四十路の選択

タイトルは『鷹の選択』にならって『四十路の選択』としました。

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【息子がいるお父さん向け】好きな個所へフセンを貼って息子へプレゼントしよう

 

今回のオススメ本は、『ビジネスマンの父より息子への30通の手紙』です。

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本書は、息子がいるお父さんへオススメです。

おっさんには息子がいます。息子が20歳になったとき、本書をプレゼントしようと思って購入していました。

 

新しい年のスタートにあたって、昨日と同様、父親としての在り方を確認するために再び手にしました。

 

息子が大人になるまでに伝えたいことはありますか?

あなたは、息子が大人になるまでに伝えたいことがあります。

おっさんにはあります。

 

しかし、息子は素直に耳を傾けてはくれません。そこで本書を通して、息子に人生において大切なことを伝えたいと思います。

 

本書をプレゼントする年齢、最初は20歳と考えていましたが、息子が自分の進路を決める前にあたる18歳でプレゼントしようと思います。

 

よろしければ、いっしょに本書のすばらしさを確認してみてください。

 

著者について 

ビジネスマンの父より息子への30通の手紙    新潮文庫

ビジネスマンの父より息子への30通の手紙 新潮文庫

 

 著者は、カナダ人の実業家です。

 

ビジネスマンとしての働き盛りに、二度にわたる心臓の大手術を受け、死に直面し、生きているうちに、自分のさまざまな経験から学んだ人生の知恵やビジネスのノウハウを伝えたいとまとめられたのが本書です。

 

ビジネスマンとしての処世の原理原則がつまっています

本書には、著者が息子に宛てた30通の手紙がまとめられています。

 

著者は言います。

ひどく長い時間こつこつと働いているのに、その成果の極めて乏しい人が少なくない。なぜか?たいていは、「常識」をうまく使って効果的な方向づけをし、努力を無駄なくまとめて使うことをしなかったからである。

 

著者が言う「常識」とは、「ビジネスマンとしての処世の原理原則」です。

本書を通じて、これからの人生に役立つ「常識」が学べます。

 

ここからは、本書のオススメページを紹介していきます。

 

息子は18歳、実社会での将来について考えている。いつかは事業経営にかかわりたい。問題は、「その方向に進むには、どのように準備をすればいいのか?どんな教育が必要か?」である。

◆31ページ~39ページ◆

君の18歳という年齢で是非ともしなければならないことは、10年後にどんなことをしたいのか、将来のビジョンをもつことである。20歳から30歳は、学ぶ期間として、最も重要である。将来の仕事に必要な勉強をこの期間にすませておかないと、最後までしないで終わることが多い。

 

10年後にどんなことをしたいのか、将来のビジョンをもつ

息子の18歳の誕生日に本書をプレゼントし、息子といっしょに10年後にどんなことをしたいか聞いてみたようと思います。

 

また、将来のビジョンに向かうための進路の選択肢についても、いっしょに話し合いたいと思います。

 

息子は販売員をひとり採用するために、数人の応募者の面接をし、会社の代表として誇りをもって送り出せる適格の若者を見出すことがいかに難しいかを思い知らされて、驚いている。

◆159ページ~168ページ◆

よくある無作法に、人の話をさえぎることがある。いわば話し方の癖で、私の見るかぎり、多くの人がそれでイメージを落としている。話し手はこのようなあからさまな侮辱に腹を立てる。話し手の考えに興味がなく、それを尊重するつもりもない証拠で、その考えがあまり重要ではないという含みがある。これはたいてい、自己中心的な人、聞くことよりも、つい話すことに夢中になる人の癖で、こういう性格は、誰にとってもあまり魅力的な、あるいは好ましいものではない。相手が話しているときには慇懃な沈黙が金である、沈黙は相手の知性と考え方に対する敬意を表すからである。

 

相手が話しているときには静かに聞く

これは息子に伝える前に、まずは、おっさんが実践しないといけません。

 

まずは、話し手の話を聞く、そして、話し手の許可を得てから自分の意見を話すように改めます。

 

おっさんは、今まで、自分の意見をしっかり主張することはイメージを上げる行為であると誤った認識をしていました。

 

息子は読書を通じて経営の腕を磨こうとする。父親はいくつかの助言をする。

◆199ページ~213ページ◆

読書によって経営の腕を磨くということは、要するに、人びとについて読むことである。歴史は人について語る。そして、現在広く読まれている。ストレス、投資、食事療法、運動、飛行機の安全な操縦法など、数えきれないほど多数のテーマを扱った本もすべて、人びとや人びとの考え、あるいは行動について語っている。君の経営技術を測り知れないほど向上させたいと思うのなら広範囲の人びとについて読むことだろう。

 

読書は人びとについて読む

よりよい人生を送るには、人との関わりが重要です。そのためには人びとを読むことが大切であり、それが読書から学ぶことができます。

 

ビジネスで成功するためには人のプロになるということですネ。

 

おっさんの選択            

本書から学んだポイントは以下の3点です。

 1) 10年後にどんなことをしたいのか、将来のビジョンをもつこと。

 2) 相手が話しているときには静かに聞くこと。

 3) 読書は人びとについて読むこと。

 

やっちゃえ!オッサン!おっさん は「まだまだ、やりますよ!」。

そしてあなたも「まだまだ、やれますよ!」。いっしょにがんばりましょう!!

                       

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。また遊びにきてください。よろしくお願いいたします。