四十路の選択

タイトルは『鷹の選択』にならって『四十路の選択』としました。

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【ビジネスに効く★オススメ本】お客様と接することが多いあなたへ!

 

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今回、おっさんが紹介するビジネスに役立つ本は『大のこころが人を育てる』です。

 

お客様と接することが多い方へオススメです。

 

「大のこころ」とは「自分の視点」だけではなく、「相手の視点」からも物事をとらえ、どうすれば双方にメリットがあるかを考えるこころのことを言います。

 

本書には、この「大のこころ」を養うための方法が紹介されています。

 

おっさんは、「大のこころ」って何だろうと思い、本書を手にしました。 

大のこころが人を育てる

大のこころが人を育てる

 

 

著者について

著者は、日産ビジネスカレッジの専任講師を務められている方です。

 

「大のこころ」を通して、営業職に携わる人の基本的な「心構え」や「あり方」についてまとめられています。

 

オススメページ

本書のオススメページを紹介します。

 

◆25ページ~29ページ◆

 ”大の意識を考える”

 

二宮尊徳に、次のようなエピソードがある。大変貧乏だった頃、ある日、隣の家に鍬を借りに行ったが、「これから畑を耕すのに使うので貸せない」と断られた。でも、「借りるのに見事成功した」という。「どうしたのか」というと、尊徳は「それではお宅の畑も一緒に私が耕しましょう」と、”大の意識”で借りてきただけのことである。隣人には次から、「喜んで貸してくれるようになった」という。普通なら「では空いたら貸してください」と言うところである。でも使えば傷むので、基本的には貸したくないのが人の心、一度くらいならいいが、二度、三度とは借りにくいものである。自分の都合だけを考え、一方的に相手に要求するのでは納得してもらえないと思う。自分にできる範囲の、”奉仕”という”大のこころ”でお礼をしようとした結果である。

 

「大のこころ」では、どうしたら相手が喜ぶだろうかと考え、自分ができる提案を行うことが大切です。「大のこころ」は商売の基本なのですが、あせる気持ちがあると忘れてしまいがちになります。気を付けないといけません。

 

◆55ページ~60ページ◆

 ”出会いを思う”

 

先程の「人間みな兄弟」と「縁あって」のニつの思いを心から考えれば、お客様と出会った時の気持ちが自然に違ってきて、言葉や行動も変わってくるであろう。こうした思いは営業に携わる人間にとって非常に大切な要素の一つであると私は思っている。

 

「人間みな兄弟」と考えるためには、その人との共通点を見ることが大切です。「縁あって」と考えるためには、その人との出会いに感謝することが大切です。

 

◆138ページ~142ページ◆

 ”ザイアンスの法則”

 

回数を重ねる目的は 第一段階 「あなた誰?」(非認知)から 第二段階 「日産の○○さんね」(認知)へ 第三段階 「感じのいい人ね」(好感)から 第四段階 「何とかしてあげたい」(好意)へ 第五段階 「すべてお任せしますよ」(信頼)へ とステップを深めていくことにある。要は、相手のふところに回数多く飛び込んで信頼を築き、同時に、自分の人間性をすべて知っていただくことが営業活動の基本となる。

 

まずは「非認知」「認知」「好感」「好意」「信頼」の観点から営業活動のステップを考えます。そして、この営業活動のステップに磨きをかけていくことで、自分オリジナルの営業の成功方程式が積み上げていきます。

 

おっさんの選択

本書からおっさんが学んだビジネスに役立つ選択は以下の3点です。

1.自分にできる範囲の提案を考え、実践すること。

2.「人間みな兄弟」「縁あって」の心を忘れないこと。

3.非認知、認知、好感、好意、信頼へのステップアップを考え、実践すること。

 

やっちゃえ!オッサン!おっさん は「まだまだ、やりますよ!」。

そしてあなたも「まだまだ、やれますよ!」。いっしょにがんばりましょう!!

 

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。また遊びにきてください。よろしくお願いいたします。