【ビジョンを整理したい人向け】 経営戦略の定石が学べます。
今回のオススメ本は、『経営戦略の定石を学ぶ!』です。
本書は、ビジョンを整理したい方へオススメです。
本書には、「どのようにして目標は決めるのか?」「現在の自社の業績をどう評価すればいいのか?」「顧客を知るにはどうすればいいのか?」「最適な戦略を選び出すにはどうすればいいのか?」これらの質問に対する答えがシンプルにまとめられています。
本書の内容を実践すると、自社の目標が明確にイメージできるようになるでしょう。
著者について
- 作者: ロジャー・A・フォルミザーノ
- 出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン
- 発売日: 2007/04/28
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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著者は、アメリカの大学教授の方です。
企業や政府機関のコンサルティングにも多数携わっています。
経営戦略の定石
本書には、経営戦略の定石がまとめられています。
MISSION 1 勝利への戦略を描く!
MISSION 2 まずは目標を設定する!
MISSION 3 戦略はステップを踏んで立案する!
MISSION 4 顧客を調べ尽くす!
MISSION 5 自社を分析する!
MISSION 6 最適の戦略を選択する!
MISSION 7 手持ちの資産を活用する!
MISSION 8 コア事業に集中する!
MISSION 9 過去の成功戦略から学ぶ!
ここからは、本書のオススメページを紹介していきます。
ミッションを表明せよ
◆46ページ~50ページ◆
ミッションステートメントに何を記載しなければならないかは決まっていないが、多くの会社では、6つの領域、(1)商品、(2)顧客、(3)市場、(4)従業員、(5)企業哲学、(6)成果について定義することで、自らのミッションを表明している。
ミッションステートメントをまとめる
(1)~(6)までのミッションステートメントは、
(1)商品は、WHAT(何で)
(2)顧客は、WHO(誰に)
(3)市場は、WHERE(どこで)
(4)従業員は、HOW(どのように)
(5)企業哲学は、WHY(なぜ)
(6)成果は、WHEN(いつまでに)
とまとめることもできます。
プロダクトポジショニング・マップを使いこなせ
◆104ページ~106ページ◆
プロダクション・マップを作るには、まず消費者が購買を決定する上で最も重要な2つの要因を見つけなければならない。たとえば、品質と価格、使い勝手と高級感といった具合だ。2つの要因を見定めたら、2次元の地図を描き、そこに自社、他社の製品を2つの要因の値に応じてマッピングしていく。
プロダクトポジショニング・マップで整理する
これは使えそうです。
まずは、身の回りの商品やサービスを「プロダクトポジショニング・マップ」を使って整理することからはじめてみます。
顧客との接点を見直せ
◆108ページ~110ページ◆
企業と顧客の接点はひとつではない。(1)購入、(2)配達、(3)使用、(4)補充、(5)補修、(6)廃棄という6つのフェーズが考えられる。これらの各フェーズについて、顧客のニーズを調べ、それをかなえることができないかを考えるのだ。
顧客との接点で見直す
各フェーズにおいて顧客に、「商品・サービスを購入してよかった!」と思っていただき、「口コミ」してもらえるような仕組みを考えるようにしてみます。
おっさんの選択
本書から学んだ経営戦略の定石のポイントは以下の3点です。
1) ミッションステートメントをまとめること。
2) プロダクトポジショニング・マップで整理すること。
3) 顧客との接点で見直すこと。
やっちゃえ!オッサン!おっさん は「まだまだ、やりますよ!」。
そしてあなたも「まだまだ、やれますよ!」。いっしょにがんばりましょう!!
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。また遊びにきてください。
よろしくお願いいたします。