四十路の選択

タイトルは『鷹の選択』にならって『四十路の選択』としました。

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【世の中から求められる企業づくりを目指す人向け】リクルートのDNAが学べます。

 

今回のオススメ本は、リクルートのDNA』です。

世の中から求められる企業づくりを目指すあなたへオススメです。 

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優秀な人材をたくさん輩出しているリクルート

本書には、そのリクルートのDNAがまとめられています。

 

著者について 

リクルートのDNA―起業家精神とは何か (角川oneテーマ21)

リクルートのDNA―起業家精神とは何か (角川oneテーマ21)

 

著者はリクルートの創業者です。

大学在学中より求人広告の仕事を手がけ、23歳で大学新聞広告社を創業します。

昭和38年に「日本リクルートメントセンター」とした後、「リクルート」と社名を変更し、発展の礎を築き、昭和63年に同社を退任します。

 

リクルートのDNA

本書には、リクルートのDNAがまとめられています。

 【第1章】企業風土について

 【第2章】私が学んだ名起業家の一言

 【第3章】成功する起業家の条件

 【第4章】リクルート創業期

 【第5章】生き生きと働く風土

 【第6章】情報誌の領域を広げる戦略

 【第7章】領域の過大な拡大

 【第8章】早過ぎた新規事業の立ち上げ

  

ここからは、本書のオススメページを紹介していきます。

 

「社員皆経営者主義」-企業家の集団

◆24ページ◆

リクルートのなかにスモールサイズの会社を数多く設立していく。社長だけというカンパニーもあっていい。定期的にカンパニーごとの収支計算を行っていき、高い収益にはそれに見合う報酬を、との考え方を取る。一方で、赤字会社で将来黒字化が見込めない事業は、早期に撤退して清算する。そこで大切なことは、失敗に対して寛容な組織風土である。赤字事業からの撤退パーティでは、周囲のみんなが「お疲れ様でした」と拍手をするようでないといけない。

 

定期的に自分の仕事の収支計算を行う

リクルートが人材輩出企業である理由は、「社員皆経営者主義を掲げ」「会社の中に会社(プロフィットセンター)を作り」「プロフィットセンター長を会社の社長としてきた」からだそうです。

この仕組みが、社員に経営感覚を身につけさせたのです。

 

ネットワークで仕事をすること

◆28ページ◆

私はごく普通の才能しか持ち合わせていない。そのような私でも大きな仕事をしているのは、私が私自身の弱みを知り、自分の弱いところをカバーしてもらえる人とのネットワークを構築して、ともに働いて高い成果を上げるように、心がけてきたからである。誰でも、周囲から信頼される良いネットワークを構築していけば、一人ではできないこができるようになる。ごく普通の人でも大きな仕事ができるのが、人が組織をつくる目的である。

 

周囲から信頼される良いネットワークを構築する

良いネットワークを築くために、まず周囲からの信頼を得られるよう務めます。

また、自分のやりたい事を周囲へも発信し、共感を引き出すことも大切ですネ。

 

分からないことはお客様に聞く主義

◆108ページ~111ページ◆

書物に、万物のなかで人間が最も優れた存在であるのは、人の身体の中に無数のフィードバックの回路が組み込まれているからであるとあった。私はリクルートの組織にもフィードバックの回路を極力組み込みたいと考えた。顧客や読者から編集部へのフィードバックはがき、「リクルートブック」創刊号以来、リクルートの情報誌にはずっとつけている。社員評価の本人へのフィードバック、研修などの後のアンケートなど、リクルートに数多くフィードバックの回路をつくり、それらが組織に有効に機能するようにしていった。それがリクルートの強みとなっていった。リクルートほどフィードバックという言葉を日常的に使う企業は、他になかったであろう。

 

フィードバックの回路を組み込む

常にフィードバックがあるため、目標達成の道から外れることがないのでしょう。

私自身の仕事にも、フィードバックの回路を取り入れるためにも、毎日PDCAを回します。

 

おっさんの選択

本書から学んだリクルートのDNAのポイントは以下の3点です。

 1) 定期的に自分の仕事の収支計算を行うこと。

 2) 周囲から信頼される良いネットワークを構築すること。

 3) フィードバックの回路を組み込むこと。

 

やっちゃえ!オッサン!おっさん は「まだまだ、やりますよ!」。

そしてあなたも「まだまだ、やれますよ!」。いっしょにがんばりましょう!!

                       

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。また遊びにきてください。

よろしくお願いいたします。