【プロブレムソルバーを目指している人向け】問題解決力を向上する手法が学べます。
今回のオススメ本は、『問題解決メソッド』です。
本書は、プロブレムソルバーを目指している方へオススメです。
本書には、問題解決力向上、組織の変革を図るための手法がまとめられています。
本書で紹介されているフレームワークや考え方は実務に役立つものだと思います。
著者について
- 作者: 問題解決実践研究会
- 出版社/メーカー: 日本能率協会マネジメントセンター
- 発売日: 2006/12/20
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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著者は、問題解決実践研究会の方々です。
この研究会は多くの企業に対する研修、コンサルティングで優れた実績を持つ執筆陣で結成されています。
問題解決力アップ
本書には、問題解決力アップがまとめられています。
【第1部】 組織の問題解決力を高める
【第2部】 問題解決とマネジメント
ここからは、本書のオススメページを紹介していきます。
リーダーに求められる7つの能力
◆138ページ~140ページ◆
□目標志向力:常に目標を設定し、意識し、メンバーへ目標を与え、その進捗を管理し、実績をフィードバックする
□方法発見能力:明示した目標を達成するために、いつまでに、どんなことを行うか、その方法を考え、示す
□組織能力:メンバーが適正な役割分担と働きやすい環境を整備する
□伝達能力:目標の提示に始まり、日常のコミュニケーションまで、常にメンバーに必要なことを的確に伝える
□動機づけ能力:その時々の置かれている状況をもとに、メンバーがやる気を出すために、何をすればよいか考え、実行する
□育成能力:部下の能力を活かすことに加え、部下の能力を育成し、より大きな貢献を期待できるようにする
□自己革新能力:部下の能力が向上すれば、自分の相対的な優位は下がる、そのため、常に自己を高める
いつまでに、何を行うかを考えて、実践する
この7つの能力を意識します。
特に「方法発見能力」を磨くために、目標を達成するために、いつまでに、どんなことを行うか考えて、実践し、振り返るというPDCAサイクルを回していきます。
目標達成までの期間
◆156ページ◆
次に、目標達成までの期間について考えてみたい。例えば1カ月間で達成すべき目標があったとき、期限1カ月間として提示する場合と1カ月間の目標を4等分して週次の目標を与える場合が考えられる。このような場合には、対象期間を短めに設定したほうが、最終的な到達レベルが高くなるので、できる限り短めの期間を対象に目標を設定するのが好ましい。
中間目標を設定し、チェックする
中間目標を設定するということを忘れていました。
今までは最終的な目標(ゴール)しか設定していませんでした。
これからは、まずは1週間単位で目標を設定し、振り返るようにします。
具体的実務の指導場面における指導効果向上のポイント
◆166ページ~167ページ◆
教育方法と教育効果
教育方法:知識の定着度
聞く: 10%
聞く・読む:35%
聞く・読む・見る:65%
聞く・読む・見る・体験:90%
聞く→講義 読む→テキスト 見る→事例 体験→実習
自ら体験することで学ぶ
「聞く」「読む」「見る」「体験する」という4つの視点は、何かを学ぶ時に心がけるようにします。
自分自身が「体験」し、腹に落とすことを特に心がけます。
おっさんの選択
本書から学んだ問題解決力アップのポイントは以下の3点です。
1) いつまでに、何を行うかを考えて、実践すること。
2) 中間目標を設定し、チェックすること。
3) 自ら体験することで学ぶこと。
やっちゃえ!オッサン!おっさん は「まだまだ、やりますよ!」。
そしてあなたも「まだまだ、やれますよ!」。いっしょにがんばりましょう!!
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。また遊びにきてください。
よろしくお願いいたします。