四十路の選択

タイトルは『鷹の選択』にならって『四十路の選択』としました。

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【アラフィフ向け】 50歳からの勉強法が学べます

 

今回のオススメ本は、『50歳からの勉強法』です。

本書は、アラフィフの方へオススメです。

何故勉強が必要なのか、その理由および効果的な勉強法を学ぶことができます。

著者は、「勉強こそが、なまじっかな運動や過度の運動よりも、長生きの秘訣」といいます。

日頃、何となく感じていた不安の正体が明確になりました。

そして、まだまだがんばろうとヤル気を得ることもできました。

アラフィフのお父さんにぜひ手に取っていただきたい1冊です。 

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50歳からの勉強法

著者は、1997年に「75歳現役社会論」という本を書かれています。

そして、この先20年以上続くかもしれない仕事人生、いまこそ勉強が必要だと主張されています。

勉強し続けていかないと生き延びていけないのです。

勉強のやり方さえつかんでおけば、これから先、いくつになっても頭をよくすることも可能だといいます。

 

そのための50歳からの勉強のポイントは以下の3点になります。

 (1)いまの答えが10年後の答えでもあるとは限らない。

 (2)物事を深掘り、横堀りして、常に、別の回答を探す。

 (3)勉強は、ひとつの答えを知ることではなく、多様な答えがあることを知るためにある。

 

著者について 

著者は、医師です。

日本神経学会専門医、臨床心理士、日本精神分析学会認定精神療法医、日本内科学会認定内科医、日本精神神経学会精神科専門医として活躍されています。

日本人として初めて、アメリカでもっとも人気のある精神分析学派である自己心理学の国際年鑑に論文を掲載するなど、海外での評価も高い方です。

 

50歳からの勉強法

本書には、50歳からの勉強法がまとめられています。

 第1章 なぜいま、50歳からの勉強が必要か?

 第2章 50歳からの勉強の障壁

 第3章 50歳からの勉強、何をどのように学ぶか?
 第4章 50歳からは、インプットよりアウトプット

 第5章 勉強が老後を豊かにする

 

ここからは、本書のオススメページを紹介していきます。

 

「かくあるべし思考」を改める、認知療法森田療法

◆91ページ~92ページ◆

2分割思考の人は、自分の味方だと思っていた人が、ちょっと自分の意見に対する評判を口にしただけで、もう敵になってしまった。と考える。完全主義や理想主義の人は、ちょっとうまくいかない日が続くと、「もうだめだ」。それが少し上向いても、「まだまだ」だ……。どちらの日とも、味方というのは常に味方でなければいけない、体調や業績は常に校長でないといけないという「かくあるべし」思考がベースにあるから、それから外れると不安になったり、落ち込んだりする。

 

「かくあるべし思考」を改める

「かくあるべし思考」に陥っていました。

これからは、「別の道もあるさ」という考え方で対処するようにします。

 

「決めつけ思考」が勉強の意欲を妨げる

◆96ページ~98ページ◆

決めつけの強い人には、そんなことを言っても無駄である。自分の面目をかけて、自説を守ろうとするからだ。だから、決めつけから脱出するには、自分の意見とは異なる意見に耳を傾けること、つまり、そういう意見を持つ人と積極的に会ったり、あえて自分とは反対の意見を述べている著者の本を読んだりすべきなのだが、たいていの場合は、自分と意見を同じくする人と意気投合するために会うし、自分と同じスタンスの人の本を自説を確認するために読む。

 

決めつけから脱出する

今までは、自分を守る方向で発言・行動していました。

まずは、2分割思考を改めるようにします。

 

50歳からの思考法

◆124ページ~134ページ◆

物事を一般メディアから得られる情報だけでなく、背景情報を調べる深掘り、あるいは、関連周辺情報も調べる横堀りをしてみることによって、表面的な報道からはわからなかったさまざまなことが見えてくる。根深い問題に気づいたりする。そして、単純な善悪二元論ではない第三の視点、意見が持てるようになる。それだけではない。前例主義から脱して、常に複数の回答を探す習慣は、前頭葉を刺激することになるから、前頭葉の老化防止にもつながる。すると、ますます柔軟な発想ができるようになる、というわけだ。

 

前頭葉を刺激する

年を重ねると、頭を使うのが億劫になったり、歩くのが億劫になったりするそうです。

このように50歳代から意欲が低下しはじめるのは、前頭葉の老化と男性ホルモンの低下が原因だそうです。

前頭葉の老化を防ぐためにも複数の視点からモノを見るようにします。

あと、目標を持って、挑戦することも大切ですネ。 

 

おっさんの選択            

本書から学んだ勉強法のポイントは以下の3点です。

 1) 「かくあるべし思考」を改めること。

 2) 決めつけから脱出すること。

 3) 前頭葉を刺激すること。

 

やっちゃえ!オッサン!おっさん は「まだまだ、やりますよ!」。

そしてあなたも「まだまだ、やれますよ!」。いっしょにがんばりましょう!!

                       

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。また遊びにきてください。

よろしくお願いいたします。