【打ち合わせの質を上げたい人向け】 最高の打ち合わせのルールが学べます。
今回のオススメ本は、『佐藤可士和の打ち合わせ』です。
本書は、打ち合わせの質を上げたい方へオススメです。
打ち合わせのクオリティを上げ、仕事の質を上げるための著者の提言がまとめられています。
本書では、「最高の打ち合わせ」を行うためのルールが学べます。
打ち合わせが変われば……
「打ち合わせを変えれば、人生が変わる。」
「仕事のクオリティは倍になり、かかる時間は半分になる。」
「そうすれば、人生の豊かな時間が増える、人生が変わる。」
「打ち合わせが仕事を変え、会社を変え、日本を変えていく。」
と著者はいいます。
打ち合わせが変われば、日本が変わるのです。
著者について
著者は、アートディレクターの方です。
広告代理店を経て、2000年に独立されています。
最高の打ち合わせルール
本書には、最高の打ち合わせルールがまとめられています。
はじめに なぜ、僕は「打ち合わせ」の本を書いたのか?
ルール1 打ち合わせの心構え
ルール2 打ち合わせの設計
ルール3 イメージの重要性
ルール4 打ち合わせの時間管理
ルール5 打ち合わせにおける気遣い
ルール6 ファシリテーター
ルール7 ブレインストーミング
ルール8 会食とランチミーティング
ルール9 社内コミュニケーション
おわりに 打ち合わせを変えれば、仕事が変わり、会社が変わり、人生が変わる
ここからは、本書のオススメページを紹介していきます。
どんどん口に出すことで「思考の輪郭」がはっきりしてくる
◆38ページ~40ページ◆
「もしかしてこれかもしれない」と思ったことを口にすることによって、抽象的な意識や概念は具体化していきます。たとえ間違っていたとしても、同じようなことを考え、似たようなことを繰り返すことによって、だんだんと思考の輪郭がはっきりしてくる。いきなり、思っていることがズバッと出てくる人はなかなかいません。しゃべっているうちに、次第にはっきりしていくものなのです。しゃべることは、自分のイメージを言語化する訓練になる。そのためにも、積極的に発言したほうがいい。間違ってもいいから、口にしたほうがいい。それが結果的に、いいアウトプットに近づく方法なのです。
どんどん口に出して抽象的な意識や概念を具体化する
思いついたことはどんどん口に出し、参加者全員で協力して思考の輪郭をつくっていくという意識が必要です。
遠慮なんてしていられないですネ。
なるべくたくさんの「イメージ」を持っていく
◆87ページ~89ページ◆
ぼくは打ち合わせでは、誰かのイメージの断片を拾っていったり、極論をぶつけてみたりして、場を揺さぶるようにしています。「そこ、もうちょっと掘り下げたいですね」「それ、別のパターン、考えられないですか?」「まったく逆にCMを打たないというのはどうですか?」などと刺激になることを発言しながら、次の展開に持っていく。そんなふうにして、アイデアに結びつけていくのです。実際のところ、すごくいいアイデアは、陳腐なアイデアと紙一重のところにあったりする。そのギリギリのところは、みんなにぶつけてみないと、なかなか見えてこないのです。それこそが、クリエイティブな打ち合わせの大きな醍醐味なのです。
極論をぶつけてみる
あえて極論をぶつけ、場を揺さぶってみる。
コレは試してみたいです。
揺さぶりの振り幅が大きいほど、おもしろい展開になりそうです。
発言する際には、客観的に場を見守りつつ、冷静であることが求められますネ。
「感情の議事録」を脳内につくる
◆196ページ~198ページ◆
先にも書きましたが、正しいかどうかなんてことは、誰にもわからないのです。でも、「こうじゃないかな」と感じることは誰にでもできるはずです。結局のところ、世の中の景気にしても、「モノが売れる/売れない」ということも、人々が感じていることの集積です。実はみんな、ロジカルになんて考えていない。だから、「感じたこと」が大事になるわけです。感じる力を磨くことは、仕事の力を磨くこと。僕はそう思っています。
感じる力を磨く
感じる力を磨くために、打ち合わせでは、どう感じたかを発言するようにします。
また、どう感じたかの記録をノートに残していくようにします。
そして、時折ノートを見返すようにしてみます。
おっさんの選択
本書から学んだ最高の打ち合わせルールのポイントは以下の3点です。
1) どんどん口に出して抽象的な意識や概念を具体化すること。
2) 極論をぶつけてみること。
3) 感じる力を磨くこと。
やっちゃえ!オッサン!おっさん は「まだまだ、やりますよ!」。
そしてあなたも「まだまだ、やれますよ!」。いっしょにがんばりましょう!!
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。また遊びにきてください。
よろしくお願いいたします。