四十路の選択

タイトルは『鷹の選択』にならって『四十路の選択』としました。

【スポンサーリンク】



【書く力】書く力を磨くヒントが学べます。

 

今回の読書メモは『書く力』です。 

f:id:WEST81:20180512213228p:plain

本書を手にした理由は文章力を高めるヒントを学びたいと考えたからです。

「わかりやすく切れ味のよい文章の第一人者・池上彰さん」と「読売新聞の一面を下から読ませる当代一のコラムニスト酒内政明さん」は、どのようにして文章を磨いてきたのか、本章には「テーマの決め方」「構成方法」などがまとめられています。 

書く力 私たちはこうして文章を磨いた (朝日新書)

書く力 私たちはこうして文章を磨いた (朝日新書)

 

 

目次

【第1章】構成の秘密

【第2章】本当に伝わる「表現」とは

【第3章】名文でリズムを学ぶ

【第4章】悪文退治

 

ここからは、本書でフセンをつけた箇所をまとめておきます。

 

まずはテーマを決める

◆14ページ~19ページ◆

確かに、読んでいて「あまり面白くないな」と感じてしまう文章は、ほとんどの場合、厳しい言い方のようですが、構成に工夫が足りないなとか、表現力が足りないとかいう以前に、作者自身が「自分はこれから何を書くか」をはっきりとわかっていない。だから、工夫のしようもない、あるいは工夫の仕方がズレている状態におちいっている気がします。とにかく「書くべきこと」をはっきりさせる。それが「自分の書きたいこと」かどうかはさておき、その原稿の中で「書くべきテーマ」を明確にするということですね。そのときに背伸びをしてもいいことはないよ、と。

 

「書くべきテーマ」を明確にする

文章を書く時、「自分はこれから何を書くのか?」と問いかけ、「書くべきテーマ」を明確にします。

 

「身近な話」には魅力がある

◆19ページ~22ページ◆

オリンピックのような多くの人が注目しているものをテーマにして文章を書くとしても、自分の小さな経験から入る。身の回りを描きながら、地球の裏側で行われたオリンピックという大きな話題につなげていく。自分の経験というのは、細かなところまでよく「知っている」わけですから、詳しく書くことができる。つまり、「自分がわかっている、かける話」だということです。最初に池上さんから話があった「興味をそそる話の展開の仕方」ということから考えても、かなり有効な手の一つだと思います。小さな話から入って、大きな話につなげる。こうしたスケールの違う話をつなげることで、文章の展開は読者の予想のつかないものになります。

 

小さな話から入って、大きな話につなげる

自分の身の回りの出来事を書きながら、大きな話につなげていくよう工夫していきます。

 

無駄を恐れない

◆26ページ~31ページ◆

このようにして、「書くべき要素」を、まず書き出してしまう。全体の構想は、自分で書き出したその要素を眺めたり、何度も読み返したりしながら、全体の流れが通るようにしていくというわけです。文章を書くのが苦手という人の多くは、この「要素を書き出す」ということをしていないように思います。だから、テーマ、中身、そして話の流れまで、白紙の状態からすべてを同時に考えなくてはいけなくなってしまっているんですね。もちろんそれでも書ける人もいるのかもしれませんが、普通は難しい。ラクをしようとするのではなく、ちょっと遠回りに感じるかもしれないけれども、「材料を書き出す」ところから始めると、結局は、早く仕上がるように思います。

 

書くべき要素を眺めたり、何度も読み返したりする

書きたいこと、伝えたいことを書き出すことはやっています。

しかし、書くべき要素を眺めたり、何度も読み返したりはあまりやっていませんでした。

全体の流れが通るよう何度も読み返したり、時間をおいて読み返したりします。

 

取り入れたい習慣

今後取り入れたい習慣は以下の3点です。

1) 「書くべきテーマ」を明確にすること。

2) 小さな話から入って、大きな話につなげること。

3) 書くべき要素を眺めたり、何度も読み返したりすること。

 

やっちゃえ!オッサン!おっさん は「まだまだ、やりますよ!」。

そしてあなたも「まだまだ、やれますよ!」。いっしょにがんばりましょう!!

                       

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。また遊びにきてください。

よろしくお願いいたします。