四十路の選択

タイトルは『鷹の選択』にならって『四十路の選択』としました。

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【へそ道】「へそ」で生きる方法が学べます。

 

今回の読書メモは『へそ道』です。

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本書を手にした理由は「へそ」で生きることを学びたいと考えたからです。

「へそ道」とは、今ここに生きていることを実感し、喜びをもって生きられるようになる具体的な実践方法です。

「へそ」で生きるとは、目に見えることで自分を判断するのではなく、天からいただいた自分の存在=Beingを本質として、それを磨きながら生きることが土台となっています。

「へそ」で生き始めると、ジブンン人生の価値は、「何を成すか」だけではなく、どのように「在る」か、そしてどのような「在り方」で「事を成していくか」になっていきます。

  

著者 

へそ道 宇宙を見つめる 使命を見つける

へそ道 宇宙を見つめる 使命を見つける

 

ファッションデザイナーを経て、アロマセラピスト、大手企業の外部講師として活動されます。

その後、映画「1/4の奇跡~本当のことだから~」(2007年)で映画監督デビューします。

現在は、自ら考案した「へそ道」のワークショップを主宰し、国内外にて精力的に活動を続けられています。

 

目次

【第1章】本来の自分とつながり直す道

【第2章】「なんとなくの世界」を知る

【第3章】「へそ」で生きる

【第4章】へそと自己受容 ~自分を受け入れる大切さ~

 

ここからは、本書でフセンをつけた箇所をまとめておきます。

 

「思いの切り替え」でもとの姿に近づいていく

◆91ページ~93ページ◆

「思いの切り替え」とは、自分に起こるすべてのことは、自分がみたまどおり生きるための天の仕込みなのだととらえていくことです。私たちは、ややもすれば自分の知識やわずかな限りある経験、考え、感情で、苦しんだり、怒ったり、物事の良し悪しを判断してしまいがちです。そうではなくて、喜んで生きるようにと思いを切り替えていくことで、「天意」(天の意志)に近づいていくことができると考えられています。天は、すべてのものの存在を否定などせず、ありのまま、あるがまますべてを認めています。ですから、「天意」とは、すべてを良し悪しで判断せず、ありのままのすべてを喜んで生きることをいいます。喜んで生きているのが「みたま」本来の姿なので、もとの姿に近づきなさいということなのですね。天意に沿うには「無理して喜べ」とも言われています。そうでもしないと人間はどんどん天から離れ、自分の想いを優先し、苦しんでしまうからです。

 

自分の「みたま」どおり生きる

物事の良し悪しを判断せず、自分に起こる全てのことを喜んで生きるようにします。

天意に沿うために、すべてのものの存在を否定せず、ありのまま、あるがまま、すべてを認めて生きていきます。

具体的には、何があっても無理して喜ぶようにします。

 

わき上がってくる想いを認めていくことが大切

◆138ページ~141ページ◆

「へそ」どおり生きようと思っても出てくるそれ以外のどんな思いも「あ~こんな気持ちを持っているんだなぁ」と軽やかに認めていくことです。

「怖いと思っています。ごめんなさい」

「それに気づけました。ありがとうございます」

「できないと思っている自分がいます。ごめんなさい」

感じたままの感情を受け止め、「お詫びとお礼」をしてみるのです。その思いをもっている自分を責めたり、否定したりせず、「こんな思いをもっています」「こんなものに気づけました」と自分の「へそ」に伝えて自覚するだけでいいのです。「へそ」にお詫びをしているわけですから、私たちがこれをする場合、絶大なる信頼をもった親が、私たちのこの自己流の思いをいつでも許してくださる、そう思うとやりやすいかもしれません。

  

自分の「へそ」にお詫びを伝えて自覚する

「怖いと思っています。ごめんなさい」

「できないと思っている自分がいます。ごめんなさい」

自分の感じたままの感情を受け止め、「へそ」にお詫びして、「へそ」どおりに生きます。

 

「下座」が教えてくれる謙虚な心の大切さ

◆154ページ~157ページ◆

哲学者として、また教育者として、故人となった今でも多くの人々から慕われている森信三先生は、「修身教授録」という著書の中で「下座行」のことを、このように記されています。

<「下座行」とは、自分を人よりも一段と低い位置に身を置くことです。しかもそれが「行」と言われる以上、その地位に安んじて、わが身の修養に励むことを言うのです。そしてそれによって、自分の傲慢心が打ち砕かれるわけです。すなわち、身はその人の実力以下の地位にありながら、これに対して不平不満の色を人に示さず、まじめにその仕事に精励する態度をいうわけです。これを「下座を行ずる」というわけです。>「思い上がらず、下座に徹して生きる時、天が君を助けてくれる」と書かれている森先生は、「下座行」のことを「人間を鍛えていく土台」だともおっしゃっています。

  

下座行に取り組む

自分の場合、上から目線になりがちです。

そこで「下座行」に取り組みます。

人よりも一段と低い位置に身を置き、修養に励みます。

 

取り入れたい習慣

今後取り入れたい習慣は以下の3点です。

1) 自分の「みたま」どおり生きること。

2) 自分の「へそ」にお詫びを伝えて自覚すること。

3) 下座行に取り組むこと。

 

やっちゃえ!オッサン!おっさん は「まだまだ、やりますよ!」。

そしてあなたも「まだまだ、やれますよ!」。いっしょにがんばりましょう!!

                       

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。また遊びにきてください。

よろしくお願いいたします。