多くが、質問を抱き、質問をすることが抜群にうまいということに著者は気がきました。

最も創造的で、成功しているビジネスリーダーの多くは、専門家と言えるほどの卓越した質問家だといいます。

彼らは、当たり前のように業界の既成概念、自社の習慣、さらには自分自身が定めた前提条件の有効性にさえ疑問を抱きます。

そして、目の前の状況から一歩下がり、違った視点から眺めつつ、特定の問いに基づいて行動を起こしていくといった流れをたどります。

 

著者について

Q思考――シンプルな問いで本質をつかむ思考法

Q思考――シンプルな問いで本質をつかむ思考法

 

著者は、ジャーナリストの方です。

デザイン思考、イノベーションといった領域に強みを持っています。

本書は、世界中の何百ものトップイノベーター、起業家、クリエイティブシンカーらへ、「どのように疑問を抱き」「質問を重ね」「独創的なアイデアをつかみ」「問題解決しているか」を取材し、まとめています。

また、ニューヨークタイムズ紙他全米各紙誌で絶賛を受け、世界中で刊行されています。

世界の革新的・創造的なビジネスリーダーや企業に大きな影響を与えています。

 

Q思考

本書には、Q思考のポイントがまとめられています。

 【第1章】Qで思考にブレイクスルーを起こす―次々と問いを重ねる思考法

 【第2章】子どものように「なぜ」と問い続ける―質問し続けるアタマをつくる

 【第3章】「美しい質問」を自分のものにする―Q思考の「3ステップ」をマスターする

 【第4章】ビジネスに「より美しい質問」を与えよ―あなたの仕事を劇的に変えるQ

 【第5章】「無知」を耕せ―問いであらゆる可能性を探求する

 

ここからは、本書のオススメページを紹介していきます。

 

「Q+A」が結果を生む

◆66ページ~68ページ◆

質問家が問題に対処する様子を観察しているうちに、私は彼らの物語には一つのパターンがあることに気づいた。

・主人公が理想とはほど遠い状況に遭遇し「なぜ?」と問う。

・改善策/解決策のアイデアを思いつきはじめる。多くの場合、それは「もし~だったら?」という仮説のかたちで現れる。

・主人公はそれらの可能性の一つに注目し、それを現実に移そうとする、多くの場合、この段階には「どうすれば?」を見つけ出すプロセスが入っている。

「なぜ?」「もし~だったら?」「どうすれば?」という流れは基本的かつ論理的な形式で、既存の創造的な問題解決のプロセスからヒントを得た部分もある。

  

「なぜ?」「もし~だったら?」「どうすれば?」という流れで自問する

この流れで自問する場合、まず最初に理想が必要です。

理想を描き、「なぜ、その理想からほど遠い状態なのか?」と問いかけることから始めます。

 

5つの「思考の習慣」で問いを深める

◆95ページ~97ページ◆

彼女が学校の核としたのは「思考の習慣」と呼ばれる5つの学習スキルだ。その一つひとつが関連する問いをともなっている。

証拠:何が「真」で何が「偽」かをどうやって知るのか?どの証拠が信頼できるか?

観点:他人の立場で考えると、あるいはほかの方向から見るとどう見えるか?

つながり:何らかのパターンはあるか?前にも同じようなものを見たことがあるか?

推測:それが異なっていたとしたらどうか?

関連性:なぜそれが重要なのか?

マイヤーの教育システムの核となったこれらの問いは、さまざまな要素を結びつけながら問いを深めていこうという彼女自身の姿勢、つまり「統合的探究」の姿勢が出発点となった。

  

「証拠」「関連性」「観点」「推測」「つながり」という流れで自問する

「なぜ?」は「証拠」や「関連性」という切り口で自問します。

「もし~だったら?」は「観点」や「推測」という切り口で自問します。

「どうすれば~できるか?」は「つながり」という切り口で自問します。

 

この「3語」が施行尾スイッチを入れる

◆272ページ~274ページ◆

世界の最先端を走っている企業がブレイン・ストーミングを改革しようとしている様子を研究しているうちに、興味深いトレンドが浮かび上がってきた、それは、3語を使った特定の質問形式「How might we?」(どうすればできそうか?)だ。これは、イノベーターを目指している人たちが、正しい問いを考えられる簡単な方法だ。この質問は驚くほどの効果を発揮する。そして質問の仕方一つで創造的な思考や自由奔放な協力が促される、とこの方法の提唱者、ビジネス・コンサルタントのミン。バサデューは言う。

 

「どうすればできそうか?」と自問する

とにかく前に進むためには、「できない理由を考える」のではなく、「できそうな方法を考える」ことが大切なのです。

これは直ぐに試してみます。

 

おっさんの選択

本書から学んだQ思考のポイントは以下の3点です。

 1) 「なぜ?」「もし~だったら?」「どうすれば?」という流れで自問すること。

 2) 「証拠」「関連性」「観点」「推測」「つながり」という流れで自問すること。

 3) 「どうすればできそうか?」と自問すること。

 

やっちゃえ!オッサン!おっさん は「まだまだ、やりますよ!」。

そしてあなたも「まだまだ、やれますよ!」。いっしょにがんばりましょう!!

                       

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。また遊びにきてください。

よろしくお願いいたします。