四十路の選択

タイトルは『鷹の選択』にならって『四十路の選択』としました。

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【些細なことで悩んでしまう人向け】どうでもいいことで悩まない技術が学べます。

 

今回のオススメ本は、『どうでもいいことで悩まない技術』です。

本書は、些細なことで悩んでしまう方へオススメです。

どうすれば悩むほどでもないことを、気にせずにいられるのでしょうか?

脳や人体の仕組みから考え、理解し、その上で、どう行動に移すか、どう考え方を変えていくべきかなどについて脳科学の専門家が説明してくれます。

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些細なことで悩んでしまうタイプですか?

おっさんは、割と悩まないタイプです。

ひとつずつ対応していけば、何とかなると思い、まずは行動するタイプです。

でも、ストレスに対してイライラすることはよくあります。

脳科学の観点からみたストレスへの対処法について興味があり本書を手にしました。

 

著者について 

どうでもいいことで悩まない技術

どうでもいいことで悩まない技術

 

 著者は、脳科学者の方です。

大学を卒業後、神経難病の解明を目指し、神経内科医になります。

その後、より深い次元で人間の脳機能を研究するため研究所に入り、文部科学省厚生労働省環境省などの大型研究プロジェクトのリーダーを務められます。

最近では、テレビなどのメディアを通じて脳科学の啓蒙活動も行っており、本書は第1作目の著書になります。

 

どうでもいいことで悩まない技術

本書には、脳の専門家による悩まない技術が紹介されています。

 第1章 どうして人は、小さなことで悩んでしまうのか?

 第2章 イライラをおさめるためにすべきこと

 第3章 不安と付き合う

 第4章 悲しい出来事との向き合い方

 第5章 まわりに振り回されない

 第6章 幸福感を生む習慣

 

ここからは、本書のオススメページを紹介していきます。

 

平静を保てたら、自分をよく褒める

◆54ページ~57ページ◆

つまり褒められるというのは、人間にとって快感の一つなのです。しかも、その快感は強烈な長期記憶として蓄積され、忘れることはありません。だとすれば、深呼吸や自己暗示など、どの手段でも構いませんが、とにかく怒りを鎮めることに成功したら、「偉い!」「すごいなぁ」「さすがだなぁ」と、自分を褒めるようにしてください。うまく自分を褒めてあげることができれば、報酬系が活動を始めるはずです。そのときに、何ともいえない快感を覚えればしめたもの。それからは、イラッとするたびに、自動的に「怒り制御」→「快感」という流れが生まれます。

 

自分を褒める

怒りを鎮めることに成功したら、「偉い!」「すごいなぁ」「さすがだなぁ」と、自分を褒めるようにします。

最近、かなり自分を抑えることができつつあります。

おっさんは、「偉い!」「すごいなぁ」「さすがだなぁ」…。

だんだん気分が良くなってきました。

 

ストレス耐性は鍛えられる

◆72ページ~75ページ◆

最近の脳科学研究では、「ストレス善玉論(よいストレス)」という概念も広まってきています。では、「よいストレス」とは何なのでしょうか?それは、日常の中でかかるストレスにうまく対応する方法を学んでいくことで、ストレスに対する忍耐力を鍛えられるということです。つまり、あるストレスにさらされたとき、「ああ、イヤだな」「つらいな」と放置、逃避するのではなく、進んで対処していくこと。そうすることで、ストレスは「よいもの」として人間を成長させる栄養となるのです。

 

ストレスに対する忍耐力を鍛える

ストレスにさらされたとき、「ヨシ!やってやろう」「おもしろそうだ」とつぶやき、進んで対処していくことで、ストレスに対する忍耐力を鍛えていきます。

そして、少しでも行動することができたら、「偉い!」「すごいなぁ」「さすがだなぁ」と自分を褒めてあげます。

 

冷静な判断をするために必要なもの

◆158ページ~161ページ◆

つまり、すごくよさそうな手が見えても、まずは扇子を握りしめて、一瞬、間を置く、その間が大切で、名人くらいの実力になると、「いかにもおいしそうな局面」が、実はワナであることを見抜けるわけです。これは将棋における話だけではなく、僕たちのような凡人でも、時間をおいて、状況を整理しているうちに「あれ、おかしくないか?」「矛盾していないか?」など、怪しい点が見えてくるはずです。怒りや緊張と同じで、前頭葉が働くまでは焦らず、勢いで決めたりせず、ちょっとだけ待つようにしてみてください。

 

一瞬、間を置いて頭が働くまで待つ

おっさんは、よくワナにハマります。

間を置き、俯瞰して眺めながら、考えることができていないからでしょうネ。

これからは、反射的に行動するのではなく、一瞬、間を置いてから行動するようにします。

そして、間を置いてから行動することができたら、「偉い!」「すごいなぁ」「さすがだなぁ」と自分を褒めてあげます。

 

おっさんの選択            

本書から学んだ悩まない技術のポイントは以下の3点です。

 1) 自分を褒めること。

 2) ストレスに対する忍耐力を鍛えること。

 3) 一瞬、間を置いて頭が働くまで待つこと。

 

やっちゃえ!オッサン!おっさん は「まだまだ、やりますよ!」。

そしてあなたも「まだまだ、やれますよ!」。いっしょにがんばりましょう!!

                       

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。また遊びにきてください。

よろしくお願いいたします。