【強い組織を作りたい人向け】 競争について学べます。
今回のオススメ本は、『競争の原理』です。
本書は、強い組織を作りたい方へオススメです。
本書では、歴史を参考にしながら、競争の必要性や競争とは何かについて学べます。
本書は対談形式なので、とても読みやすかったです。
著者について
本書は、お二人の対談の内容をまとめたものです。
お一人は作家・評論家の方です。
もうお一人は英語学者、評論家であり、大学の名誉教授の方です。
競争
本書には、競争がまとめられています。
1 歴史が示す競争の原理
2 歴史に学ぶ勝者の条件
3 歴史にみる超常識の系譜
4 いま求められる超常識の発想
ここからは、本書のオススメページを紹介していきます。
競争こそ生き残りの条件
◆28ページ~34ページ◆
だから、競争をなくして保護するというのは、大変危険なんです。全崩壊を招く可能性がある。経済のほうに、制度資源という言葉がある。これがそうなんです。一つの制度をつくると、ある職業、ある業界、ある地域に大変有利に働く。その利益を受ける人たちにとっては、まさに油田がわいたようなもので、制度が資源になる。その典型が現在の健康保険制度です。
生き残るために競争する
職業、業界、地域を健全に発展させるために競争は大切なのですネ。
社会活力は商業で決まる
◆70ページ~80ページ◆
その社会が商業をどう扱うかが、競争の原理、あるいは自由をどう考えているかを判断するポイントだが、その中でもポイントはレジャー産業、手っ取り早くいえば遊興業だと思う。自由競争が嫌いな連中が一番嫌うのが遊興業だからね。
社会活力は自由競争で決まる
これからは、レジャー産業に着目してみます。
織田信長に学ぶ勝てる組織の条件
◆83ページ~89ページ◆
いまいったことを整理すると、成功の第一条件はこうなると思います。明確な目的を持ち、それを信じる強い倫理観があること。これが競争に勝つ強い人であり、組織なんですね。こういう組織は、客観的には集団的倫理倒錯に陥っている、ともいえますがね。でも、それがないと駄目だということです。企業でもそうですね。自分の会社が収益をあげ、成長 するのが正義だと信じていないといけない。それがはっきりしていると、その目的を遂行するための有能な人材が出てくる。ついていけない者は反乱を起こしたり脱落したりして、組織はより強化されていく。信長はそういう勝てる組織をつくった典型ですね。
成長することが正義だと信じる
何のために競争しているのか、これを共有することが成功の第一条件です。
だから、経営理念や経営ビジョンは大切なのですネ。
おっさんの選択
本書から学んだ競争のポイントは以下の3点です。
1) 生き残るために競争すること。
2) 社会活力は自由競争で決まること。
3) 成長することが正義だと信じること。
やっちゃえ!オッサン!おっさん は「まだまだ、やりますよ!」。
そしてあなたも「まだまだ、やれますよ!」。いっしょにがんばりましょう!!
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。また遊びにきてください。
よろしくお願いいたします。