【続・志のみ持参】人間を磨く生き方が学べます。
今回の読書メモは『続・志のみ持参』です。
本書を手にした理由は一流の人間になるためのヒントを学びたいと考えたからです。
本書には、著者の人生テーマとも言うべき「青年塾」を設立するとともに、経営者として歩んできた経験などがまとまられています。
著者
著者は大学を卒業し、松下電器産業に入社します。
その後、松下政経塾に転勤し、同塾塾頭、常務理事・副塾長を務めます。
「志の高い国づくり」は、日本人一人ひとりが志の高い生き方をすることから始まるとの考えに立ち、『青年塾』を展開されています。
目次
【1】「大成功者」への道を歩む
【2】日々の生活が教育となる
【3】すべては自分の中にある
【4】「自修自得」と「万事研修」
【5】青年塾と「知恵の人づくり」
ここからは、本書でフセンをつけた箇所をまとめておきます。
生きざまの一流を目指す
◆89ページ~94ページ◆
最高のタイミングで、本当にグサッと一言、胸に突き刺さる言葉に出会いました。それは「致知」の中に書かれていた、私の尊敬する三浦綾子さんの言葉でありました。たった一行の見出しです。何と書いてあったか。「一流の人間は決して弁解しない」。これほどきつ い言葉はなかったですね。「一流の人間は決して弁解しない」という一言ほど、そのときの私の胸に突き刺さった言葉はありませんでした。
一流の人間は決して弁解しない
さすがに一流の人間はちがいます。
何があっても弁解しない腰の据わった人物を目指します。
そのためにもブレない軸を育てるよう取り組みます。
また、一流の生き方として、こうも思うのです。「自分の身にふりかかるすべては自分のまいた種だ」と。そう思えるかどうかも一流の条件です。どうしても我々は他人に責任を押しつけがちです。「私は悪くない」と。だけども、一流の人物というのは、「うん、私の不徳の致すところだ」というふうに自己責任を感じられるわけです。
一流の人間は自己責任を感じられる
「自分の身にふりかかるすべては自分のまいた種だ」。
こう感じることで自分自身の問題点を把握し、改善に取り組めます。
この取り組みが一流の人間へと導いてくれるのでしょう。
身に染めてこそ知恵が生まれる
◆181ページ~192ページ◆
私はこれが「流汗悟道」だと思ったのです。自分で体験してみて、何がわかるのか?他人の苦労がわかるのです。自分で経験してみて始めて、人の苦労がわかる。人の苦労がわかって初めて、他人に対する思いやりの心が持てるのです。私は、知恵というものはそういうものではないかと思いました。自分で苦労して苦労して、そして苦労することによって他人の苦労がわかる。他人の苦労がわかることによって初めて、他人に対して思いやりの心を持つことができる。それが「流汗悟道」の考え方であり、知恵の教育の基本ではないかと思ったのです。
まずは自分で苦労してみる
自分で苦労することによって他人の苦労がわかります。
他人の苦労がわかることによって他人に対して思いやりの心を持つことができます。
これが本当のやさしさなのでしょう。
もっともっと苦労を経験するようにします。
取り入れたい習慣
今後取り入れたい習慣は以下の3点です。
1) 一流の人間は決して弁解しない。
2) 一流の人間は自己責任を感じられる。
3) まずは自分で苦労してみること。
やっちゃえ!オッサン!おっさん は「まだまだ、やりますよ!」。
そしてあなたも「まだまだ、やれますよ!」。いっしょにがんばりましょう!!
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。また遊びにきてください。
よろしくお願いいたします。