【おっさん仕事術】8つの立ち位置とは
毎週木曜日は「思考術」「文章術」「会話術」の3つのテーマの中から、1つを選んで綴っています。今回も「会話術」です。しばらく「会話術」を続けます。
どうすれば会話が「かみ合う」ようになるか、その方法を探していた時に見つけた本があります。
しばらくは、この本をもとに、こちらの意図を、すんなり相手に伝える術を学んでいきたいと思います。
本書は以下の章立てで構成されています。
第1章 なぜ、話す前から人間関係のほとんどが決まってしまうのか
第2章 人間関係は「8つの立ち位置」に別れる
第3章 「立ち位置」は日本特有のコミュニケーション術
第4章 一度失敗しても大丈夫!逆転の「立ち位置」マジック
第5章 「3つのほぐし」立ち位置は自由になる
今回は「第2章 人間関係は「8つの立ち位置」に別れる」を見てみましょう。
8つの立ち位置
著者は言います。
人に相対したときの「心の緊張度合」と「身体の緊張度合」の兼ね合いで、相手に対してどの「立ち位置」を取りがちなのかが見えてきます。
人間関係は以下の8(9)つの立ち位置に分類できるようです。
1.友達の立ち位置…A
2.恋人の立ち位置…B
3.親友の立ち位置…A
4.肩書きの立ち位置(うち)…B
4.肩書きの立ち位置(よそ)…D
5.演説の立ち位置…B
6.評判の立ち位置…C
7.権威の立ち位置…C
8.拒絶の立ち位置…D
増やしたい立ち位置
コミュニケーションの基本は「握手のできる距離にお互いが向かい合って立つ」ことだと私は考えています。この空間の共有感が、個人と個人がコミュニケーションをとることの本質なのです。
これが「友達の立ち位置」です。この立ち位置を増やしていきたいですね。
避けたい立ち位置
おっさんが避けたい立ち位置は「評判の立ち位置」「拒絶の立ち位置」です
これは批判の立ち位置です。
目の前の相手に正対をはずしてねじれた姿勢から、とくにこの90度横を向いた姿勢から視線を投げかけられると、大方は「冷たい」とか「疑われてる」とか、「批判されている、非難されている」などとのその視線の印象を受けます。
これは拒絶の立ち位置です。
この「来るな」という眼差しや、「背を向ける」ことは、空間共有の拒絶です。相手を視界から排除することです。この空間から出ていけという、コミュニケーションの断絶のメッセージです。
まずは身体の緊張度合を減らし、次に心の緊張度合を減らしていきます。
おっさんの選択
今回のおっさんの選択は「友達の立ち位置を増やし、批判・拒絶の立ち位置を減らしていく」です。
やっちゃえ!オッサン。おっさん「まだまだ、やりますよ!」
そしてあなたも「まだまだ、やれますよ!」いっしょにがんばりましょう!!
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。また遊びにきてください。よろしくお願いいたします。