【ビジネスに効く★オススメ本】営業はむいていないなと思っているあなたへ!
今回ご紹介するのは『「失敗率0%」の営業術』です。
「営業は辛いな!」「営業はむいていないな?」と思っている方へオススメです。
ダメダメ営業マンだった著者自身の経験から「誰にでもすぐに実践でき、成果につなげられるコツ」がまとめられています。本書が、あなたの営業に活路を見出し、奮起するきっかけになるかもしれません。
著者について
著者は、セールストレーニング研究所の代表の方です。企業の営業力強化の支援や売上アップの支援をされています。セールストレーニング研究所では、ダメダメ営業マンだった著者が、トップセールスマンになった時の経験をもとに、どのようなことを実践すれば、成果につながるのかを指導されているそうです。
著者の営業経験からまとめられたノウハウを「プロセス・ステップ・クロージング」というそうです。この「プロセス・ステップ・クロージング」は、営業プロセスを細分化し、ひとつひとつのプロセスごとにクロージングしていく手法です。本書では、この「プロセス・ステップ・クロージング」について事例を交えながら説明されています。
本書の内容
本書には、著者がどのような経験を通して変化していったのか、今までの経験をもとに、誰でも実践でき、成果につなげられる「プロセス・ステップ・クロージング」の方法とコツなどがまとめられています。
第一部「こんな営業マンは自分で自分をダメにする」には、ダメ営業マンの思考や行動などがまとめられています。自分の営業スタイルをチェックできます。
第二部「営業嫌いだからこそ、プロセス管理を徹底せよ!」には、「プロセス・ステップ・クロージング」の事例が事例と解説付きでまとめられています。事例付なので「プロセス・ステップ・クロージング」についてより理解を深めることができます。
第三部「明日からすぐに実行できる「成果」を残す行動術」には、著者自身が成果を上げた行動(コツ)などがまとめられています。日々の営業活動のヒントに使えます。
本書のタイトルにある「失敗率0%」とは、営業の成功の定義にあります。「成功=受注」ではなく、「成功=受注できる・できないの見極め」とすることで失敗率が0%になります。「この意識をもつことで、結果的に成果を上げていくことにつながる」と著者は言われています。
オススメページ
本書のオススメページをご紹介します。
◆33ページ~37ページ◆
“きっかけはどこにあるかわからない“
この時、私は相手の何気ない言葉から、成果を出すためのヒントを得ていました。それは、「約束した」というひと言です。もしかしたら、常に相手と約束を続けるような営業プロセスをつくり出せばよい結果が残せるのかもしれない、と気づいたのです。
確かに、「約束は守らないといけないもの」という意識が働きます。営業のプロセスを簡単な約束の積み重ねに分解しておくことがポイントのようです。
◆116ページ~121ページ◆
“とにかく顔を出しに行く!“
つまり、成果が出ていない営業マンと成果が出ている営業マンとの一番の違いは、「お客様のところに足繁く通う」という行動の差なのです。
お客様との関係性を高めるためには、お客様との接触頻度を上げることがポイントです。このことを認識した上で地道にコツコツと積み上げていくことが大事ですね。
◆162ページ~167ページ◆
“「成果」を約束するのではなく、「行動」を約束する!“
どんなに営業初心者でも、「やると決めた行動をやりきることを約束する」ことは、すぐにできることです。「成果を出さなくてはいけない」ではなく、「やると決めた行動をやりきる」という考え方にしてみて、とにかくやりきってみましょう。必ず成果につながってきます。
成果を出すために営業プロセスを細分化し、その細分化された行動に集中するということですね。成果に一喜一憂するのではなく、行動に集中することが結果的に成果につながっていくのでしょう。理解できても、実践はなかなか難しいですね。ついつい感情が出てしまいます。
四十路の選択
本書から学んだ四十路の選択は以下の3点です。
1.プロセス毎に小さな約束を設け、クロージングしていくこと。
2.お客様との接触頻度をコツコツと積み上げていくこと。
3.成果を上げるためにプロセスを細分化し、そのプロセスの行動に集中すること。
「まだまだ、やりますよ!」。
そしてあなたも「まだまだ、やれますよ!」。いっしょにがんばりましょう!!
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。また遊びにきてください。よろしくお願いいたします。