【ビジネスに効く★オススメ本】無口で内向的な自分は、営業に向いてないかもと思っているあなたへ!
今回、おっさんが紹介するビジネスに役立つ本は『「しゃべらない営業」の技術』です。
自分は無口で内向的なので営業には向いてないと思っている方にオススメです。
最近、おっさんも「しゃべれば、しゃべる程、お客さまが離れていく」ということを何度か経験していました。そこでタイトルに惹かれて本書を手にしました。
本書でいう「しゃべらない」とは「相手に不要なことは一切しゃべらない」ということです。
著者について
著者は、子どもの頃から極度の人見知り、小学生から高校生まではクラスで一番無口な性格だったそうです。そんな著者がリクルートに入社して10ヵ月目には営業達成率全国トップになったそうです。そこで著者が実践したのが「しゃべらない営業」です。
現在は「サイレントセールストレーナー」としてセミナーや講演、社員研修などを行い、「しゃべらない営業」の普及に取り組まれています。
サイレントセールスとは「しゃべらない営業」という意味の著者の造語です。
本書の内容
「しゃべらない営業」の基本は、①ムダなことをしゃべらないこと、②相手にしゃべってもらうこと、③言葉ではなくツールで説得することの3つです。本書では「しゃべらない営業」のノウハウを以下の章立てで説明されています。
序章 時代は「しゃべらない営業」を求めている
第1章 「しゃべらない」アプローチが顧客の心を開く
第2章 「セールストーク」はもういらない!
第3章 しゃべる代わりに「見せるだけ」!
第4章 人と会わなくても営業はできる!
第5章 「しゃべらない営業」のがこれからの主流になる!
オススメページ
本書のオススメページを紹介します。
◆20ページ~29ページ◆
”「明るくハキハキしゃべる営業」の時代は終わった”
これからの時代に生きる営業マンは「新たな役割」を担っていく必要があるのです。新たな役割、それは“信頼できる人”です。営業マンはお客さまから信頼される存在にならなくてはいけません。そして、そのような存在になるためのカギが、本書が提唱する「しゃべらない営業」なのです。
最近、「しゃべればしゃべる程、お客さまが離れていく」という経験を何度かしました。また、自信がない時ほど、しゃべり過ぎている状況があるようにも感じていました。確かに「相手に不要なことは一切しゃべらない」という姿勢は、お客さまから信頼を得ることにつながると思います。
◆53ページ~59ページ◆
”まずは名前を聞き出すことから”
そこで考えたのは、①TELをして②FAXを送って③またTELをする という3ステップでアポを取る方法です。この頭文字を取って「TETアポ取り法」と呼んでいます。簡単に流れを説明しますと、①電話で資料を送りたいことを告げる。その際に、誰宛に送ればいいかを聞く。②宛先氏名を書いてFAXする。③FAXを送った相手に電話をしてアポを取る。というものです。
このアポ取りを知った時、そんな手があったのかと唸ってしまいました。今後のアポ取りの参考にさせていただきます。
◆168ページ~171ページ◆
”しゃべらない営業の真の目的とは?”
目の前のお客さまにも売れて、そのお客さまから紹介された人にも売れる。それがどんどん連鎖して広がっていく。それこそが、本書で一番言いたかったことです。しゃべらない営業スタイルにすることで、営業マン自身もお客さまもラクになるのはもちろんですが、その真の目的は、“信頼されることで紹介の輪が広がる”ことにあります。
営業を長く続けていくためにはやはりお客さまからの紹介が大切です。ガツガツせず、お客さま一人ひとりとの信頼をじっくりと積み重ねていくような紹介主体の営業スタイルを目指したいと思います。
四十路の選択
本書からおっさんが学んだビジネスに役立つ選択は以下の3点です。
1.相手に不要なことは一切しゃべらないこと。
2.TETアポ取り法を実践すること。
3.お客さま一人ひとりとの信頼を積み重ね、紹介主体の営業スタイルを行っていくこと。
おっさん は「まだまだ、やりますよ!」。
そしてあなたも「まだまだ、やれますよ!」。いっしょにがんばりましょう!!
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。また遊びにきてください。よろしくお願いいたします。