四十路の選択

タイトルは『鷹の選択』にならって『四十路の選択』としました。

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【社長向け】儲かる会社のつくり方が学べます。

 

今回のオススメ本は、『社長業』です。

社長へオススメです。

儲かる会社のつくり方が学べます。 

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事業には、経営を推進する「思想」と「技術」の両面が必要だと著者はいいます。

本書では、「技術」を分かりやすく説きつつ、「思想」についてもまとめられています。

 

著者について 

社長業

社長業

 

著者は日本屈指の社長専用コンサルタントの方です。

 

経営を推進する思想と技術

本書には、経営を推進する思想と技術がまとめられています。

 【第1章】社長のための「儲かる会社への転換戦略」

 【第2章】社長としての「繁栄への戦略」実務

 【第3章】「永続発展への戦略展開」と「利益増大の戦略」

 【第4章】「儲かる事業構造の確立」と社長の戦略

 【第5章】社長がやるべき「戦略・戦術の基本実務」

 【第6章】社長業のあり方と社長業の基本心得

 【第7章】ブレーン総力結集の戦略

 

ここからは、本書のオススメページを紹介していきます。

 

事業は、たった2つの構造だ

◆6ページ~7ページ◆

事業には、たった2つの形態しかない。たとえば、あなたの経営する事業が何であってもだ。商社であっても、メーカーであっても、小売業でも問屋でも、地方でも都会でも、大規模でも小規模でも、新しくても老舗でも、扱う商品の種類が異なっても、得意先の傾向が違っていても、周囲の事情が相違していても、事業の形態はたった2つしかないのである。それは、前述した「基本的に儲からない形態の事業、つまり受注形態の事業」と、もう1つが「不安定で、いつもハラハラしながら経営をしなければならない形態の事業、つまり見込形態の事業」とである。

 

受注形態の事業と見込形態の事業を理解する

今まで、このような捉え方をすることはありませんでした。

これからは、「受注形態の事業」と「見込形態の事業」を意識することを心がけます。

今の事業は「受注形態の事業」です。

 

景気が悪いのに儲かる会社

◆132ページ~133ページ◆

それは、1つの会社の中で、見込形態の事業と受注形態の事業との双方の事業を持ち、それぞれの長所を「意識的」に「戦略として」用いている会社は、大きな利益を上げているということだ。さらに本来は見込形態の分野に属する事業を、あたかも受注事業のような形態に「意識的」に「戦略的に」変えて経営している社長は、そろって大きな利益を上げている。しかも安定的に、である。こういう事実があるからだ。つまり、受注事業は見込事業を採り入れ、見込事業は受注的に経営することで大儲けできるということだ。

 

それぞれの長所を「意識的」に「戦略として」用いる

「受注形態の事業」と「見込形態の事業」、それぞれの長所をどうすれば事業に活かせるか?このように問いかけ、考えるようにします。

 

自分の利益より客の利益

◆192ページ~196ページ◆

昭和の初期に活躍した渡辺玄氏は、当時の中外新報に、商売繁昌の十則を書き記している。

商売繁昌十則

1.自分の利益より客の利益を考えよ

2.多く儲けるより多く売れ

3.店主は第一線に立て

4.目標を定めて進め

5.人が右へ行けば左へ行け

6.先づお隣の一人を掴め

7.売るより先づ見せよ

8.品を売るより結果を売れ

9.中味の無い売り出し宣伝をするな

10.小僧を廃して販売員を置け

 

商売繁昌十則を心がける

これからは、この基準で判断します。

判断に迷った時の支えになりそうです。

特に「6」「7」は大事にしたいと思います。

 

おっさんの選択

本書から学んだ経営を推進する思想と技術のポイントは以下の3点です。

 1) 受注形態の事業と見込形態の事業を理解すること。

 2) それぞれの長所を「意識的」に「戦略として」用いること。

 3) 商売繁昌十則を心がけること。

 

やっちゃえ!オッサン!おっさん は「まだまだ、やりますよ!」。

そしてあなたも「まだまだ、やれますよ!」。いっしょにがんばりましょう!!

                       

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。また遊びにきてください。

よろしくお願いいたします。