【ブレない自分をつくる「古典」読書術】古典の読み方が学べます。
今回の読書メモは『ブレない自分をつくる「古典」読書術』です。
本書を手にした「古典」を読む際のヒントを得たいと考えたからです。
ビジネス書は、目の前にある一つひとつの課題を解決することができます。
ビジネス書は対処療法です。
古典は、ありとあらゆる課題の根本をまとめて一気に解決することができます。
古典は体質改善療法です。
だから古典を読むと、「ブレない自分をつくる」ことができます。
自分の中に確固としたゆるぎない太い芯ができ、悩みや苦しみを前にしても、自分がどう行動すべきか迷わなくなるのです。
古典を読むことによる7つの変化
1.小さな徳を積めるようになった
2.ダメな自分を好きになること(自己受容)ができるようになった
3.今あるものに感謝できるようになった
4.素直に即実行できるようになった
5.苦しい運命を受け容れられるようになった
6.他者からの評価が気にならなくなった
7.生まれた理由「神様からの封書」を空けることができた
著者
著者は、一般社団法人人間塾、一般社団法人日本コンセンサスビルディング協会の代表理事、および株式会社小倉広事務所代表取締役の方です。
組織人事コンサルタント、アドラー派の心理カウンセラーの講師として活躍されています。
大学卒業後、株式会社リクルート入社し、企画室、編集部、組織人事コンサルティング室課長など主に企画畑で11年半を過ごします。
その後、ソースネクスト株式会社の常務取締役、コンサルティング会社代表取締役などを経て現職に就かれます。
目次
【第1章】なぜ古典を読むとブレなくなるのか
【第2章】古典の読み方
【第3章】古典を読むと人生は変わる
ここからは、本書でフセンをつけた箇所をまとめておきます。
人はなぜ、悩むのか
◆48ページ~53ページ◆
私たちはなぜ悩み、苦しむのか?古典を読んだ今ならはっきりとわかります。ほとんどの悩みは人間力が足りないから起こるのです。イエローハットの創業者である鍵山秀三郎さんはこうおっしゃっています。「悩みが尽きないのは自分のことばかり考えているからだ」またオーストラリア出身の心理学者アルフレッド・アドラーはこう言っています。「人の目が気になってばかりいる人は自分のことしか考えていない人だ」
他人のことを考える
「悩みが尽きないのは自分のことばかり考えているからだ」
「人の目が気になってばかりいる人は自分のことしか考えていない人だ」
これからは人と比べることをやめ、他人のことを考えるようにします。
心を鍛えて内なる自信を身につける
◆152ページ~155ページ◆
どうすれば、自分の心を鍛えられるのか。内なる自信を身につけることができるのか。小さな徳を積むことです。小さな徳を積むと自分の中に少しずつエネルギーがたくわえられていきます。人間はエネルギーに満たされると、「自分は正しいことをしている」と確信が持てるようになるのです。そうなれば、たとえ誰に何を言われようとも、反対されるようとも、自信を持って自分が正しいと思う道を進んでいくことができます。小さな徳を積むこととブレないことは一見関係ないように見えて、大いに関係してくるのです。
小さな徳を積む
小さな徳を積むためには、「自分だけが良ければいい」という気持ちを捨てることが必要です。
他人のためになることを考え、実行するようにします。
そして、自分の中に少しずつエネルギーがたくわえられていきます。
素直な人は縁の偉大さを理解している
◆184ページ~186ページ◆
縁というのは摩訶不思議なもの。不思議とは「思議できない」ということです。思議とは考えること。つまり考えられない。考えてもわからない。それこそ神様仏様の世界。それが縁です。縁を大事にするということは、ある意味、合理主義を捨てるということ。思議できない世界ですから、そこに合理性などないわけです。人間力が高い人は、縁を大切にする。人からすすめられたら、その本を読んでみる。そのセミナーに行ってみる、その人に会ってみる。それをやってみる。縁を大事にしてノータイム・ポチで実行するのです。これこそが、まさに「素直に即実行」ということになる。素直に即実行する、ということはすなわち縁を大切にする、ことなのです。
素直に即実行する
縁を大切にする=素直に即実行する。
人にすすめられたことは即実行するようにします。
取り入れたい習慣
今後取り入れたい習慣は以下の3点です。
1) 他人のことを考えること。
2) 小さな徳を積むこと。
3) 素直に即実行すること。
やっちゃえ!オッサン!おっさん は「まだまだ、やりますよ!」。
そしてあなたも「まだまだ、やれますよ!」。いっしょにがんばりましょう!!
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。また遊びにきてください。
よろしくお願いいたします。