【大金持ちの教科書】お金儲けの秘訣が学べます。
今回の読書メモは『大金持ちの教科書』です。
本書を手にした理由は、さらに大金持ちになるためのヒントを学びたいと考えたからです。
「ある程度の水準までであれば、お金儲けは必ずしも才能に依存するものではない。」
「富裕層の入り口である1億円から2億円程度の資産であれば、特別な才能がなくても作ることは可能である。」と著者はいいます。
本書には、お金持ちになるための「普遍的な考え方」「時代を見る目の養い方」についてまとめられています。
著者
著者は投資家です。
大学卒業後、出版社記者を経て、投資ファンド運用会社に転職します。
2000年にコンサルタントとして独立し、企業に対する経営コンサルティング、ITコンサルティング、資産運用アドバイス等を行うようになります。
現在は億単位の投資を行う投資家でもあります。
目次
【I】お金持ちになる方法には、どのようなものがあるか?
【II】「お金持ちになりやすい時代」はあるのか?
【III】お金持ちになる能力とは?
【IV】お金持ちに必要なメンタリティとは?
【V】お金持ちとイノベーションの関係
【VI】これからの日本でどう稼ぐか?
ここからは、本書でフセンをつけた箇所をまとめておきます。
お金儲けは才能なのか?
◆84ページ~88ページ◆
つまり、野心的に事業を行ったり、リスクを取ったりするのは「動物的」な行動ではなく、実は非常に「人間的」な行動なのだ。お金持ちになるためには、こうした人間的な行動が不可欠である。ケインズはそれをわかりやすく説明するために、あえて動物にたとえて「アニマルスピリット」と呼んだのだろう。では強い者にこびて、弱い者をいじめるという「動物的」な感覚では、なぜお金持ちになれないのだろうか?答えは簡単である。お金をたくさん持っているのは強い者であり、強い者から奪わないと大きなお金を稼げないからである。弱者をいじめて利益を上げるビジネスもたしかに存在する。先に述べたように、ブラック企業はまさにその典型かもしれない。だが現実問題として、彼らから搾取できる金額はごくわずかだ。よほど大量の弱者から搾取しない限りは大きなお金にはならない。弱者をいじめるビジネスが社会的評価を得られないのは、倫理的、道徳的な面だけでなく、そもそも大きなお金になりにくいという経済的側面もあるのだ。その点、強い相手は豊富な資金を持っている。大きな利益を勝ち取るには、こうした強い相手との勝負が必要であり、それを支えるのが「野心」ということになる。
強い相手と勝負する
営業の世界では「訪問しやすい顧客」ではなく、「訪問しにくい顧客」へ足を運ぶよう教えられます。
これも弱い相手(訪問しやすいところ)ではなく、強い相手(訪問しにくいところ)を訪問することで大きなお金になるということなのでしょう。
「野心」を持って強い相手と勝負するようにします。
お金に関する刷り込みが、あなたをお金から遠ざける
◆132ページ~138ページ◆
マスメディアで流される情報は最初から結論が決まっている。コンテンツを制作する人は、その結論に対して辻褄が合うよう、各論を編集していくのである。コンテンツ制作責任者の部下に対する口癖は「もっとわかりやすく、単純化して!」である。マアスメディアの情報から真実を知りたければ、コンテンツの制作過程を遡り、もともとの素材は何だったのかを想像する作業が必要となる。これができるようになると、テレビの前に座っているだけで、あたかも取材したスタッフと同じように、一次情報を手にすることができるのだ。
コンテンツの制作過程を遡る
自分はマスメディアで流される情報を鵜呑みにしてしまいます。
これからはマスメディアで流される情報に対しては、そのコンテンツの制作過程を想像しながら受け入れることで一次情報を手にする力を鍛えます。
人より半歩先を行くことの難しさ
◆162ページ~167ページ◆
お金持ちの人とそうでない人とでは、イノベーションに対する意識はかなり異なっている。お金持ちの人はイノベーションを目の前にしたとき、好き嫌いという感情よりも、好奇心のほうが優先する。しかし、お金持ちになれない人は、好奇心よりも好き嫌いのほうが優先してしまう。結局、周辺の多くの人が使うようになってから、それを受け入れるため、常に負け戦となってしまうのだ。お金持ちになりたければ、まずはイノベーションに対して積極的になる必要がある。
イノベーションに対して積極的になる
自分は、イノベーションに対して積極的に利用することをしていませんでした。
特に最近は誰かに教えてもらいながら利用する派でした。
これからは好奇心を持って利用するようにします。
取り入れたい習慣
今後取り入れたい習慣は以下の3点です。
1) 強い相手と勝負すること。
2) コンテンツの制作過程を遡ること。
3) イノベーションに対して積極的になること。
やっちゃえ!オッサン!おっさん は「まだまだ、やりますよ!」。
そしてあなたも「まだまだ、やれますよ!」。いっしょにがんばりましょう!!
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。また遊びにきてください。
よろしくお願いいたします。