四十路の選択

タイトルは『鷹の選択』にならって『四十路の選択』としました。

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【生きがいのマネジメント】挑戦し続けることの価値を再確認できます。

 

今回の読書メモは『生きがいのマネジメント』です。

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本書を手にした理由は「生きがい」について学びたいと考えたからです。

「生きがい」をもって生きるための法則は「理想+奉仕×情熱=使命」です。

本書には、くじけそうになる自分を奮い立たせ、挑戦し続けることの価値を再確認させてくれるヒントがまとめられています。

 

著者 

生きがいのマネジメント―癒しあい、活かしあう生き方へ

生きがいのマネジメント―癒しあい、活かしあう生き方へ

 

著者は人間の価値観や「生きがい」について研究する経営心理学者の方です。

1990年より国立福島大学経済学部企業経営課程の助教授として、「人事管理論」を担当されます。

各地の医療・福祉・教育機関からの依頼に応じ、無償のボランティア&チャリティ活動として、「人生の意味や価値」に関する講演を続けています。

120名を超える全国的な医師・看護婦の研究会である「生きがいメディカル・ネットワーク」の顧問も務め、その著書や講演ビデオを医療ツールとして活用している病院も多いそうです。

 

ここからは、本書でフセンをつけた箇所をまとめておきます。

 

人生は自分に何を期待しているか

◆139ページ~142ページ◆

つまり、「自分が人生に対して何を期待することができるのか」と考えること自体が誤りであり、その逆に、「人生は、自分に対して何を(どのような人物になることを)期待しているのだろうか」と、自問することこそが正しいというわけです。このような発想が、私たちの心の真ん中で待っている何かに、火をつけてくれるのでしょう。

 

人生を主語にして自問する

これからは「人生は、自分に対して何を(どのような人物になることを)期待しているのだろうか?」と人生を主語にして、自問するようにします。

 

心配事の扱い方

◆190ページ~192ページ◆

まず、「自分は何を心配しているのだろう」と自問し、次に、「それは自分の力でどうにかできる問題だろうか」と考えます。もしも、「いや、自分の力ではどうにもならない」と感じたら、その時点で、一刻も早くそんな問題について心配するのはストップし、自分の心を破滅から守らなければなりません。もしも、「自分の力で、どうにかできそうだ」と感  じたならば、何をすることができるのかを書き出してみます。次に、書き出した「自分の力でできること」のリストを眺め、「今すぐにできることがあるだろうか」と考えてみます。もしも、「いや、今すぐにできることなどない」とわかったら、「いつ、どのようにしてならばできそうなのか」を一応予定してみたうえで、とりあえず今はその問題について心配するのはストップし、自分の心を破滅から守らなければなりません。また、もしも、「今すぐにできることがある」とわかったならば、さっそくやってみて、そのうえで「もう、これ以上、今できることはなくなったのだから」と考え、その問題について心配するのはストップし、自分の心を破滅から守ることが大切です。

 

自分の心を破滅から守る

自分の心を破壊から守るために「自分の力ではどうにもできない」「今すぐにできることはない」と分かった時点で心配するのをやめます。

 

人間関係をとく「鍵」

◆233ページ~236ページ◆

「この人を愛そう」と決心することは、「期待が与えてもくれなくても、自分は相手に与え続けよう」と決めることであり、「今後、この人との関係において、絶対に損得勘定はしない」と自分に約束することを意味します。損得勘定から解放されてしまうと、もう絶対に「自分が損をしている」という嫌な感情を持つことはなくなるため、人間にとってこれほど安心できて、楽になることはありません。

 

自分を損得勘定から解放する

年を取ってくるにつれ、だんだんと損得勘定は薄れてきたように感じます。

それでもゼロではありません。

確かに家族に対して損得勘定が働くことはないですね。

これからは人と接する時「この人を愛そう」と決心するようにします。

 

取り入れたい習慣

今後取り入れたい習慣は以下の3点です。

1) 人生を主語にして自問すること。

2) 自分の心を破滅から守ること。

3) 自分を損得勘定から解放すること。

 

やっちゃえ!オッサン!おっさん は「まだまだ、やりますよ!」。

そしてあなたも「まだまだ、やれますよ!」。いっしょにがんばりましょう!!

                       

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。また遊びにきてください。

よろしくお願いいたします。