【子どものための就活支援】臭気判定士ってどんな仕事
子供といっしょにやりたい仕事探し
自分の息子は中学2年生です。将来何をやりたいかまだ分からないみたいです。それはそうですよね。世の中のこと、まだ全然分かっていないし、何をやりたいか聞かれても・・・という感じでしょう。そこで、毎週土曜日は子供が将来何をやりたいか検討できるように情報収集していこうと思います。子供の普段の様子から興味を示しそうな仕事の情報収集をしてあげて提供しようと思います。
息子は臭いに敏感なところがあります。そこで前回は調香師という仕事について調べてみました。今回は臭気判定士という仕事について調べてみます。
臭気判定士とは
臭気判定士は、職業かと思っていましたが、国家資格のようです。この資格は、1996年に改正された悪臭防止法に基づき創設されたようです。臭気判定士は、臭気測定法による臭気の測定や評価などの仕事を行います。
平成26年度の合格率は21%と低めだったようですが、35~40%の合格率の年もあるようで、合格のハードルはそれほど高くないようです。臭気判定士は2013年3月時点で全国に3,120名いるそうです。
就職先は臭いの分析会社や消臭にかかわる会社、仕事は実験室で色々な臭いの臭気指数を測るようなことをするのかなと思います。資格創設の背景などからして、どちらかというと「いい臭い」というより「悪い臭い」をたくさん嗅ぐようなイメージを強く感じます。
求人の需要と供給
臭気判定士は前回の調香師よりも需要、供給ともに少し多いと思います。
まずは需要、グーグルでの検索結果「フレーバリスト」や「パフューマー」よりも多くなっています。以下に検索結果をまとめています。
「臭気判定士 求人」:16,100件(2015年6月)
「フレーバリスト 求人」:5,450件(2015年6月)
「パフューマー 求人」:4,650件(2015年6月)
次は供給、キーワードアドバイスツールで検索結果も「フレーバリスト」や「パフューマー」よりも多くなっています。以下に検索結果をまとめています。
「臭気判定士 求人」:464,810件(2015年6月)
「フレーバリスト 求人」:301,530件
「パフューマー 求人」:84,820件
臭気判定士試験を実施している公益社団法人におい・かおり環境協会のサイトに認定測定機関の事業所一覧が掲載されていました。ここに75の団体が記載されていました。臭気判定士の就職先には、ここに記載されている分析会社が入るのでしょう。
資格の性格から悪臭を嗅ぐ機会が多いのではと推測できます。悪臭を嗅ぐ仕事、ちょっと息子には厳しいかも?
自分が住んでいるエリアにも認定事業所が1つありました。しかし、分析センターには求人はありませんでした。
子供の意見
今回調べた内容を子供に説明し感想を聞いてみます。子供の感想はまた追記します。
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。また遊びにきてください。よろしくお願いいたします。