【自分を変える習慣力】習慣化を進める方法が学べます。
今回の読書メモは『自分を変える習慣力』です。
本書を手にした理由はよい習慣を身につけるヒントを学びたいと考えたからです。
本書には習慣化を進める画期的な方法がまとめられています。
潜在意識の特性を理解し、潜在意識の抵抗を受けない状態にし、さらに潜在意識を味方に付けながら、習慣化を進める方法です。
習慣を定着させるためには、まず3週間続けます。
そして、それが3ヶ月続けば、ほぼ習慣となります。
習慣化の最初のフェイズで大事なことは「成果を上げること」ではなく「定着させること」なのです。
著者が伝えたいメッセージ
(1)スイッチとなる習慣を1つ見つけ、それを習慣化することであなたの人生は変わる
(2)潜在意識の特性を理解し、セルフコーチングを応用すれば、習慣を身に付けるのに固い意志は必要ない
(3)良い習慣を身に付けることによって、あなたの脳の力までもが向上していく
著者
著者は人材開発コンサルタント・エグゼクティブコーチです。
大学卒業後、大手広告代理店に入社します。
その後、外資系企業に転身後、リーバイス、ギャップ、バートンなど、世界トップブランドのブランディング業務・ ウェブセールス業務の日本総責任者を務めます。
2005年より講師のキャリアを スタートさせ、その後メンタルコーチとしてのキャリアも加わりクライアントが「最も輝く瞬間を実 現化する」コーチングを実施中です。
目次
【第1章】習慣化へのステップ
【第2章】潜在意識を味方につける
【第3章】頑張らなくていい理由
【第4章】習慣は才能を越える
【第5章】「スイッチとなる習慣」の見つけ方
【第6章】「スイッチとなる習慣」の選択肢
【第7章】人生を根本から変える習慣
ここからは、本書でフセンをつけた箇所をまとめておきます。
姿勢と心の関係
◆155ページ~160ページ◆
ハイパワーポーズと呼ばれる自信のある人がよく取るようなポーズを2分間取ってもらいました。ハイパワーポーズは、立ちながら両手を腰に当てて、仁王立ちをするようなポーズだったり、椅子に浅く腰かけて、踏ん反り返りながら両手を大きく広げるポーズだったりします。いずれも体がしっかり開いていて、視線が自然と上を向くような姿勢です。
ハイパワーポーズを取る
姿勢が心を変えてくれます。
不安になったり、自信がなくなった時は「両手を腰に当てて、仁王立ちする」ハイパワーポーズをとるようにします。
やる気が湧いてくるかもしれません。
積極的なとらえ方をする習慣
◆205ページ~206ページ◆
何か出来事があって、自分の望まない感情がたくさん出てきたら、そのときあなたが持っている信念や価値観が何なのか確かめてみるのです。そして、それが積極的かどうか、次のように確かめてみてください。
・そのとらえ方は、人生をより良くするために積極的か?
・そのとらえ方は、生産的か?
・そのとらえ方をするとき、意識のベクトルは、自分だけに向いているか?
こんな投げかけをしてみると、あなたが持っている信念や価値観の正体がわかります。そして、それを変えた方が得策だと思ったら、次はそれを自分の意志で変えていくこと。
自分の信念や価値観を変えてみる
自分が望まない感情が出てきた時は、
「そのとらえ方は、人生をより良くするために積極的か?」
「そのとらえ方は、生産的か?」
「そのとらえ方をするとき、意識のベクトルは、自分だけに向いているか?」
と自分に問いかけ、感情の裏側にある信念や価値観を探った上で、変えるようにします。
目に見えるものの見方を変える習慣
◆207ページ~212ページ◆
この習慣を付けることは、普段の人間関係にももちろん応用できますし、営業や接客業をされている方には特におすすめです。たとえ目の前のお客さんがしかめ面をしている場合でも、「この人が最高の笑顔を見せる瞬間は、どんな瞬間なんだろう?」と考え、「そのときは、どんな笑顔をされるのだろう?」とイメージし、「そのために私は何ができるだろう?」と考えてみるのです。常にこれを行う習慣が付けば、あなたの対人対応力は格段に上がっていることでしょう。これも、始めるときは、まわりの人全員に対してやるようなことはせず、あまり無理せずできそうな人から始めてみることをおすすめします。
お客様の見方を変えてみる
お客様のことを考える時は、
「この人が最高の笑顔を見せる瞬間は、どんな瞬間なんだろう?」
「そのときは、どんな笑顔をされるのだろう?」
「そのために私は何ができるだろう?」
と自分に問いかけながら考えるようにします。
取り入れたい習慣
今後取り入れたい習慣は以下の3点です。
1) ハイパワーポーズを取ること。
2) 自分の信念や価値観を変えてみること。
3) お客様の見方を変えてみること。
やっちゃえ!オッサン!おっさん は「まだまだ、やりますよ!」。
そしてあなたも「まだまだ、やれますよ!」。いっしょにがんばりましょう!!
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。また遊びにきてください。
よろしくお願いいたします。