【広告について勉強したい人向け】 新しい広告の方向性を学べます。
今回のオススメ本は、『テレビCM崩壊』です。
本書は、広告について勉強したい方へオススメです。
本書には、マーケティングのフレームワークを再検討しながら、新時代のマーケティング手法として10のアプローチを紹介されています。
これからの新しい広告の方向性を知ることができます。
著者について
テレビCM崩壊 マス広告の終焉と動き始めたマーケティング2.0
- 作者: Joseph Jaffe,織田浩一
- 出版社/メーカー: 翔泳社
- 発売日: 2006/07/22
- メディア: 単行本
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著者は、ニューマーケティング分野におけるコンサルタントの方です。
MSN、Google、アメリカ広告業協会などがクライアントだそうです。
広告・インタラクティブ関連のコンファレンスでは大人気の講演者でもあるそうです。
新しい広告の方向性
本書には、新しい広告の方向性がまとめられています。
第1部 問題
第2部 解決策
第3部 10の新しいアプローチ
ここからは、本書のオススメページを紹介していきます。
船は動き出した。あなたは乗っているだろうか?
◆50ページ~52ページ◆
ブロードバンド、ワイヤレス、検索エンジン、ネットワークの4つの勢力がますますパーフェクト・スト-ムの力を増強させ、変化のスピードを上げている。かつて、十把一絡げにただの目玉として扱われていた消費者は、今や、意志を持った強い視線を持つ力のあふれた消費者になった。主導権を持った消費者は、自分に関係ない不必要な雑音を払いのけ、自らの意思でほしい情報を手に入れる。引き金を引くのは消費者で、マーケッターが、ターゲットへと成り下がったのだ。
4つの勢力に注目する
ワイヤレスについては、あまり見聞きすることがないように思います。
これからは、ワイヤレスに注目していきます。
広告の新しい役割
◆106ページ~110ページ◆
広告の3つの新しい役割を紹介しよう。新しい基準で評価すると、テレビCMは、これらの役割を果たせる媒体とは言えない。しかし、少々の助けがあれば、以外に可能になるか もしれない。その3つの役割は、次の通りである。
1消費者に主導権を与える
2消費者に製品を説明する
3消費者に参加してもらう
広告の新しい役割を理解する
消費者による、消費者参加型の広告が、新しい広告ということなのでしょう。
インターネットの活用法
◆121ページ~127ページ◆
ラジオは「聴」にのみ訴えるメディアである。だからこそ、天(衛星)に助けを求めなければならなくなった。印刷媒体は「視」にのみ訴える。被害妄想やノイローゼを好み、内輪もめが盛んなのはそのせいかもしれない。テレビは、4つの価値のうち「視」「聴」「動」の3つが可能であり、したがって、最大の広告費シェアを誇る。そして、4つめの価値「参加」が、「視」「聴」「動」のすべてをインタラクティブ形式にする。インターネットのみがこの4つの価値をすべて持ち合わせている。だからこそ、人々はインターネットに脅威と魅力を感じるのである。
インタラクティブ形式を利用する
新しい広告では、「参加」がカギになります。
インタラクティブ形式をいかに取り入れるかを考えることが必要なのでしょう。
おっさんの選択
本書から学んだ新しい広告の方向性のポイントは以下の3点です。
1) 4つの勢力に注目すること。
2) 広告の新しい役割を理解すること。
3) インタラクティブ形式を利用すること。
やっちゃえ!オッサン!おっさん は「まだまだ、やりますよ!」。
そしてあなたも「まだまだ、やれますよ!」。いっしょにがんばりましょう!!
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。また遊びにきてください。
よろしくお願いいたします。