【ビジネス勝負脳】素晴らしい力を発揮する方法が学べます。
今回の読書メモは『ビジネス勝負脳』です。
本書を手にした理由は勝負に勝つためのヒントを学びたいと考えたからです。
本書の目的は、これまでのように自分だけが人生で成功を収めたいとか、お金持ちになりたいとか、ライバルに勝ちたいといった目先のことを達成するのではなく、人間が求めている本質からブレることなく、あらゆる分野で素晴らしい力を発揮し、誰もが頼れる、強いリーダーの育成です。
著者
著者は脳神経外科医の方です。
2008年には北京オリンピックの競泳日本代表チームに招かれ、「勝つための脳」=勝負脳の奥義について講義を行い、結果に大きく貢献されます。
目次
【第1章】まずは、「脳のこんな仕組み」を知っておこう
【第2章】勝つためには「勝負脳を知る」必要がある
【第3章】生き残るリーダーの条件「自分に勝つ力」とは?
【第4章】「理解する力」を深め、100%判断を誤らない!
【第5章】「指導者としてのカリスマ性」を身につける!
【第6章】リーダーが必ず持っている「独創的思考能力」とは?
【第7章】なぜ「人間力」がリーダーにとって不可欠なのか?
【第8章】「過去の体験や訓練を活かす力」のために…
【エピローグ】これからの時代に求められる「勝つ」リーダーの姿
ここからは、本書でフセンをつけた箇所をまとめておきます。
目的と目標をつねに正しく区別して作業する
◆86ページ~91ページ◆
なぜ「目的」だけではダメで、具体的な「目標」が必要なのかというと、脳は具体的な「目標」がないと動けないからです。「世界一のお金持ちになる」という「目的」を掲げても、どうやったら世界一のお金持ちになれるのか、具体的な「目標」を定めなければ、脳は動きようがありません。でも「お金持ちになるために、まずは一所懸命勉強して一流大学に合格する」。その後、「世界で一流のビジネスマンとして活躍するため、大学の先輩の指導を受けながら自分を磨いていく」という「目標」を立てれば、それに向けて脳は必要な部分を活性化させ、集中することができます。
具体的な「目標」を立てる
漠然と「目標」を掲げるのではなく、「目的」を達成するためにステップを分け、そのステップ毎に具体的な「目標」を立てた上で取り組むようにします。
決断・実行を早くする
◆94ページ~97ページ◆
そのためには、普段から物事を正確に見る目を鍛えておく必要があります。リーダーは「自分の目を通せば、絶対に間違いがない」というくらいの自信を持っていなければならないのです。イメージで物事をつかんだり、アバウトに把握するクセのある人は、正確さに掛ける傾向があります。たとえば人の話を注意深く聞いたり、最後まで詰めたりせずに、何となくアバウトに「ああ、知ってる」「分かった、分かった」といってしまう人は気をつけてください。第一章でも説明したように、人間の脳には間違う仕組みがあります。入ってきた情報に応じて脳の神経細胞がコードパターンをつくり、記憶として保存しますが、アバウトに情報を聞いている人は正確なコードパターンをつくることができません。その結果、少しくらい情報が違っていても、正しいものとして判断してしまうことがあります。
物事を正確に見る目を鍛える
自分はアバウトに把握するタイプです。
これからは「人の話を注意深く聞く」「物事を最後まで詰める」ようにします。
空間認知能を鍛えている
◆113ページ~121ページ◆
空間認知能が優れているかどうかは、字を書いてみてもらうとすぐわかります。ミミズがのたくったような字を書く人は、たいてい方向感覚も鈍い人です。方向感覚に自信がないという人は、空間認知能が鍛えられていない状態ですので、まずは今日から文字をきちんと書く「正確書字」の習慣を身につけましょう。「正確書字」は、空間認知能を高める上で大変効果的です。上手な字が書けなくてもかまいません。きちんとした字を書くことが大切なのです。特に漢字を書く時は、角と角をきっちりとつけるよう心がけてください。
空間認知能を鍛える
そのために文字をきちんと書く「正確書字」の習慣を心がけます。
特に漢字を書く時は、角と角をきっちりとつけるようにします。
取り入れたい習慣
今後取り入れたい習慣は以下の3点です。
1) 具体的な「目標」を立てること。
2) 物事を正確に見る目を鍛えること。
3) 空間認知能を鍛えること。
やっちゃえ!オッサン!おっさん は「まだまだ、やりますよ!」。
そしてあなたも「まだまだ、やれますよ!」。いっしょにがんばりましょう!!
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。また遊びにきてください。
よろしくお願いいたします。