【リーダー向け】Dカーネギーシリーズ(第四弾)
今回のオススメのビジネス書は「人を動かす2」です。
人を動かす立場にある方にオススメです。
本書には、人間関係の原則がまとめられています。
副題に「デジタル時代の人間関係の原則」とあるように、今の時代にあった事例(ツイッターやフェイスブックなどを利用した事例)といっしょに、人間関係の原則が解説されています。
あなたは人を動かす立場にありますか?
あなたは人を動かす立場にある方ですか?
そして、あなたは、あなたの周りの人々に慕われていますか?
ついつい協力したくなってしまうような魅力を持った人って、どんな人なのでしょうか?
今回は、その人のことを思うと、何故か動かずにはいられなくなってしまう、そんな魅力的な人が実践している人間関係の原則ついていっしょに見ていきましょう。
著者について
著者は、 1912年の開講以来、1世紀以上にわたり900万人以上の卒業生を送り出している、世界で最も長い歴史を持ちかつ世界最大級のプログラムを提供している企業トレーニング会社になります。
人間関係の27原則
本書には、人間関係の原則が3+6+10+8=27にまとめられています。
PART1 人づき合いの三原則
PART2 人に好感をもたれる六原則
PART3 信頼を築く十原則
PART4 人を変える八原則
27の原則を全部実践するのは大変です。しかし、1つ実践するだけでも、結果は変わってくるはずです。ぜひ、試してみてください。
これ以降、本書のオススメページを紹介していきます。
美点を肯定する
◆41ページ~56ページ◆
これまでがどうであれ、いまからでもそうなれるということが、わかりはじめるだろう。「相手をいまあるままの人間としてあつかえば、いまより悪くなる。だが、なれるかもしれない人間に、すでになっているかのようにあつかえば、本当にそうなれる」とエマーソンは言うのだ。
成れるかもしれない人間に、すでに成っているように接する
例えば、子どもに対して、このままでは、成りたいような人に、成れないからと、いちいち注意ばかりしていました。
どうやらおっさんは、全く反対のことをしていたようです。これからは、既に成りたい人に、成っている前提で接するように改めます。
そのためには、まず、相手を全て肯定することから始めます。
相手の関心事に関心をもつ
◆73ページ~86ページ◆
「だからヘンリー・ソローも書いているじゃないか、「善行は決して失敗することのない唯一の投資」だって」こうした心のつながりは、あらゆる交流をとおして誰でも手に入れられる。ただ相手のことをもっと知りたいとか、何か解決を手伝えないかとか、何か応援できないかという気持ちになるだけでいいというなら、なんと簡単なことだろう。
「善行は決して失敗することのない唯一の投資」と考え、実践する
この言葉、イイですよネ。
善行は貯金され、いずれそれが何倍にもなって返ってくるんですネ。
そういえば以前、良いことをしたらそれをノートに記していくことを紹介した本を読んだことがあります。
良いことをしたら、手帳に正の字を書いていきながらカウントしていくようにします。
そして、1ヵ月に何回良いことをしたか、振り返るようにします。
ほめて伸ばす
◆282ページ~292ページ◆
励ますことはやる気を出させる。モチベーションを高める。モチベーションを上げることは人生のどんな領域のリーダーにとっても大きな苦労の種だ。なぜか?ひとつには、人のモチベーションを上げるのが実際には何なのか、あらためて考える人があまりいないからだ。人は物質的な報酬を求めると思い込んでいることが多い。目の前のニンジンをぶらさげるのがいちばんなのだと。だがそれが効くことはめったにない。人は物質的な褒美より、個人的、社会的励ましのほうにずっと強く、心の底から、やる気をかき立てられるのだ。
相手を励ます
おっさんは、「ガンバレ!」と言われると、「もうガンバッてるよ!」と思ってしまいます。これだとモチベーションは上がっていないですよネ。
モチベーションを上げるには、どうやって励ますのがいいのだろうか?
目の前の相手は、もうすでにたくさん頑張っています。まずは、その頑張りに共感するところから始めてみます。
相手の取り組みを、相槌をうちながら、しっかり聞かせてもらう、それだけでも効果があるような気がします。
おっさんの選択
本書から学んだポイントは以下の3点です。
1) 成れるかもしれない人間に、すでに成っているように接すること。
2) 善行は決して失敗することのない唯一の投資と考え、実践すること。
3) 相手を励ますこと。
やっちゃえ!オッサン!おっさん は「まだまだ、やりますよ!」。
そしてあなたも「まだまだ、やれますよ!」。いっしょにがんばりましょう!!
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。また遊びにきてください。よろしくお願いいたします。