【文章を上達させたい人向け】おもしろいコンテンツを生み出す5つのコツ
今回のオススメ本は、『「読む・考える・書く」技術」』です。
本書は、文章を上達させたい方へオススメです。
本書には、著者自身の経験から得た、おもしろいコンテンツを生み出すための「方程式」「情報編集術」「発想術」「観察力」「読書術」の5つがまとめられています。
文章を上達するために必要なことは?
文章を上達させるために必要なことは、文章を研究するということです。
文章を研究するということは、「自分の心を通した、他人の心の研究すること」です。
文章の上達とは、「自分をよりよく理解し、人間をよりよく理解すること」だと著者は言います。
著者の文章の研究から得た、おもしろいコンテンツを生み出すための5つのコツを知りたい方は、本書を手にしてみてください。
著者について
知的生産力を鍛える!「読む・考える・書く」技術―あなたのアウトプット力を飛躍させる50の方法
- 作者: 午堂登紀雄
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2010/01/29
- メディア: 単行本
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著者は、不動産投資コンサルティング会社の代表の方です。
大学卒業後、会計事務所にて企業の財務・会計支援業務に従事されます。
その後、大手流通企業のマーケティング部門を経て、世界的な戦略系経営コンサルティング会社で経営コンアルティングとして活躍されます。
そして2006年に独立され、現在に至っています。
おもしろいコンテンツを生み出すためのコツ
本書には、おもしろいコンテンツを生み出すためのコツがまとめられています。
プロゴーグ 知的生産力を鍛えよう!
第1章 コンテンツを生み出す5つの技術
第2章 アウトプット力を高める方法
第3章 書く環境を整備する
第4章 出版があなたの世界を変える!
ここからは、本書のオススメページを紹介していきます。
物事を抽象化する能力を鍛える
◆29ページ~35ページ◆
ここではビジネス分野のコンテンツを作るうえで、抽象化能力を鍛えるための、2つの質問を紹介します。ひとつは、「構成要素に分解して、それは何力か?」、もうひとつは、「それはいったい人間の何に作用しているのか?」です。
抽象化能力を鍛える
情報発信する際、自分に以下の質問を投げかけてまとめていきます。
「構成要素に分解して、それは何力か?」
「それはいったい人間の何に作用しているのか?」
誰でもオリジナリティを出すことができる
◆120ページ~122ページ◆
オリジナリティのある文章を書くことは、そう難しいことではありません。と言うより、誰でもオリジナリティは持っているのです。では、オリジナリティのある文章を書くにはどうすればいいかというと…
・ものごとを素直に感じる
・そのときの、自分の感情の動きを観察する
・自分をさらけ出して表現する
・そのあとで、一歩引いて客観的に眺める
ということを意識して書く、ということです。
自分の感情の動きを観察する
当たり前ですが、感情は常に動いています。
しかし、おっさんが感情を表現する場合は「おもしろかった」「勉強になった」「退屈だった」など、一時点の感情のみしか表現できてませんでした。
感情が止まっていました。
これからは、感情の動きを意識し、表現するようにします。
そして、表現した感情を一歩引いて眺めながら見直します。
文章技術よりも、おもしろいかどうか
◆129ページ~131ページ◆
文章を書くうえで大切なのは、技術の問題よりも、おもしろいかどうかです。おもしろい本は、読者が共感することと、今までにない新しいことがうまくミックスされています。そのおもしろさを測る指標として、「そうそう、へえーの法則」があります。読者は自分の意見や考えを代弁してほしいと思っています。自分の価値観や行動を後押ししてほしいと思っています。それが共感を生み、読者を引き込むことにつながります。だから、「そうそう、そういうことってあるよね」「そうそう、自分もそう思っていたんだ」と感じられることを書いて、まずは読者に共感してもらいましょう。
「そうそう、へえーの法則」を利用する
これは使えそうですネ。
日頃、「そうそう」とか「へえー」と感じたことを書きとめていき、表現するようにします。
そして、その書きとめたメモに対して、「構成要素に分解して、それは何力か?」と「それはいったい人間の何に作用しているのか?」と問いかけながら、文章を深掘りするようにします。
おっさんの選択
本書から学んだ知的生産力を鍛えるポイントは以下の3点です。
1) 抽象化能力を鍛えること。
2) 自分の感情の動きを観察すること。
3) 「そうそう、へえーの法則」を利用すること。
やっちゃえ!オッサン!おっさん は「まだまだ、やりますよ!」。
そしてあなたも「まだまだ、やれますよ!」。いっしょにがんばりましょう!!
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。また遊びにきてください。
よろしくお願いいたします。